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エンジニア若手メンバーがキャリアに迷わず自走できる環境を目指して(探求編) #1

こんにちは!北地(@tos_kitt)です。
今回からしばらく、People Experienceチームの活動の一つである人材開発について発信します。その中でも"若手メンバー向け育成/成長支援" の取り組みについてご紹介します。複数記事に分けて投稿予定です。
なお、この取り組みについては現在模索・試行しながら進めている段階で、まだ確立したやり方にはなっていません。この取り組みにご興味、アドバイスなどありましたら、ぜひ一緒にお話させてください。


この取り組みを行なうことになった背景

まず、"若手メンバー" という表現について説明します。私たちは、新卒入社1〜3年目の年次のメンバーを若手メンバーとして定義しています。

入社してまだ間もない段階から会社/組織/チームに慣れ、先輩や周りのメンバーからのサポートを受けながら業務を遂行できるようになるまでを想定しています。人それぞれスキルや活動のレベル感は違うため、"ざっくり定義している" という程度でご理解いただければと思います。

さて、本題に移りますが、本取り組みの背景として一言で言うと、"若手メンバーがキャリアに迷わず自走するための環境が整っていない" ということになります。

入社後は人事本部主催→開発本部主催→配属チーム主催という流れでオンボーディングが行われ、それぞれのフェーズでこれから活動するために必要なインプットがなされます。しかし、オンボーディング完了後は特にこれといった仕組みはなく、各個人の活動に委ねている状況でした。

そんな中、若手メンバーのキャリアに対する不安や心配を聞く機会も増えました。

  • どこに向かっていけば良いのだろう

  • 今のチームのことはわかるようになったけど...

  • 今後のキャリアどうしよう...

  • 成長するために何を身につければいい?

  • 転職できる力は身についている...?

そこで我々は、上記のような声を改善の機会として捉えて本取り組みを行なうことしました。

この取り組みにより実現したいこと

サイボウズでは "誰に"、"なんと言ってもらいたい?" という形式で整理したものをコンセプトと呼んでいます。

今回の取組みにより達成したいことをコンセプト形式で表現すると以下となります。

誰に
エンジニア若手メンバー(入社1〜3年目を目安)
何と言ってもらいたい?
自身が描く次のキャリアに向けて自信を持って活動・活躍出来ている!

上記のコンセプトを満たすような取り組みを実現することにより、エンジニア若手メンバーがキャリアに迷わず自走できることを目指しています。

さいごに

今回は本取り組みの背景や、それにより達成したいことをまとめました。次回は、本取り組みにあたっての問題の整理、問題に対してどうアプローチしてきたかをまとめる予定です。

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