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231025モビリティショー5 トラックの進化
トラックは20年前と比べても、見た目はほとんど変わらない。
だが、中身は大きく進化している。
私なんぞは、もう人間が古くなってきているので、トラックの運転席に座ると、ついギヤのチェンジレバーの位置に手を持っていこうとするが、乗り込んだ最新の大型トラックには、チェンジレバーが無い。
その代わりに在るのは、「前進、ニュートラル、後進」の切り替えスイッチだけだ。
したがって、足元のペダルも、アクセルとブレーキの2つしかない。
コンピューターが、アクセルの開度や車速に合わせて、電気的に自動でシフトアップ、シフトダウンをしていく。
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さらには、左折時の巻き込み防止装置も付き始めているし、2025年9月から販売される車両総重量3.5トン以上の新型車には、歩行者対応の衝突被害軽減ブレーキ(AEBS=Advanced Emergency Braking Systemの略称)も装着が義務付けとなる。
昔は、どのメーカーの車でも似たようなものだったから、特別な説明を聞かなくても大体乗れた。
だが今の車は違う。各メーカーは独自の装置を付けてきているし、それが日進月歩でどんどん進化しているから、しっかり説明を聞かないと、何が何だか分からない。
つまり衝突被害軽減ブレーキ、アダプティクコントロールなどの基本的な知識を知ったうえで、自分の乗る車の装備を聞く必要があるということだ。
同一メーカーの同一車種でも、製造が数か月経つと、装備品の性能や操作方法が変わっていることがあるから、必ず聞く必要がある。
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ことわざに「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」というのがあるが、車に関して言えば「聞くは当たり前。聞かぬは、死に直結」となる。
バッテリーごとの素早い取り替え
三菱キャンターのコーナーでは、車両下部にあるバッテリーを、短時間でそっくり取り換えるデモンストレーションをしていた。
電気自動車の欠点は、充電に時間がかかることだが、確かにバッテリーそのものを替えれば、すぐに継続して走れる。
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ステアリング機能付きのトレーラー
トレーラートラックにも、新機構が現れた。
それは、ステアリング機能付きのトレーラーである。
後部4軸(タイヤは16本)が、自分の意志を持っているかのように動くのである。
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さらには自動で作動するようになるとのことだ。
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すると、狭い道路への侵入や、鋭角な曲がり角での旋回、幅寄せなどができる。
そのような需要が、近年高まっているからだ。
私は農機具にも乗るし、大型けん引2種免許も持っているので、このような特殊車両に大変興味がある。
「働く車、頑張れ、ガンバレ」、と応援したい。
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