好きなことを「仕事」にするか「趣味」にするかという選択問題
こんにちは、ギターのかがみ(@toshi10068823)です。
先日、こんなツイートをしました。
ちょっと弱気な発言で終わっているツイートですが、これについて書いていきます。
誰にでも好きなことはある
あなたには好きなことはありますか?
バレーボール、音楽鑑賞、チョコレート、犬、ドライブ…私には好きなことがいっぱいあります。
これらの好きなことを楽しむためには、必ずお金が必要になってきます。
そのお金を稼ぐためには、投資家や資産家でもない限り、仕事をしなければなりません。
現在の私の仕事について
今の私の仕事は、メーカーの工場で電気主任技術者という技術職をしています。
現在の私にとって仕事とは、好きなことをするための手段といった位置づけです。
工場での仕事には、好きとか嫌いとかの感情はありません。資格を持っているし、仕事内容や人間関係がまぁまぁ満足できるから続いているといった感覚で働いています。
こんな私ですが、過去には好きなことを仕事にしようとした時期がありました。
好きなことを仕事にしようと考え…
私は本を読んだり文章を書くことが本当に好きでした。
学生の頃は運動があまり得意ではなかったため、図書館で本を読んだり、mixiというSNSの走りみたいなサイトで日記を書くことにハマっていました。
文章を書くということを仕事にしたら、好きなことでお金を稼げて幸せな人生を過ごせるのではないか、そう考えた私は、文筆業について色々と調べました。
そして特許事務所という存在を知りました。
特許事務所は、発明品を特許明細書という書類にして、特許庁に出願するというのがメインの業務内容です。
特許事務所に就職して挫折を経験しました
「私にはこの仕事しかない!」そう息巻いて特許事務所に就職(入所)しました。
しかし、私を待っていたのは厳しい現実でした。
私なんかより理解力が高く文章を書くのがとても早い人、英語ができて英作文がスラスラできる人…本当にハイスペックな人ばかり。
また、特許事務所はメーカーの下請けという位置づけ。お客さんからは期日や仕事のクオリティへの厳しい要求が続きます。
私はそんな環境の中、自分のできなさ、不甲斐なさに耐えられず、三年間勤めたのちに退職(退所)することになりました。
好きなことで失敗するのは、本当にメンタルダメージが大きくて、そのあと一年間は働くことすらできずにニートになりました。
ニート期間では、一文字も文章を書けないし、本を読んでもまったく頭に入ってこないという現象に悩まされました。
ホリエモンはこういうけれど…
ホリエモンは好きなことを仕事にしろと頻繁に主張しています。
私も昔はホリエモン信者だったので、この主張には同意でした。好きなことを仕事にしなければ人生楽しくないだろうと。
ですが自分が好きなことを仕事にして失敗した経験をしてしまった今では、完全に同意することができなくなってしまいました。
仕事には自分の気持ちだけではどうしようもないことがあって、理不尽な目に合うことが多々あります。
それが原因で自分が好きだったことが嫌いになってしまうというのは辛いことです。
そんな目にあうくらいなら、自分が得意で嫌じゃないことを仕事にした方が割り切れるし、長期間続くということを実感しました。
だから、好きとか憧れだけで仕事を決めるのはリスキーなことだと考えるようになりました。
今はギターを「趣味」で弾くのが好きです
現在の私はギターを弾くことに夢中です。
30歳から始めたギターですが、なんで今までやらなかったのだろうと後悔するくらい面白いです。
仕事は定時にあがって、すぐにギターのことばかり考える毎日です。
夢中になれることがあるのはとても幸せなことです。
私はこのギターを嫌いになるなんて今は微塵も思えませんし、一生続けたいと考えています。
さいごに
あなたは好きなことを仕事にしていますか?
それで自分が満足していれば、これほど幸せなこともないでしょう。
私も、人生でもう一度くらい好きなことを仕事にすることにチャレンジしてみようかなと思っています。
何年先になるかなんてわからないけど、ギター「弾き」からギター「講師」にクラスチェンジできた日には祝ってやってください。
それでは(@^^)/~~~
この記事が少しでも面白い、ためになったと感じたら、サポートお願いします!サポートしてくれたらもっと頑張れる気がするんです!!よろしくお願いします(^_-)-☆