阪急東宝グループの創業者【小林一三】
今日は映画配給最大手、「東宝」の話をします!
東宝は、阪急阪神ホールディングス、H2Oリテイリング(阪急阪神百貨店・イズミヤ・阪急オアシス)とともに "阪急阪神東宝グループ" の一つです。
阪急と東宝は同じ創業者
あの東宝が一地方の電鉄らとなんで? って思われますよね。
2006年に阪神電車が阪急電鉄と経営統合するまでは、阪急東宝グループでした。
実は、阪急と東宝は「小林一三」という同じ創業者なんです。
僕が尊敬する経営者のひとりです。
小林一三が作り出した私鉄経営モデル
1907年、「小林一三」は、阪急電鉄の前進である箕面有馬電気軌道を設立しました。
その後、"阪急百貨店"、"宝塚歌劇団"、"阪急ブレーブス(現オリックス・バファローズ)"、"東宝"を設立していきました。
小林一三は、鉄道を軸にして沿線を開発し、そこで様々な事業を展開していくという私鉄経営のビジネスモデルの創造主です。
この手法は、東急など大手私鉄や民営化後のJRも真似をしたと言われています。
阪急・小林一三が暮らしから買い物、エンタメまでのライフスタイルを形成したのです。
ちなみに、ターミナルデパートは阪急うめだが日本初で、また小林一三が生み出した日本特有のものです。
東宝の名前の由来は宝塚歌劇
さて、東宝の名前の由来を紹介しましょう。
阪急関連で、"宝" とつくものといえば、そう、"宝塚歌劇" です。
そういうことです。
"東宝" は
「東京宝塚」の略なんです!
元々、「株式会社東京宝塚劇場」として設立され、演劇や映画興行を事業としてきました。
兵庫・宝塚に宝塚大劇場があるように、TOHOシネマズ日比谷と同じビル、東京宝塚ビルの中に東京宝塚劇場がありますよね。
僕が大阪経済を牽引する
やっぱり「小林一三」はすごい人です。五代友厚のようにかつての関西経済をひっぱてきた人物であり、出身は大阪ではありませんが、大阪の誇りとして持ってもいいと思ってます!
これからの大阪、関西経済を引っ張っていける人が出てきてもらいたいし、僕も大阪経済を引っ張っていける人になりたいねんな
(写真はすべて僕の著作物です。)
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