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☆☆たいしょく天のみことさま☆☆

ご訪問下さりありがとうございます

今回は、七番目の神様、
たいしょく天のみことさまのお話です。

方角は丑寅(うしとら)です…。

この神様のご守護は、
「出産の時、親と子の胎縁を切り、
出直しの時、息を引き取る世話
世界では切ること一切の守護の理」
と説かれています。


この神様は、
「切る」という、
どちらかといえば良くない場合に働くといった、
敬遠されがちな神様と
思う人も多いのではないでしょうか。

私も最初はその一人でした。

しかし
この神様に働いていただかねば、
切りたいものも切ることが出来ない、
とても大切なお働きによって
私達の生活に密接にご守護下さっています。

前回のかしこねのみことさまと
相対して繋がっており、
息、声、風向きに大きく影響し、
荒い息、不平、不満、陰口、捨て言葉などは、
縁や運命、繋がり、ひいては命までも「切る」
ということになりかねません。

相対する神名にはこんな繋がりもあります。

赤ちゃんが
この世に生まれる時、
親と子の胎縁を切っていただいて
初めて自分で息をするようになります。

生きる時だけでなく、
出直しの時にこの世との縁を切る、
「生き死に」のご守護を下さっているのです。

私達が口に食べ物を入れたとき、
まず始めに歯で細かく砕きますね。

これもたいしょく天のみことさまの
切る働きに依るものです。


私達の意識のないところでも
「切る、分ける、砕く」といった働きを
身体の中でご守護くださっているのですね。

そして、
運命の「切り替え」をしていただくためには、
未練、執着、我欲を「断ち切る」、

また常日頃から出すべきものは「思い切り」
よく出し、惜しまないことが大切です。


家族、大切な人、お世話になった人、恩人は
自ら「切らないように」すること。

日常では、
想定外のことが起こった時には
引きずらず、気持ちを「切り替える」
ということ、

また、ここぞという時に

「決断」する、

「判断」する、

そして自分の力を「出し切る」、「やり切る」ことの出来た人が、
良い結果を出せるのだと思います。


また、切ると繋がるの関係で、
「区切り」である節目、
入園入学、卒業、就職、結婚、などの転機に、
次の縁が円満にいいご縁や繋がりをいただくためには、
節目、切れ目に感謝し、神様にお礼を申し上げて
「立つ鳥跡を濁さず」の気持ちで、
旅立っていくことですね。

あの断捨離で有名な近藤麻理恵さんも、
今までお世話になったものには、
お礼を言ってから捨てる、
というスタンスでモノに対して
感謝することの大切さを教えてくれました。

このように、
人生の区切りに感謝してこそ、
つなぎの御守護をいただけるのです。

そのような気持ちで毎日を過ごすことで、
切るべき悪い因縁を切っていただき、
善悪の判断ができるようになってきます。


それには、
まず「心定め」という
「思い切り」が一番大切なのでしょう。


生きていく中には
「切る」にも切ってほしいもの、
切れたら困るもの、
ここぞという時の切る、

など切ることはたくさんあるのですね。

自分の運命を変える「切る」とは何かを考えてみるのも
おもしろいと思います。


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