1枚の写真から・・・ロールスロイスのオープンカーが似合う男になりたいなぁー
世界最高級の車はロールスロイス・・・と思う人は多いだろう。
私もその一人である。
ロールスロイスは、専属運転手がいて、オーナーは後部座席にゆったり座るものというイメージがあるが、これがオープンカーとなると、一気に趣が変わる。
スポーティな雰囲気が漂い始めるのである。
ある時、目の前にそのロールスロイスのオープンカー(カブリオレ)があった。
ロールスロイスの関係者に、私がイギリスへ行ったときのラリーの話をしてコミュニケーションを図った後、走れるわけではないが、「ちょいと、運転席に座らせてもらえまんかね」と切り出した。
イギリスの話で盛り上がったからか、割と気軽に「どうぞ」と言ってくれた。
座ってみると、なるほど気品を感じる。
しかもオープンカーだから、若さも精悍さも感じる。
しかし、手にしたとしたら・・・と思い、次のようなことも思った。
1・仮にこの車を手にしても、いつ、どんなとき、そして日本の一体どこを走るとピッタリくるのだろう?
2・維持費が大変だろうなぁー
3・仮に手にしても、私がこの車に似合うだろうか?
4・まぁ敢えて言えば、この車がピッタリと合い、そして颯爽と走れるのは、カルフォルニアのビバリーヒルズだろうなぁー
その中で一番強く思ったのは、「この車に似合う男になりたい」であった。
そしたらモテるかなぁ~?
余談だが、ロールスロイスは、飛行機のエンジンも造っている。
少し前で言えば、戦後の国産初旅客機YS-11のエンジンは、ロールスロイスのダート10というターボプロップエンジンだった。
現在、世界の大型旅客機についているエンジンの3大メーカーは、GE (ゼネラルエレクトリック)、P&W(プラット&ホイットニー)、そしてこのRR(ロールスロイス)である。
飛行機に乗った時、私は無意識のうちに、客席から見えるエンジンのマークを見る。すると「おお、今日乗っている飛行機は、ロールスロイスのエンジンか」と思ったりする。
飛行機とか船は、発注するとき、どこのエンジンを積むかは、買い手(航空会社等)が選択出来る。もちろん選択したエンジンにより値段も変わる。
よって、同じ型式の飛行機でも、航空会社によって装着しているエンジンが異なることはよくある。
自動車は大量生産だから、「お客さん、この車にどのエンジンを積んで欲しいですか」とは訊かれない。だから車の世界から考えるとピンと来ないが、船や飛行機は、エンジン選択制が当たり前なのである。
ヨットの場合、日本のヤンマー製エンジンを積んでいると、高く売れる。