🇯🇵1年後の今日、この五輪マークを撮るために、今出来る事をしよう!📷🌸
本日、2度目となる「東京オリンピック開幕1年前」Tokyo2020 One Year to GO、を迎えました。
私はロンドン2012、リオ2016に続いて、この母国、オリンピックも撮影させていただくことになっているので、是非とも開催してもらいたい!と思っています。
オリンピック以上のイベントは無い
私の25年の経験で、スケジュールされているイベントでオリンピック以上のフォトクラファーの気持ちを高揚させるものはありません。世界中のトップアスリートが、本当にガチで結果を求めて争う姿。【様々な世界選手権も多く取材していますが、オリンピックだけは全ての選手のスイッチが違うことは断言できます。】その姿に撮影者として興奮と高揚を感じないはずはありません。しかも、そこには世界中のライバルであるトップフォトグラファーが集結し、世界一の日本のカメラメーカーが最新・最高の機材でサポートを惜しまず、一人一人のフォトクラファーも自分の中の金メダルを目指します。
TOKYO2020を自分のキャリアの集大成にしたい
そんな、フォトグラファーにとっても最高の舞台が、母国であり私の生まれた街、東京で行われ、それを撮る事が出来るなんて正に夢の舞台です。
ロイター時代の2013年にブエノスアイレスのIOC総会で『TOKYO!』と開催決定の発表を真夜中の東京で取材していた時から、ずっとTOKYO2020を自分のキャリアの集大成にしたい、と考えてきました。
今、自分の出来ることをしっかりやろう。
しかしながら、現在の状況下では開催への期待は正直、日を追うごとに下がってると言わざるを得ないでしょう。しかし、オリンピックは私にとって、ただのアサイメントではありません。単なる、世界一のスポーツ大会でもありません。だから、私は本当に本当に微力でも「今、自分の出来ることをしっかりやろう。」と思います。逆に言うとそれしか、開催に向けて私個人が出来ることはありません。
でもそれが、子供達に自分たちの街で開催されるオリンピックを見せてやることや、世界中の人々に、この日本の素晴らしさを知ってもらう事。そして、私自身の夢を夢舞台で叶えることに繋がります。
去年の今頃、まさか翌年のオリピックが延期されるとは思っていませんでした。それと同じように来年の今ごろは、「去年の今頃は本当に開催できるとは思わなかった」と言いながら、このオリンピックシンボルマークの前で飛躍するアスリートを”夢中”で撮影していることを願ってやみません。(了)