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ALTIS コーチングプログラム vol.2
ALTISのコーチングプログラムを進めている最中ですが、Capater 1 でもある、コーチとしてどのように学びを深めていくかということを紹介していきます。まず、学ぶこととはそもそもなんだっけ?という疑問に立ち返りたいと思います。
まず、ALTISのEducation Program の Directorの Nick Ward が、
学ぶとは、コピーすること + 真似る ことと説明しています。
日本語の語源にもあるように、【学ぶ】 の語源は 【まねぶ】 からきています。
そして、その学ぶとALTISのMentorship Programでは、Steal (盗む)と表現しています。その盗むための、第一局面 Copy コピーする(模倣する)ということが大切だと示しています。
Steal 盗む
Copy + Imitate = Learning
Copy to Steal + Combine
そして、本当に意味の学びは、盗んだものを、自分の中での知識やスキルが自分のものになったときにはじめて、学んだといえると思います。コピーするだけでは自分のものになったとは言えず、その模倣している方の技術や考え方を盗み、それを組み合わせる。その領域にいって学びになったといえると思います。あの誰もが知る画家ピカソもこのように言っています。
Good artist copy, Great artists steal
(優れた芸術家はまねる、偉大な芸術家は盗む)
そして、盗んだスキルを自分の体験を通してやってみる、そして何ができたか、何ができなかったかを振り返ることも大切です。計画して、やってみる、そして振り返る。このサイクルが大切だと言えます。
Plan, Do, Review
自分も最近は、毎日欠かさず続けているジャーナリング。まず、1日を振り返って、何ができたか、何ができなかったか、そして何を改善するか、明日は何をうみだせるか。を考えるようにしています。
そして、この チャプターを読んでいて、ロールモデルを誰に設定するかが大切だなと改めて認識しました。
よく時間を過ごす5人の平均が自分であるという格言があるように、誰を模倣するか、誰の背中を見て感じるか。
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僕は幸いにも、大学や職場のいく先々でロールモデル(メンター)がいました。彼らの実績はもちろんですが、それぞれ活躍する背景にはなぜ活躍しているか。それを肌で学んだことは大きいです。それぞれのスポーツの現場での役職の異なるメンターからは、違った側面からさまざまなこと(本質)を学ばさせてもらいました。
ロールモデル (メンター達)
Dan Pfaff (ALTIS Head Coach)
Stuart Macmillan (ALTIS CEO Sprint Coach )
谷沢順子さん (アリゾナ・ダイアモンドバックス ATC)
RIchie Walker & Ian Giboon (女子7人制 ラグビー日本代表 時代に、同じチームで活動した女子7人制ラグビーのアメリカ代表の HCとストレングスコーチ)
今後、スポーツ界に関わらず、自分がどうなりたいかを考えたときに、そのなりたい自分の業界の最前線で活躍している人の話を聞くことが、僕が学生で今後の進路を考えたときにアメリカの学生時代にやってきたことであり、近道なのではないかと個人的には思っています。
TWOLAPS TC
和田俊明
参考記事 :