読書メモ~日経サイエンス2021年1月 ビッグバンを遂げた宇宙像より~
今回は日経サイエンス2021年1月から宇宙の歴史についてです。2021年1月号はScientific Americanの175周年記念ということで、科学観の変遷を取り扱っています。今回はその中で太陽の理解がどのように変わってきたのか、どんな観測や理論がそれを後押ししたのかを見ていきたいと思います。
星や太陽はなぜ光るのか??1800年代後半頃から「恒星はどのように光っているのか」に対する研究が進むようになりました。1860年にキルヒホッフは分光学の方法を用いて太陽の構成元素