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CANON 5DMarkⅣ & 50mm's

 古い記事を読み返していると、ふと90年代初頭に色々と起きていたことを思い出す。
そう、
【モアレ】。

 デジタル全盛期になり、各社の解消技術の水位は素晴らしいものになったと思う。とはいえ、その辺はやはりSONYさんのビデカメの出足の強さには及ばないと言い切る方も少なくない。実際、現場での撮影は少しでも楽で安全な方が良いに決まっているわけで。

 で、唐突に思い立ったわけでもないが、我が家にはCANON用の50mmが何と5本もある。しかも、安価なものばかり・・・(RFは高くて手が出しずらいというか、現場での使用頻度が低いのでなかなか・・・)。
と、ここで最初のキーワードに触れるわけである。

 代表的な3本で、どのくらいの違いが出るものか?
これはF値を閉めていくほど発生割合は減るという法則での簡単な実験君なので、大した内容にはならないと思う。
が、個人的な確認だけ!なので、そこはご了承くださいませ。

まずは【EF50mm f/1.4 USM】から。

F2.8
F5.6
F16

解放がF1.4。明るいレンズですしEFシリーズの中では使い勝手あると思ってます。しか~し、F2.8程度では無理がありました。F5.6でも少々・・・、さすがにF16まで絞り込めば別物ですが、通常の仕様感ではF5.6程度で収まってもらえると楽な気がします。まあ、高いの買え!ちゅ~話ですけどね。

次に【EF50mm f/2.5 Compact Macro】。

F2.8
F5.6
F16

まあ、マクロなんでそんな使い方するかね?と言われるとあれですけど、意外といけるんだ~的な感想です。解放でF2.5。F5.6でも少々苦しい感じですけど、正直接写ならF8以上で当たり前だったりしますし、良い方なのでしょうかね。

そして【Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE】。

F2.8
F5.6
F16

さすがにF2.8では無理ですけど、それでもかなりの解像度ですよね。解放がF1.4、被写体次第ですけどかなりの切れがあるのは使い勝手は良いと思います、オートフォーカスであれば・・・ですけど。まあ、そこが良さでもあるわけですけどね。

 今回使用した3本のレンズで開放値での【モアレ】は残念ながら避けられません。これはCANONの仕様での話なのかは、他社を知りませんのでご存じの方お願いいたします。基本F5.6まで絞り込めばそれなりに問題はないと思いますが、後は被写体との条件、光のバランスなども影響しますので、その辺はまた次回の課題としておきます。

RFでは状況が違うのか?
それも今後の大きな課題ですな。

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