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粋なことやるねぇ 色変化する酔芙蓉(すいふよう)

何年にもわたり、地元の某会館を利用していたが、ある変化に気付かなかった。
でも数年前の或るとき、「ん? 何か変だぞ 何かおかしい・・・」と思った。

何か雰囲気が違う。ん~ん、何が違うのだろう? 
しばらく考えて、ハッと気が付いた。

朝、会館の駐車場に入った時、花壇で観た花は白かった。
夕方、その駐車場から出る時、その花の色はピンクや紅色に変わっていたのである。

えっ、同じ木の花なのに、色が変化するの?・・・ 草花に関心の薄い私は、そんな色変化する花があるとは、数年前まで知らなかった。

花の名前は「酔芙蓉」(すいふよう)である。

朝9時頃の酔芙蓉・花は白かった。


午後1時半頃、花は白からピンク色に変化してきた。


朝、白かった花は、夕方にはピンク色に変わった。



会館の事務所に人に話したら、その方も「えっ、そうなの!」と、驚いておられた。
ということは、そのことを知らないのは私だけじゃないんだ、と妙にホッとした。

7月から10月に掛けて咲くこの花は、優しさと、優雅さを持ち合わせたような花だと思う。

色が変化するので、その様子がお酒に酔った顔を連想させことから、「酔芙蓉」(すいふよう)の名前が付いたとのことだ。

この花の花言葉は、色変化する特性から、「心変わり」である。

まぁ、花言葉はともかく、粋な色変化をやり、気を和ませてくれる酔芙蓉さん、今年も綺麗に咲いたねー


#酔芙蓉


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