だいや

41歳で二児の父/経歴:飲料メーカー→コンサルティング会社→冷凍食品メーカー→現在食品商社/経験を活かして食品や健康に関してアドバイスを/健康や食品関連の有益な情報を記事に/起業への挑戦を音声とnoteでの配信 /趣味はフットサルと読書(約100冊/年程度)

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41歳で二児の父/経歴:飲料メーカー→コンサルティング会社→冷凍食品メーカー→現在食品商社/経験を活かして食品や健康に関してアドバイスを/健康や食品関連の有益な情報を記事に/起業への挑戦を音声とnoteでの配信 /趣味はフットサルと読書(約100冊/年程度)

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(新章)改めて、はじめまして

【反省】  ここまで記事10回食品添加物について書いてきたが、筆が止まってしまった。専門性にこだわって書いてきたのが、少々億劫になったのが原因だ。もっと気軽に量を書けるようになりたいという願望が湧いてきた。そして、背伸びをしすぎていたもの原因だ。      そこでちょうど10回を区切りとして、今回から少し力の入れ方を変えていこうと決意した。食品添加物に関する思いは、多少ながらも表現できた。これはこれで、私の重要な資料として残しておきたい。そしてこれからは、等身大の自分として、

    • (開発秘話コラム#2) 『果汁120%ジュースは作れるか』

      【果汁120%ジュース、あれっ?】 そんなジュースあるの。あるかどうかは別として、作成は可能です。なぜそんなことが可能か。その点をひも解いていきます。  ジュースは絞りたてが一番おいしいですよね。そんな美味しいジュースを提供してくれるお店も沢山ありますよね。だけど、そんなお店が自宅に近くには、たくさんあるわけでもない。どこでもいつでも気軽に飲める。そんな条件がジュースについてしまうとどうなるか。  缶ジュースやパックのジュースになってしまいますね。これらのジュースの特徴は

      • (起業コラム#1)サラリーマンとは。産業別年収を考える。

        【はじめに】 起業を考える上でも、その対極あるサラリーマンの世界を知っておくことは大切だと感じている。起業しても最低限の年収は維持したいところではある。起業した時のリスクはどのくらいかそれを把握するためにも、サラリーマンの年収は参考になる。そういった理由で今回サラリーマンがどのくらいの年収をもらっているのかまとめてみることにした。 実際の金額に関してはここには記載しないが、その金額は産業によって大きく違っていることが分かった。産業ごとに順位をつけてみていってみる。常識的な

        • (開発秘話コラム#1)『ビールが泡立たない』その解決法とは。

          【これはやばい、】   『しまった、ビールが泡立たない』こんな時にどうするか。実は食品添加物でカバーできます。食品添加物とはイメージが悪いかもしれません。    しかし、実際に飲料で行われていることでもあります。そして、その食品添加物自体の原料は古くから天然に存在していて、それほど悪いと感じる必要のないものかもしれません。良い悪いはとりあえず判断の外に置いておき、開発現場をのぞいていきましょう。 【サポニンという物質が有効】   泡立てをよくする物質にサポニンという物

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        (新章)改めて、はじめまして

        • (開発秘話コラム#2) 『果汁120%ジュースは作れるか』

        • (起業コラム#1)サラリーマンとは。産業別年収を考える。

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          (第10回)『魔法の味方:人工甘味料』

          【はじめに】みなさん、こんにちは食品健康コンサルを目指している塔里大也です。今回は、知識編という形にして自分が勉強したことを記載していこうと思います。具体的には、エリスリトールという物質について学びました。みなさん、エリスリトールという言葉は聞いたことありますか。全然知らないよって人も、どんなものか分かっている人もいるかと思いますが、お付き合いください。 【人工甘味料の紹介】人工甘味料と文字を書いてみると、何か難しそうなイメージを持ちませんか。何かヤバそうな、人工的な甘味料

          (第10回)『魔法の味方:人工甘味料』

          (第9回)『無添加・食品添加物不使用の不思議』

          【はじめに】みなさん、こんにちは食品健康コンサルを目指している塔里大也です。今回は、少し専門的な話をしたいと思います。私自身まだまだ知識が少なく上手く説明できるものではありませんが、少しでも皆さまのお役にたてるように書いてみました。 【これは安全か?】「無添加」「食品添加物不使用」と記載してあったら、皆さんはどう思いますか?食品添加物は全く入っていないと思いませんか?でも全く入っていないとは言えないのです。知っていましたか?私もこの業界に入るまで、「無添加」「食品添加物不使

          (第9回)『無添加・食品添加物不使用の不思議』

          (第8回)『食品は見た目が9割』

          【見た目のイメージ】みなさん、こんにちは食品健康コンサルを目指している塔里大也です。前回の第7回では、「食品のイメージ戦略:ことば・視覚」のお話をしました。このイメージの力は大きくて、開発する側でもかなりの注意を払う部分でもあります。今回は、前回話足らなかった色の部分を深堀していきたいと思います。タイトルは昔あった書籍のタイトルを真似てみました。実際には食品は見た目が9割なのかはわかりませんが、見た目はそのくらい重要な要素でもあります。 【SNSの影響力】現在はSNSが発達

