スーパー戦隊2023の情報解禁に驚き!
write:チラさん/山本としずみ
2022年12月21日(水)午前5時という、朝早い時間に突如として情報解禁になった2023年の「スーパー戦隊シリーズ」の最新作。その名も「王様戦隊キングオージャー」!放送開始は、2023年3月5日(日)と発表になっています。
今日段階では記者発表前で、ビジュアルもメーンビジュアルのみ解禁されています。ですが年も開けたのでイチ、スーパー戦隊好きの目線で今ある少ない情報を整理しながら、いろんな妄想をしてみます。
全員王様!全員昆虫!
公式のキャッチコピーがすでに期待を煽ってきています。
この文の中だけで情報量が多いので整理していきます。
王様戦隊、いろんな王様。
史上初の全員王様!そうなんです。現状公開されているメーンの5人全員がそれぞれの国の王様”キング”なんです。
「一つの世界線で、複数の王様ってどういうこと?フィールがめっちゃ広い?」って思ってしまったわけですが、一つの世界の中にいくつもの国が存在しているようですね。
レッド=最強の国
ブルー=テクノロジー
イエロー=芸術・医療
パープル=氷・雪
ブラック=農業
なんとなくそれぞれの特徴と言うか、属性もこの国の割当が意味していそうです。「芸術と医療が”ひとまとめ”なのってもしかしてサブキャラ出てくる?」なんて考えたりするのですが。将来の結婚を約束された”いいなづけ”とか、双子の姉とか…。しかも闇落ちしてたりして…。
そして、なんとも気になるのが”自称”王様というレッド。みなさんも思ったはずです「”自称”ってどういうこと?」と。これきっと、成長要素ですよね。”自称”だった王様が、ドラマが進むうちに王としての資質を身に着け、自他ともに認める真の王になる!いや~ベタがいい!!そうであってほしい!
昆虫だけでどこまで勝負?
そして、もう一つの”史上初”が「全員昆虫」。
レッド=クワガタ
ブルー=トンボ
イエロー=カマキリ
パープル=パピオン
ブラック=ハチ
まず”?”が浮かんだ「パピオン」。フランス語で蝶のことだそうです。確かに、フェイスの部分が蝶の羽根のようになっていますね。
この昆虫の並びを見て、ビーファイターカブトを思い出した方も多いのでは? とは言っても、クワガタこそ主要3人でしたが、トンボと蝶はメダルの戦士、カマキリとハチに至ってはビークラッシャー(敵方の戦士)だったわけですが。
※「ビーファイターカブト」→「メタルヒーローシリーズ」の第15作目。(1996年3月3日~1997年2月16日テレビ朝日系列)
今後6人目の戦士(追加戦士)も順次出てくることが予想されますが、果たしてすべて昆虫で通すのでしょうか。まあ、子供に馴染みのある昆虫はたくさんいるわけですし、現にビーファイターカブト登場の中でも、王道のカブトムシ、てんとう虫、ホタル、セミなんかもいますからね。
個人的にはクワガタオージャーの先代の王が「カブトオージャー」とかだと胸熱かな?なんて思ったり。
ピンクがいない!多様性!?
メーンビジュアルを見てもう一つの驚きが、”ピンク”がいない!
たしかにこれまでも、ピンクがいない作品はありましたが、その代わりにホワイトがいたり。完全にステレオタイプの古い考えですが、ピンクorホワイトの女性キャラは居るのが普通だと思ってしまっていました。
色んな意味で多様性の時代、たしかに女性=ピンクそのものが古い感覚なのかもしれません。更に、よく見るとカマキリオージャーもスカートスタイルではありません。これも確かに女性キャラだけスーツの形状を変えることのほうが不自然なのかもしれませんね。まさに時代の変化。2022年の「ドンブラザーズ」でもピンクを男性が演じましたが、「王様戦隊キングオージャー」ではどんな裏切りをしてくれるのか。男性4人だと思っているキャラクターの中に、そういった既存の枠組み変える人物も入ってくるのか。
子どもたちが触れる作品として、急速に加速した”多様性”の波にうまく乗れるのか。
変身アイテムは共通。武器はそれぞれに?
