【映画】PERFECT DAYS
【鑑賞メモ / ネタバレあり】
毎日の繰り返しの中に起きるちょっとした変化。その変化を見つけ、愉しみつつも、自分の役割はしっかり果たす。それが、最後の笑顔&涙に繫がる。ココロが洗われたような気持ちになりました。
「ホントにトイレ掃除やってるの?」住む世界の違う妹ですが、その後、兄を認めたように見えました。さりげないけど、和解のシーンだったんだろうな。
登場人物が豪華でしたね。石川さゆりさんに、三浦友和さん、田中みんさん、物語に厚みを加えました。のみならず、ちょいちょいびっくり人物が登場してました。「あれ、研ナオコさんだよね?」って具合で、役者さんをみつける楽しみもあります。
鑑賞後の帰り道、すれ違うすべての人が、特別な存在に思えました。そんな気持ちにさせてくれる作品でした。
きっと平山さんは、トイレ掃除の仕事しか出来ない人ではなく、敢えて選んだ人なんだろうなと思いました。自分の人生に集中するために。良い意味で人目を気にせず、何かを全うする平山さんはかっこよかったです。
そして「木漏れ日」が美しかったです。
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