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ポスト安倍政権をめぐって自民党の茶番を目にする度に生きる力が尻の穴から抜け落ちていくようで絶望的な気持ちになる。一言で言えば虚無感。何のやる気も湧いてこない。ただ澱んだ空気が辺りに満ちていて、それが日を追うごとに厚く粘り気を増し、神経や筋肉を鈍化させていく。そんな気分なのは自分ひとりだけでは無いはずだが確かめたわけではないので定かではない。ともあれ、何もしない、変革を起こさない、進化しない事が長期政権の秘訣という事を7年8ヶ月続いた安倍内閣が証明したわけで、次の菅内閣もその基本方針を引き継ぎ、国政は濁った沼のようにただただその不透明度を増していくのだろう。そんな状況の中、国民は一体何を希望の光として前に進めば良いのだろうか？税金を吸い上げ、気力を吸い上げ、あらゆる前向きな感情を消失させるのに特化するのが政治家の役割なのか？その不毛な役割のためにどれだけの財源と能力をドブに捨てているのか？真剣に考えれば考えるほど虚無感はつのり脱力していく。これも更年期障害の一環なのかと我が身を翻ってみたが、あと2,30年好むと好まざるとにかかわらずこの茶番に付き合わなくてはならないのかと思うと体力的に自信がない。そんなわけで今週は何を言っても書いても全てが不毛に思えてきて、これ以上振り返る気にはどうしてもなれない。