変身アイテムや武器についても少しですが情報が出ています。
変身アイテムは共通
「オージャカリバー」がきっと変身アイテムですね。メーンビジュアルで全員が手にしている剣ですよね。
「キングズウエポン」がどんな盾なのか。メーンビジュアルでクワガタオージャーが手にしている剣の鍔の部分には、5人のメンバーの昆虫に対応しそうなパーツがありますが、メンバーそれぞれが持ってる剣の鍔に差はないので、これはただのモチーフなのかそれとも、コレクターアイテム的に脱着可能なのか? 近年の流れでは、コレクターアイテムの発売は必須でしょうから、何らか発売されるでしょう。
そして、見落としがちですが、ベルトのバックル部分にはスマートフォンのようなものがついていますね。これは連絡ツールなのか、それともポケモン図鑑のような使い方もできるのか。昆虫ですからそういった意味でのコレクション要素もあって良さそうですが。デカレンジャーのようなジャッジメントシステムとか?スマホ用にアプリがリリースされたりして…。(ニヤリ)
メンバーそれぞれの武器はほしいところ
キングズウエポンがどんな盾なのかまだわからない段階ですが、なりきり遊び用に是非それぞれのモチーフの特色を生かした武器はほしいところ。欲を言えば、それが合体して大砲型の必殺武器に。子どもたちが5人の役柄を分け合ってなりきりする姿が想像できます。今の子達はやるのかな?悪役を買って出る子はいるのでしょうか?
ロボや基地は?ガシガシ遊べるDXロボに期待!
今作、リード文からロボへの期待が止まりません。
この、シュゴッドという昆虫型機械生命体がロボ。メーンビジュアルを見ても非常にメカメカしいディティールが描かれています。大きなクワガタのアゴも、トンボや蝶の羽根も見えます。そしてそのそれぞれが守護神、交信もできるとなれば、その声の主(声優)の皆さんにも注目があつまります。
何にしても、各要素のあるメカが合体して大きなロボになるのは確定として、昆虫形態→守護神形態→合体ロボの3モード変形があれば、最高に遊びやすいのですがどうでしょう。ゴッドテントウ・ゴッドクモ・ゴッドアントの追加要素が、どのような役割を果たすのか。
そしてビジュアルの最後方にある黒いメカは、基地なのかも気になるところ。ここ数年なかった、基地型(ロボット格納型)の大型玩具の発売もあるのか。キングピラミッダー(オーレンジャー)・ビクトレーラー(カーレンジャー)世代の僕としてはぜひとも出してほしい!ちなみにこの基地(?)の最上部、ヘラクレスオオカブトのアゴに見える気がするのは、気の所為でしょうか?
スタッフや監督も要チェック!
メイン脚本は高野水登さん
1993年生まれの高野水登さんが脚本。
映画『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』や映画『映像研には手を出すな』そして、考察が話題となった日曜ドラマ『真犯人フラグ』 全話脚本も担当された実力者です。これは、期待大です。
アクション監督は渡辺淳さん
これは、かなりの衝撃!アクション監督は2012年以降長く、福沢博文さんが担当されていましたが交代です。仮面ライダーやスーパー戦隊、数々の現場を経験された40歳のベテランがどんなアクションを見せてくれるのか。
ちなみに特撮監督は佛田洋さん。我々、平成一桁前半世代には印象深い佛田さん。カクレンジャー・オーレンジャーの監督のイメージもありますね。
最新情報は公式Twitterも見逃せない
「てれびくん」では、もう少し情報も出ているようですが、見るか、見るまいか、毎回悩むところです。まあ、もう少し妄想を楽しむために見るのはやめておくことにします。
最新情報は、公式Twitterでとりあえず小出しになる情報を楽しみにしたいとおもいます。
この内容は、ポッドキャスト「#聴合金」でもお話しています。
ぜひ、あわせてお楽しみください。
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