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日本のアニメを見て感じた事から現実の人間関係考察(2)



本当に思春期の男の子ってこんな?



私の感覚がおかしいのだろうか?
アニメ等で描かれる思春期の男の子達がこれ程迄に優柔不断であったなら、学校等における社会生活が成り立たないのではないか?

時代は異なるかもしれないが、自身の中高生の頃の事を思い起こしてみても、周りの仲間達も含めて今アニメ等で描かれている思春期の男の子みたいな優柔不断なヤツは居なかった様な気がする。

もっと世渡り上手というか、その場に適した言葉を選んで言う事が出来た筈だ。

思春期=話す勇気が無い。
選ぶ勇気も無いので迷いまくる。
と言うのは制作側の
思春期とはこんなもんだ! と言う勝手な想像の産物なのではないのだろうか?

迷わないと平凡な日常の話で終ってしまうのでそうなっているのだろうが、余りにもご都合主義な脚本だ。

現実世界にも居る責任転嫁型の人


現実にも存在して それなりに存在感を示すのが、
自分の勇気が足りなくて言うべき事が言えないのに、
今の俺には、それを言う資格が無い!
とか
俺の立場では それは言えない!
とか
一見全体を考えて行動している様な態度をアピールする人が居る。
実際は 勇気が足りなくてその事に関わるのから逃げてるだけなのを体よく誤魔化すヘタレなのだが。そんな言い訳が結構通用してしまったりするのも事実だ。

そして それを言う資格が無い 筈だったのだが、陰ではしっかりとコメントしていたりもする。
ここで考え方の中心になるのは、まず最初に
「自分でやる。」
と言う可能性を排除するところから意見陳述が始まる。
「自分ではやらない。」
「あの人がやるべきである。」
「これは自分のやるべきことでは無い。」

等々 自分がやらずに責任から逃げて 他人の責任を追及する立場になる為には何でもする。
「これは自分のやるべきことでは無い。」って言ってる人は、多分あなたは
「一生それをやる立場にはならない。」
と思うけどね。
仕事引退してゆっくり考えてると色々分析出来る様な気がするよね。

伝染するマイナスオーラ


職場で人の上に立つ立場になった人の中で、
部下達と
「会社に対する不満。」
「上司に対する不満。」
「仲間に対する不満。」

等の話題で繋がってしまう人達が一定の割合で存在する。

仕事に対して ポジティブに前を向いた話題で繋がって欲しいものだが、
ポジティブな話をして行くと、いずれ自分がやらなくてはいけない事が出てくる。」
のは必至で、何となくそれを察知するのか、ポジティブな話題よりも、ネガティブな話題の方に参加してくる人が多く居るのも事実だ。

気をつけなくてはいけないのは
マイナスオーラは伝染する。」
と言う事実だ。

1つ マイナスの話題で繋がった人達の話がプラス方向にシフトする事は滅多に無く、
マイナスはマイナスを呼び、ネガティブな方向で結束したグループが出来てしまう。

そんな形で部下達と自分の繋がりを構築してしまうと、誰も仕事に前を向いて取り組まない人に囲まれてしまい、結局
「自分が1番苦労する。」
システムが出来上がってしまう。

普段の会話から ネガティブな話題には参加せずに、ポジティブな話題で盛り上がれる状態を築いて行く努力が必要だと思う。

頑固職人は要らない!



職人の世界に在籍していた期間が長いので、タイトルの様な
頑固職人は要らない!
と言う事を肌で感じる立場に居たと思う。

ものづくりの世界における職人の優劣は、
多分 調理の世界の 一流シェフとアルバイト店長の違いと同じ感覚かも知れない。

同じレシピで調理しても、明らかな違いを見せる事が出来るのが
一流
なのだろう。

ものづくりにおいても、同じ設計で製作しても、明らかな違いを見せる事が出来るのが
一流の職人
である

ただ、ここで気をつけなくてはいけないのは、
これをやるには これしか方法は無い!
とい切ってしまう頑固職人にならない様にしなければいけないと言う事だ。

話を変えるが、私は自分の娘達が中高生であった時 数学の教師達と話が合わなかった。
「答えは合っているけど、式が駄目です」
と言われた時に
「数学って答えを求めるゲームであって、答えに至るアプローチはいくつあってもいいんじゃないの?」
と言ってしまうのである。

入試合格が絶対的目標になってしまっている
現代教育において、
教わった通りの公式を使って、効率よく問題を解いていく事が重要なのは解る。
でも、
「じゃぁ公式忘れたら一文字も書けないで不正解でいいのかい?」
と考えてしまうのだ。

公式が解らなくても答えに至る理解度を持ち合わせていないと、本当の意味での
出来る
にはなれないのではないのか?

職人に話を戻そう。
これをやるには これしか方法は無い!」と言ってしまう頑固職人達に私が感じてしまうのは 私が在籍していた程度のレベルの職人世界では
「これしか方法を見つけられなかった。」
人達であると言う事だ。

これしか無い!理由も
「こうすると上手くいくけど、他の方法だと上手くいかない。」
程度の漠然とした物しか持っていない事が問題だ。

どうして 上手くいくのか?
どうして 上手くいかないのか?
の どうして を考えていないと、発想の拡がりが制限されてしまい
「これしか方法は無い!」
の頑固職人になってしまうのである。

どうして がわかっていないので
他人に教えられないから
要するに自分が理解していないから
「見て覚えるもんだ!」
なんて暴言を吐く様になる。

こんな頑固職人じゃぁ誰も付いてこないよね!

以上 アニメから脱線して 思い付いた事
色々と書いてしまいました。
定年退職引退してから考えると仕事に追われて気が付かなかった事も沢山あった事に気付かされる毎日です。


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