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いまこそ立ち上がれ!セラピストたちよ!

長年の店舗経営のノウハウを活かし、(逆に)店舗を必要としないWebサービスをローンチしたのは、ちょうど1ヵ月前。
店舗を必要とせず、セラピスト自身で価格を設定し、好きな時間に出張サービスを行うポータルサイト「みんなのせいたい」を立ち上げたのは、奇しくもコロナ禍で自粛要請がでる直前でした。

コロナ禍での「緊急事態宣言」により、いま、店舗事業者は苦境に立たされています。僕の経営する整体サロンも休業中で耐えています。
ある日、仲の良かった整体サロン経営者仲間から、事業撤退の連絡を受けました。身近な仲間にも、確実に襲い掛かっているコロナ禍・・・。正直ショックでした。

真剣に、整体サロンの今後と、そこで働く方々の今後について考えました。この苦境をみんなで乗り越えたい!そんな思いをnoteに綴ります。

整体サロンでは、いま、何が起こっているのか?

国からの「緊急事態宣言」を受け、東京都は店舗事業者に対して「休業要請」を出しています。東京都に限らず、多くの自治体で休業要請が出されました。東京都を例にすると、休業要請は4月15日に発表されましたが、当時、整体業は要請対象ではありませんでした。
事態が一変したのは1週間後の22日。整体業についても追加で休業要請がされました。しかし、肝心の「感染拡大予防協力金」は16日から休業していた店舗に限られるということで、多くの整体サロンは休業決定が遅れたため協力金給付の対象から外れてしまったのです。
しかも、この頃を境に、お客様は激減。売上がないまま固定費など赤字が垂れ流される状況へと突入しました。

仮に、事業撤退を決めたとしても、撤退費用が莫大で身動き取れない事業者も多く居ます。なぜなら、一般的には賃貸借契約は6カ月前告知なので、その期間中の空家賃、撤去費用など、店舗を閉めるにも費用の捻出が叶わないのです。

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行き場の無いセラピストたち

もともと、整体サロンで働いている方々の多くは「業務委託契約」で働いています。また、個人店舗でフリーランスとして働いている方も多くいらっしゃいます。ボディケア業界で働いている方の90%以上が業務委託・フリーランスなのです。つまりは、正社員のように休業中の賃金の補償はありません。
「緊急事態宣言」が解除されても、明るい未来は約束されません。店舗経営者の多くは店舗事業から撤退しているでしょう・・・業務委託・フリーランスであるセラピストたちの受け皿は激減するのです。店舗に居れば集客ができて稼げる、という時代は終焉を迎えています。

いまこそ!事業主として立ち上がれ!

いまの時代、IT業界をはじめ様々な業界でフリーランスが活躍しています。まさに「個の時代」の到来!
どこかに属することなく、自らの技術や知識を提供することで生計を立てることが可能な時代です。セラピストの多くは、このフリーランスなのですから、同じように生計を立てることは出来るはずです。
また、自粛が続こうが社会情勢が変わろうが、日本人の「痛み」についての悩みは尽きません。日本の社会では整体のニーズは間違いなく増えていきます。

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それでは、いまセラピストに足りないものは??

個の時代が到来しているにもかかわらず、生計を立てることが難しいセラピスト・・・何が足りないのでしょう?
それはズバリ、「集客力」です!いままで広告や店舗経営者任せにしていた集客を、自らの力でやるのです。SNSやWeb媒体を通して、技術や知識をアピールし、自分の「ファン」になってくれる顧客を獲得することです。
ITリテラシーがないとか、SNSの更新が面倒だとかいう方も、生き残るためには自己改革に取り組まなければなりません。

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「みんなのせいたい」はセラピストたちの受け皿でありたい!

私はこのボディケア業界の業界革新に取り組むべく「みんなのせいたい」をつくりました。目指すのは、ボディケア業界版の「ランサーズ」や「クラウドワークス」です。
コロナ禍の余波は大きく、永く、続きます。いままでの価値観が大きく転換するでしょう。
いままで当たり前だった店舗での施術から、リスクの少ない出張施術に切り替えられる方も多くなります。出張サービスを使えば、これまでサービスを受けることが難しかった高齢者や、産前産後のママ、多忙を極めるビジネスマンなども施術を受けられるようになります。
店舗を必要とせず、セラピスト自身で価格を設定し、好きな時間に出張サービスを行うポータルサイト「みんなのせいたい」は、セラピストたちの受け皿になり得ると確信しています。

「みんなのせいたい」は、「事業家」を目指すセラピストと「日本の健康」を、こころから応援しています。


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