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相手の心を理解する

相手の心を理解するということは、
どういうことか、を考えてみたいと思います。

相手がなにを考えてるんかな、
どうしてほしいのかなということを察すること…。

これは、世間の誰もが考えることですよね。


私が思うのは、
相手の心を理解したい、知りたいと思うならば、

相手が嬉しいと思うこと、喜ぶことをすることじゃないかなと思います。

当たり前か…笑


相手が嬉しければ、心を開くと思います。
まず、その道具として言葉ですね。

言葉は、人を喜ばすために与えてくださっているのだから

私たちお道の者は、
声は肥
話一つがようぼくの力

など、自分の出す言葉でどうやって相手を喜ばすか、活かすか
ということを
一歩踏み込んで考えなくてはいけないと思うのです。


そして
人を喜ばすということも、御恩報じのひとつではないかと思います。

人間というのは、様々な恩を受けて生きています。


神様から戴いている大恩、
人の恩無くしてはひとりでは生きていけない生き物です。

なぜなら、
人は、お互い恩を返しながら生きていくように、神様が創ったのです。


だから、人は生きている限り
そのすべての恩に報いながら、
恩を返しながら生きていかなくてはいけないんですね。

それをご恩報じといいます。


誰かからなにか自分のためにしてもらったり、
何かを戴いたり、
心をかけてもらったりした時、

していただいた恩に対して、恩義を返す
礼を尽くすことが何より大切なことなのです。


恩が重なりそのゆえは、牛馬と見える道がある…と
恩を受けっぱなしのその末には
このような姿が見えるということです。


なにか戴いた時、
下さった人がどういう思いで下さったのかを考えて、
まずはすぐにお礼を言う、
普通はそれでいいと思います。

しかし、
次にその人がどうしたら喜ぶか、ということを
お道の者ならここも一歩踏み込んで
考えることが大切だと思います。


食べ物なら、それがおいしかったと伝える。
服なら
それを着て似合ってると見せてあげる。
物なら活用する、
次に会った時に、その人の好きなものを差し上げる
など、

下さった人が、この人にこれをあげてよかったなと思うように
喜んでもらうこと、
それが一つの恩を返すということだと思うのです。

それが相手の心を理解するということですよね。


日日生活していくなかで、

人は慣れという環境の中に、感謝の心を忘れてしまうものです。


結論として言えることは、
相手の心を理解するために大切なことは、

どんな人にでも、たとえ嫌いな人にでも
まずは

相手に感謝することからではないかと思います。


そのような行いや、気持ちが巡り巡ってきっと伝わり、
自分にとって、大切な人になってくれると思います。

そこから
お互いが尊重し合い、
意思の疎通が生まれ、

結果
相手の気持ちが理解できるようになる。

人は
親神様の恩
教祖の恩
親親の恩
人の恩
物の恩

この五つの恩に感謝し、恩を報じ合い生きていくことが大切なのですね。。










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