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社労士事務所の名称などを決めたこと
今回は、勤務先の退職が決まったあとの社会保険労務士会に開業登録の申請をするまでのことをまとめました。
具体的には、開業に際し事務所名と場所と電話番号を決めるために私が検討したことについて記事にしました。
参考にしていただけることがあれば幸いです。
事務所名と場所
退職後、健康保険の切り替え手続きと同時進行で、社会保険労務士の開業登録の申請準備をしました。
当然ですが、開業登録の申請に際して、なにはともあれ事務所名を決めなければ始まりません。
事務所名については数か月前から考えていたのですが、なかなか決められずにいました。
自分なりに調べたところ、社会保険労務士事務所の名称については、他の士業と比べると規制が緩やかなようでした。
そのことが逆に作用していろんな名前を考えてしまいました。
たとえば音の響きがいいカッコイイ外国語を使うとか、地名や地域名を使うか、自分の姓名を使うか、カタカナにするかひらがなにするかなどです。
具体的にノートに書きだして、ロゴをつくる場合のイメージなど思い浮かべていました。
ネットで検索すると、思いつく事務所名はすでに実在していることが多く、時間がかかってしまいました。
一番多いのは、自分の苗字を入れた「○○社会保険労務士事務所」か「社会保険労務士○○事務所」といったところでしょうか。
「社会保険労務士」を「社労士」に短縮するパターンもありますね。
目標の2022年8月1日付で開業登録するには、日程的に約2週間しかありませんでしたので、結局最後はオーソドックスな事務所名に決めました。
同時に、事務所の場所(形態)についても検討しました。
個室やシェアオフィスなどの物件を借りるのはどうか?
バーチャルオフィスってどうなの?
売り上げの見込みもない状況では、固定費を抑える必要があると思いました。
結論、まずは自宅開業です。
電話番号
それと、事務所の電話をどうするか検討しました。
具体的には事務所専用の電話番号を決める必要がありました。
専用のスマホを1台購入しようか検討しているうち、固定電話番号を取得できるサービスがあることを知りました。
私が申し込んだのは「03plus」というサービスで、スマートフォンアプリで市外局番が使えるというものです。
費用は、基本料金年払いスタートプランで年額約12,000円でした。
他にも同様のサービスを提供している会社もあるようですので、調べてみるとよいかもしれません。
おわりに
事務所名と住所、新たに取得した電話番号を記載した開業登録の申請書を所属する社会保険労務士会に提出しました。
私の場合は、「その他登録」から「開業登録」への種別変更の登録申請書ということで提出しました。
変更年月日は、2022年(令和4年)8月1日付けでした。
これで「社会保険労務士」を名乗って仕事ができるようになったのです。