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私はフィフティ・アップ世代?

「東京50↑フィフティ・アップBOOK」(編集・発行/東京都福祉保健局)という本によると、「これからの未来」を考える時期にさしかかっている50歳から64歳の方々を「フィフティ・アップ世代」というそうです。

サブタイトルは「これからの夢とライフを考える本」となっています。

数年前にもらったこの本を再度読み返してみました。そして自分の「いままでライフ」を振り返りつつ、「これからライフ」についてあらためて考えてみました。

私は「フィフティ・アップ世代」終盤です

私は現在(2024年)60代前半で、フィフティ・アップ世代の終盤ということになります。

振り返ってみますと、私は日本の高度経済成長期に子ども時代を過ごしました。

小学校に上がるころ家に固定電話が引かれ、カラーテレビが入りました。父親がクルマを買ったのもこの頃でした。

地方の山間部の地域で、夏は今ほど暑くはなかったと思いますが、クーラーは高校卒業するまでありませんでした。

1980年代に大学入学と同時に親元をはなれ上京、卒業して就職したのが1980年代の後半でした。

バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災などを経て、新卒で就職した会社で30年以上勤めました。59歳の時退職し個人事務所を開業、現在はその仕事をやりながら前職とは無関係の会社で契約社員として勤務しています。

その間半世紀以上、世の中は大きく変わり仕事のやり方も働き方もずいぶんと変わりました。

都市銀行の変遷から見た世の中の変化例

さて、世の中の変化の例として銀行の変遷をみてみましょう。

私の学生時代(1980年代)、都市銀行といわれる銀行が13行ありました。ハートのマークの銀行とかありましたね。

第一勧業

富士

三井

太陽神戸

住友

三菱

東京

三和

東海

埼玉

協和

大和

北海道拓殖

その後の変遷(1990年~

三井+太陽神戸→太陽神戸三井(1990年)→さくら(1992年)

住友+さくら→三井住友(2001年)

第一勧業と富士、日本興行の3行が統合し「みずほホールディングス」発足(2000年)

三菱+東京→東京三菱(1996年)

三和+東海→UFJ(2002年)

東京三菱+UFJ→三菱東京UFJ(2006年)→三菱UFJ(2018年)

埼玉+協和→協和埼玉(1991年)→あさひ(1992年)

大和+あさひ→りそな(2003年)・埼玉りそな(2003年)

北海道拓殖(破綻/1997年)

現在(2024年

三菱UFJ

三井住友

みずほ

りそな埼玉りそな

本当に目まぐるしく変わりましたね。

昔と今のライフスタイル

1980年代、私が社会人になった頃の定年後のライフスタイルは、「悠々自適」に余生を楽しむといったイメージだったと思います。

今の時代はどうでしょうか?

「人生100年時代」といわれるようになりました。人生への発想の転換が必要だということです。

これまでの人生は「教育/仕事/引退」という3つのステージで考えられていました。

しかし、いまの長寿社会では、学び直しや新たなチャレンジを何度してもいいマルチステージの考え方を取り入れて、仕事・学び・遊びのバランスをとり、自分らしい人生を歩むことが重要になるということです。

自分の「これからライフ」について

さて、自分の「これからライフ」についてですが、経済的な面を考えると、現実的にはまだ引退は想定できません。

まず心身の健康を保ち、できるだけ長く働くことを前提に、これからの夢とライフを考えていきたいと思います。

この本の14~15ページの『チャートで診断!自分にぴったりの「これからライフ」』をやってみました。

参照:東京50↑フィフティ・アップブックhttps://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/tokyo50upbook/resources/pdf/part1.pdf

結果は4つのタイプに分かれます。

[Aタイプ=社交派、Bタイプ=のんびり派、Cタイプ=アクティブ派、Dタイプ=独立独歩派

私は、Dタイプ独立独歩派になりました。

独立独歩派!そういえば、中学生のときの部活選びで、団体競技のスポーツより個人種目の多い陸上競技部を選択したことを思いだしました。ただ、リレーのように団体(チーム)の力で結果がでる種目に魅力を感じたことも多々ありました。

今、60歳という節目を超えた年代になり、なんとなく心が揺れ動きます。

今までの経験を活かして、これからの人生をどう充実させていくか、自分の経験をベースにして人の役に立てる仕事にトライしてみようか、などと思ったりもします。

「Never stop dreaming」ということで、夢や希望をもって年齢にとらわれず歩んでいきたいものです。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。


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