粋なことやるねぇ 色変化する酔芙蓉(すいふよう)
何年にもわたり、地元の某会館を利用していたが、ある変化に気付かなかった。
でも数年前の或るとき、「ん? 何か変だぞ 何かおかしい・・・」と思った。
何か雰囲気が違う。ん~ん、何が違うのだろう?
しばらく考えて、ハッと気が付いた。
朝、会館の駐車場に入った時、花壇で観た花は白かった。
夕方、その駐車場から出る時、その花の色はピンクや紅色に変わっていたのである。
えっ、同じ木の花なのに、色が変化するの?・・・ 草花に関心の薄い私は、そんな色変化する花があるとは、数年前まで知らなかった。
花の名前は「酔芙蓉」(すいふよう)である。
会館の事務所に人に話したら、その方も「えっ、そうなの!」と、驚いておられた。
ということは、そのことを知らないのは私だけじゃないんだ、と妙にホッとした。
7月から10月に掛けて咲くこの花は、優しさと、優雅さを持ち合わせたような花だと思う。
色が変化するので、その様子がお酒に酔った顔を連想させことから、「酔芙蓉」(すいふよう)の名前が付いたとのことだ。
この花の花言葉は、色変化する特性から、「心変わり」である。
まぁ、花言葉はともかく、粋な色変化をやり、気を和ませてくれる酔芙蓉さん、今年も綺麗に咲いたねー