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求人広告営業→転職エージェント→組織人事コンサルタント | 経営学修士

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人・組織の理解を深めるおすすめ書籍13冊

人・組織の理解を深めるおすすめ書籍を紹介します。「実務にすぐ活きる!」というよりも、理論をベースとした学術書がほとんどです。 ジャンルとしては経営組織論、組織行動論、人的資源管理論、行動意思決定論と分けてみました。気分で追記更新します。 紹介にあたって、簡単なレビューと難易度を★で表してみました。難易度の基準としては ★:初学者向け。学部生や社会人1~3年目でも理解できるレベル。 ★★:基礎はある程度理解し、もっと学びを深めたい方向け。 ★★★:難易度高いが、精読するに値

    • MBAは人事コンサルタントの役に立つか

      国内MBAホルダーの人事コンサルタントという立場から、私の実体験を踏まえて「MBAは人事コンサルタントに役に立つか」という点について考えてみます。 結論、「役立つ」と考えています。 MBAでは何を学ぶのか?ご存じの通り、MBAでは経営戦略、人的資源管理、組織行動、ファイナンス、会計、マーケティング、技術経営、アントレプレナーシップ、ゲーム理論、ミクロ経済学、統計といった経営に関する広範な領域を学ぶことができます。私自身、2年間に亘って上記の領域を学び、組織行動領域では修士

      • 転職エージェント(RA)から人事コンサルタントへのキャリアチェンジ体験談

        私は、20代で転職エージェント(以下、RA)を6年間経験し、現在は人事コンサルタントとして、人事制度改定のコンサルティングや従業員サーベイの分析等に従事しています。 ※RA=リクルーティング・アドバイザーの略称。法人営業のことです。 現在、RAをやってらっしゃる方には、 「採用領域に閉じず、広く人事領域全般で顧客の支援をしたい」 「もっと専門性を磨いていきたい」 「将来のキャリアの先行きに不安を感じる」 「数字を追う毎日に飽きた」 というような想いや不満を抱えている方

        • 【読書メモ】『スタートアップのための人事制度の作り方』(金田宏之, 2023)

          こちらの本を読了しました。 著者はクレイア・コンサルティングという組織人事コンサルティングファー出身で、現在は独立してスタートアップ向けに人事制度のコンサルティングをされている方のようです。 こんなに公開していいんだろうかと思うくらい、実践的なナレッジが紹介されていました。スタートアップに限らず制度設計において大切なことが書かれており、とても学びが多かったです。 簡単に内容をまとめました。 スタートアップにおける人事制度の目的根本的なところはスタートアップだろうが、中

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          P-E fitの先行研究まとめ

          本記事では私の修士論文の先行研究パートを一部改変し、P-E fit(Person-Environment fit)という組織行動理論における概念を紹介します。あまり実務家の間では馴染みのない概念だと思いますが、一定の研究がなされている分野です。 P-E fitとは何か P-E fitはEdwards & Shipp (2007) によって個人と人と環境の間の一致・類似性であると定義されています。Lewin (1951 猪股訳1956) は、行動は個人と環境の関数であり、 個

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          【読書メモ】『人事こそ最強の経営戦略─日本型・グローバル人事の教科書』(南和気, 2018)

          こちらの本を読了しました。 タイトルは『人事こそ最強の経営戦略』とありますが、人事と経営戦略の接続を扱った書籍と言うより、副題にある通りグローバル人事についての書籍となります。 グローバル人事の本書における定義は以下です。 実務でグローバル人事を扱ったことはないですが、今後扱う可能性もあるため、備忘録的にまとめます。 3つのグローバル人事のモデルちなみに本書の解説を早稲田大学ビジネススクールの入山先生が巻末に書かれていますが、上記3つのグローバル人事のモデルは経営学に

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          『イノベーションのジレンマ』と資源依存理論

          経営学書としてあまりに有名な『イノベーションのジレンマ』を再読しました。国内外問わず、ほとんどの大企業経営者は間違いなく読んでいることでしょう。そのエッセンスは多くの論文・書籍に引用されており、読んだことがなくても概要は知っている方は多いのではないでしょうか。 著者であるクレイトン・クリステンセンはBCGで戦略コンサルタントとして働き、退職後にハーバードで博士号を取得し、ハーバード・ビジネス・スクールで教鞭をとられていた方です。残念ながら2020年に亡くなられました。 本

          『イノベーションのジレンマ』と資源依存理論

          【読書メモ】『ジョブ型雇用はやわかり』 (マーサージャパン, 2021)

          仕事でジョブ型雇用を取り扱うことになり、さくっと理解できそうなこちらを読んでみました。 編著者は外資系の人事コンサルティングファームであるマーサージャパンです。非常にわかりやすく要点がまとめられていました。文庫なので、値段もお手頃です。備忘録を兼ねて、noteにまとめてみます。(正確に原文を引用しているわけではなく、多少文言は修正しています。) ジョブ型雇用とはなにか第1章でジョブ型雇用の概要についてまとめられていました。以下がポイントとなります。 ジョブ型雇用の基本形

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          キャリア探索行動の先行研究まとめ

          私が修士論文のテーマとしていたキャリア探索行動の先行研究についてまとめました。 キャリア探索行動とは?Stumpf , Colarelli & Hartman (1983) によると、キャリア探索行動とは自分自身や仕事、職業、組織について情報を収集し理解を深めることで仕事世界への移行やその後の適応プロセスに関わりをもつ意図的行動です。さらにStumpf et al. (1983) は情報収集する対象を基にした2つの下位概念として、自己の興味や価値観、これまでの諸経験の探索な

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          自己紹介

          はじめまして、Toshi(@mtstshk)と申します。 大学を卒業後、大手人材サービス会社に入社し、 求人広告の新規開拓営業 ダイレクトリクルーティングサービスのプランナー 転職エージェントの法人営業(RA) と経験してきました。長らく採用の仕事をしてきましたが、もっと人・組織の領域で専門性を広げていきたいと考え、2021年4月に社会人大学院の経営学研究科に入学しました。大学院では組織行動論をメインで専攻し、修士論文を執筆しました。 2022年4月には大学院での学

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