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ベトナム国産車、VINFAST(ヴィンファスト)後席インプレその1 LUX2.0編(2リッターターボガソリン)

※アップしたつもりが下書きのままでしたので8ヶ月も経ちましたが今更ながらアップ。

※結論めいたVINFAST試乗記その2はこちら

先週家族旅行でベトナムに行ってまいりました。南部フーコック島一週間。厳密には転職後まだ試用期間だが入社前に決まってたことなので許せ。

フーコック空港からホテル送迎来たのはVINFAST LUX2.0。2リッターターボのDセクセダンである。

後席乗り味第一印象は、非Mスポ系BMW3シリーズ、もしくは若干ドライな潤いの足りないレクサス(笑)お世辞にもベトナムの舗装路は良いとはいえず、ひび割れ、目地段差多数なんだけど意外と上手くこなしてくれる。後席の揺れが基本、縦方向だけで首が左右に振られないのはマル。

ただフルボトムに近い奥のストロークに入ると結構加速度ついたままバンプストップに着く感じ。もうちょっと容量の大きいウレタンバンパーかPHCのようなバンプストップが欲しいぞ(笑)60キロくらいのゆるいコーナー、妙に綺麗に回るなぁ、これはもしやFR?プロポーションいいし。とネットで調べ始めるワタシ。


インテリアは2000年代初頭のアメリカ車的樹脂部品の質感と今どきっぽく綺麗に揃ったインテリアのステッチと、もっと今どきな巨大センターモニターの最新UI/UXが混在すると言う不思議な感じ。

で、やっぱり柔らかめにしたBMWって感じだなぁと車内で調べたら当時のひと世代前のBMWのプラットフォームの知的財産権を買って、これまたGMの工場を買い取って立ち上げたらしい。時期的にはE90系3シリーズもしくはF10系5シリーズの車台だろうか。なんとなく納得である。

※後日教えてもらったところ、F10系5シリーズの知的財産権を買い取ってEngineering Service Providerのマグナシュタイヤーを開発パートナーに作ったそう。どうりで。

よくみればシフトレバーは前に倒してシフトダウンのマツダ/BMW方式。なんと後から調べたら名機ZF8HPときたもんだ。さらにタイヤはミシュランプライマシー4。カネかかってるなぁ。助手席にも乗せてよ、と言ったけどセキュリティ的にそれはNGとことわられた。そらそうだ。運転させろと言わなくてよかった。でも、結構素直なクルマな感じがしたので運転してみたいんだよ。

スタイリングはFRでプロポーション良く、前後にとても長く見えるデザイン。前後のライトのグラフィックはエグいけど全体にはあんまりこねくり回してなくていい感じ。ピニンファリーナが関与してるそう。これまた納得。

ちなみに、送迎でVINFASTが来たとわかった時、小躍りして妻に大顰蹙を買ったのはここだけの話。

DセグBEV SUVのVF8編に続きます。思うところいろいろあり、結論はこちらで。

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