          (第8回)『食品は見た目が9割』

          (第7回)『食品のイメージ戦略:ことば・視覚』

          【イメージを考える】みなさん、こんにちは食品健康コンサルを目指している塔里大也です。前回の第6回では、「ゼロカロリー」のお話をしました。前々回は「減塩」に関係する梅干しの進化のお話をしました。単純に考えるとゼロカロリーや減塩といえば、体にいい・健康的であるというイメージを持ちませんか。今回の話はそのイメージについて考えていきます。 【影響力を持つもの】人が食品に持つイメージに大きな影響力を持っているのは、大きくは2つ考えられると思います。一つは、「ことば」つまりは、キーワー

          (第7回)『食品のイメージ戦略:ことば・視覚』

          (第6回)『ゼロカロリーは体にいい?』

          【はじめに】みなさん、こんにちは塔里大也です。前回の第5回では、「梅干し」のお話をしました。「減塩」が求められる世の中において、「梅」がタッグを組む相手が、「塩」から「食品添加物」に変わってしまったというお話をしました。これと似たようなお話にゼロカロリーのお話があります。ゼロカロリーでも、低カロリーでも裏側で起こっていることは同じでありますので、ここでは便宜的にゼロカロリーを例に出していこうと思います。その両者の違いは減らしたカロリーの量の違いだけです。具体的な食べ物の例とし

          (第6回)『ゼロカロリーは体にいい?』

          (第5回)『食品の裏側:梅干しの進化』

          【はじめに】みなさん、こんにちは塔里大也です。前回の第4回で「塩」のお話をしました。実は昭和30年代を境に「塩」が変わってしまった。ミネラル分のない「塩」が当たり前になってしまった。そんなお話を前回しました。今回は、その「塩」のつながりで、「梅干し」の話をしていこうと思います。そこから少し食品添加物がどんなものか考えていきます。私は食品関連会社で数々の開発の仕事に携わった経験があります。直接私が携わった開発の話は守秘義務もありお話しすることはできません。しかし、一般的な食品の

          (第5回)『食品の裏側:梅干しの進化』

          (第4回)『食品の裏側:敵に塩を送る』

          【はじめに】みなさん、こんにちは塔里大也です。そしてはじめましての方もよろしくお願いします。 これまで食品の工業製品化についてお話してきました。その工業製品化に貢献しているのが、原材料の精製である、とお伝えしたのが前回の第3回になります。その精製された食品原材料の例として挙げたのが、砂糖と塩です。砂糖と塩は食品扱いで、食品添加物には当たりませんが、食品添加物を考えるための前置きや予備知識になるので、今回紹介していきます。 【敵に塩を送る】今回は題名に「敵に塩を送る」と入れて

          (第4回)『食品の裏側:敵に塩を送る』

          (第3回)『おなじものをたくさん』

          【はじめに】みなさん、こんにちは塔里大也です。そしてはじめましての方もよろしくお願いします。 第2回で、食品の工業製品化とは何なのかをお話してきました。一言で現わすなら、「おなじものをたくさん」作ることが工業化であるということをお伝えしました。 もちろんそのおかげで、製品を多くの人に、安く、安心して、提供できるようになりました。 第3回では、工業化の裏側を覗いていきます。 「おなじものをたくさん」つくるために、裏側でいろいろなことが起こっています。それを少しずつひも解

          (第3回)『おなじものをたくさん』

          (第2回)『食品の工業製品化』

          【序文】みなさん、こんにちは塔里大也です。そしてはじめましての方もよろしくお願いします。第2回の今回は『食品の工業製品化』について話していこうと思います。 第1回の続きなので、是非第1回を読まれてない方は、時間があるときに読んで頂けると嬉しいです。もちろん何回目から読んでも面白い文章を書こうと思っています。性格上、「話が難しくなってしまうことが、多いかな」といつも反省しております。できるだけシンプルにそして楽しく、役に立つ情報を上げていきたいと思っています。前回の話の結論は『

          (第2回)『食品の工業製品化』

          第1回:自己紹介として『食品添加物とは』

          【自己紹介】はじめまして、塔里大也(とうさと・だいや)と申します。 食品健康コンサルタントです、と名乗りたいところですが、この分野ではまだ収益を上げていないので、目指せ食品健康コンサルタントといったところでしょうか。 【キャリア】私はこれまで、食品関連の会社3社に勤めてきました。その内訳は、食品製造会社2社で主に食品の製造現場に従事し、食品開発会社1社で食品の開発業務に携わってきました。その経験から、世の中にどうしても伝えておきたいことがあり、このnoteという場を使うこと

          第1回:自己紹介として『食品添加物とは』