231025モビリティショー7 非日常への誘い・キャンピングカー
■ キャンピングカー、ヨット、別荘。 貴方なら、どれにする?
生活空間のある非日常を求めるなら、私は3つあると思う。
1・キャンピングカー
2・ヨット
3・別荘
それぞれの利点と、課題がある。
その点を見てみたい。
■ キャンピングカー
キャンピングカーは、陸上の動く生活空間である。
大きなものなら移動ハウスとなり、軽四サイズのものなら気軽に何処へでも行ける。
居住性を求めれば大きなものが良いが、値段も高くなり、取り回しも大変だ。
展示されているマイクロバスサイズのもので約2,500万円~3,000万円。
★キャンピングカーは大きく分けて2つある。
① けん引するタイプ。トレーラータイプともいう。
② 車と一体化したタイプ
けん引タイプは、北米では多いが、日本では少ない。
運転免許も、牽引される車両が750㎏を超えると、牽引免許が必要となる。
けん引タイプは、慣れないとバックが難しい。
利点は、キャンプ場について、後ろだけを切り離し、前の車で買い物等に行けることだ。
一体型タイプは通常の車と同じ感覚で運転できる。
私が思う日本の一番の問題は、キャンピングカーを取り巻くインフラだと思う。
とりわけ雑排水を浄化槽に流す「ダンプ」の普及が望まれる。
アラスカでは、キャンプ場に隣接したガソリンスタンドで簡単にダンプでき、清水も補給できる。そしてその一角にあるスーパーマーケットで食料品を調達できる。焚火をするところも、1台のスペースに1か所ついている。電気も取れる。しかも1泊の料金がとても安い。また機会があれば行ってみたいと思う。
日本も、早くそうなって欲しい。
■ ヨット
海の上の別荘でもあり、海のキャンピングカーともいえる。
こちらは長い歴史があるので、狭い空間の中に実に合理的に配置されている。造りも良い。
今日はあの港、明日はあすこの入り江で投錨しようと、実に気ままな旅ができる。
但し、そのヨットを操船できる熟練した人がいないと危険だ。
しかもキャンピングカーなら運転出来る人が1人いれば良いが、ヨットはクルー(乗組員)がいないと操船が難しい。
小さな船なら一人でも操船可能だが、やはりある程度出来るクルーが最低1人は欲しい。
もちろん、小型船舶免許も必要となる。
私は、仲間数人で、静岡の伊豆から八丈島に往復7日間のクルージングをしたこともあるし、地中海でイタリヤ、フランスの島を約10日間クルージングしたこともある。
ともに快適で、思い出深いクルージングだった。
船にシャワーもあるが、日本なら港に入ると民宿でお金を払い風呂だけ入れてもらう。
地中海の時は、港にコインのシャワーがあるので、それを使った。
港に入ると、船にはキッチンがあるので毎日が船上バーティ。
作るのが面倒な時は、近くのレストランへ食事に行く。
洗濯は港にあるコインランドリーを使うが、チョットしたものなら、バケツでその場で洗う。
■ 別荘
利点は、いつでも気軽に行けて、なんでも置いておける。友達も大勢呼べる。
だが3年位経つと、周りの状況も分かってきて、その場所に飽きて来た時、移動ができない。だから不動産というのですね。
■ 所有するか、レンタルするか
このように見てくると、どれが自分に合うかで考えれば良い。
値段もピンキリで、いろいろある。
また、レンタルという方法もある。
ニュージーランドでヨットを船長付きでレンタルして、クルージングした時も楽しかった。
アラスカで、キャンピングカーを借り、数人で10日程旅した時も楽しかった。
アメリカでコンドミニュアム(別荘的なもの)を借りで、1週間ほどスキーした時も楽しかった。
所有するか、レンタルするかは、あなたの考え方次第だ。
どちらでも可能だし、状況に合わせてその両方を使い分けるのも良い考えだと思う。
さて、あなたならどうする?