国際クルーズ客船ターミナル開業へ/コロナ禍で50便が寄港中止/誘致のテコ入れなど課題
《都政新報2020年8月28日号掲載》
東京の新たな海の玄関口となる「東京国際クルーズターミナル」(江東区)が9月10日に開業する。現在の晴海客船ターミナル(中央区)には寄港できなかった世界最大級の大型客船が停泊できるようになり、経済効果が期待されているが、新型コロナ禍での入国規制で国内外からの寄港予定はキャンセルが相次ぎ、当面の予定はゼロ。都港湾局は当面、イベントや番組ロケを誘致して施設を有効活用したい考えだが、中長期的にはコロナ後を見据えた客船の誘致戦略の強化が課題となる。
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