注目記事考察#2:マス広告は終わったのか
「テレビ」と「デジタル」の最適な予算配分とは?メディアアロケーションの手順を説く
脱デモグラ×購買層セグメントでターゲットリーチを最大化するメディアアロケーションの手順【応用編】
テレビ×デジタルで購入意向を最大化させる【実購買データでオーバーラップ効果を検証】
今年の3月にインターネット広告の予算が4マス媒体を超えた
というニュースが発表されている。
「2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」
そうは言ってもやっぱりマス効果の力は大きいよ。
そんなことを思っていたが、
やはり見逃し配信であったりVODサービスの普及により、
ライフスタイルに合わせて視聴する時間を決めるといったように、
誰しもがテレビを見るという時代は終わりつつある。
従来であればテレビCMを打っておけばリーチできるターゲットが、
動画サービスであったり、SNSに流出し、インターネット広告なしでは
リーチできる幅が狭くなってしまっている。
その上でテレビCMなどのマス広告の意味が皆無になったというわけではなく、デジタル広告を組み合わせたプロモーション構築が必要になってきているように感じた。
これまでのようなクリエイティブの良し悪しだけでなく、
どうやってユーザーに訴求するかの方法が数揃えられている状況ともいえる。
この状況下ではどれだけ手を広げても、その中で一貫性を保てるのかが重要になると考えられる。
より広告というジャンルの中で広く考えられるかが必要になってくると感じた。