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ブランドカンパニーとは何かを考えてみる

当社(株式会社イズアソシエイツ)では、WEBサイトの目立つところに次のようなコピーを入れている。、


日本の中小企業をブランドカンパニーに

会社の個性を輝かせること
社員が仕事に誇りを持つこと
軸がぶれない経営
社長が代替わりしても末永く続く会社

経営者なら誰しも夢見る、会社の理想。
同時に、私たちが「ブランドカンパニー」と呼ぶ会社の姿です。


一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会では、このコピーを一部使う予定だ。未だリリース前だが、「日本の中小企業を1社でも多く、ランドカンパニーに」したいという想いを経営者のみなさんと実現していくために、互いに切磋琢磨し、貢献し合いう場を準備している真っ只中である。

このような中で、突然問いが降ってきた。

そもそも「ブランドカンパニー」って何なのか?

ということで、「ブランドカンパニー」とは何なのかの問いを答えるために、思考のトレーニングのつもりで、言語化にチャンレンジしてみた。

まず、大まかな定義のようなものとして考えてみた。

「ブランドカンパニー」とは、ブランディングで社会課題解決と企業価値の向上を目指し、ブランド・ビジョンを掲げ、組織に浸透し続けることでブランドの耐久性を保つサステナブル経営を目指す企業のことである。

次に、あえて3つに分けて言語化してみた。

ブランドカンパニーとは?

①ブランディングでCSV経営を実現

CSV経営とは、社会貢献を事業の中で考え、事業活動を通じて社会的な課題を解決し、「社会価値」と「企業価値」を両立させていく経営の在り方である。事業に関連した社会問題の解決に取り組めば、社会と共有できる価値創造として、自社の持っているリソースを活かし、新たなノウハウやスキルを得ることにもつながる。
このように培ったノウハウやスキルは、競争力の源泉となり、最終的には経済的な利益ももたらすことができる。
ブランド・カンパニーとは、このような企業を目指す。

※CSVとは、Creating Shared Valueの略。
「共通価値の創造」という意味で、マイケル・ポーター教授が提唱した概念


②ブランド・ビジョンを組織に浸透し続ける

新しいブランド価値の実現へと組織の変革を遂げる際、ブランド・ビジョンで目指す方向性を示すことで、従業者にワクワクする明るい将来を実感してもらうことができる。
ブランドを中長期的な観点から組織全体に浸透させると同時に、従業者がブランド・ビジョンに共感し、体現できるよう取り組み、挑戦し、変革を進め続けることができれば、従業者と顧客の双方の満足度が向上し、採用にも良い影響を与えることができる。
ブランド・カンパニーとは、このような企業を目指す。

※ブランド・ビジョンとは
将来の顧客が受け取る体験・経験を顧客視点で言語化したもの。


③ブランドの耐久性を保つサスティナブル経営

サスティナブル経営を実現するためには、言行一致の誠実な企業体質の確立と、経営層がサステナビリティに対する確固たる信念持つ必要がある。
先が読めない未知の時代では、ブランド価値が、企業の「らしさ」といった抽象的な世界観を確立することと、想定外の取捨選択の際に示しておく指針を持つことで、ブランドの耐久性をつけることができる。それがブランド・ロイヤリティに大きく寄与することができる。
ブランド・カンパニーとは、このような企業を目指す。

※サスティナブル経営とは
環境や社会との共生を目指すサステナビリティ(持続可能性)な企業経営のこと。


ふぅー。一旦は言語化することはできたけど、思考のトレーニングは、なかなかきついなぁ。

というか、そもそも自分の組織が全然できていない。
でも、一緒に切磋琢磨し、貢献し合いながら、「ブランドカンパニー」を目指しせる場ができたら、やっぱりワクワクするなぁ。

ワクワクするってことは、実現に近づきやすいかもしれない。

でも、たった今、言語化できたばかりなので、少し寝かせてみよう。
数日後に見直すと、また何か気づくことがあるかもしれない。
もしかしたら、同じ思考のトレーニングを何度か繰り返すことになるかもしれない。
しつこくやってみよう。とても大事なことだから。

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