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足るを知る

「足るを知る」とは、元々中国の古い時代、老子による2500年前の言葉です。

足ることを知る者は貧しくても富み、足ることを知らざる者は富みても貧し深いですね∼。

衣食住足りて礼節を知る。
一定の暮らしができることは、足ると思うこと。

凍えず、ひもじからず、雨露しのぐ、これ平安なり
まずは、そう思えるようになれば、人間の心は安定していく

ところが、もっとほしいもっとほしいと思えば、足りないということになる足りないと思うと、人間はどうなるでしょうか。

足りないと思うと不満の心になります。
人間、不満を持つと、どういう行動を取るかと申しますと、
その不満のはけ口に、人を攻撃します。

そういう現象が世界中に起きていますが、基本的な足るを知る、とは
まず今の状況、環境を有難いと思うこと、感謝の心を持つこと。
すると、人に対しての不満も出てこない。

これは、「たんのう」を漢字で書くと「足納」なんですね。
足るを納める…こと

たんのうの反対は不足。不足は足りないと書きます。

必要なものは すでに神様は与えて下さっている


これで十分という満足の心をおさめるということを、私たちは知らなければいけないのです。

2500年前も前のこと、昔から、必要なことはちゃんと教えて下さっているのですね。

感謝です。

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