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自分らしく在る=人間失格?
仕事辞めることが決定しました。
いぇーい!ドンドン!パフパフー!
辞めた後にゆっくり職探しします。
次は残業ほぼ無しで、急かされずに多少のんびりしてても何も言われない職場がいいな……。
ゆったり生きたい………。
では、前振りはここまでにして、今回のテーマに話を進めましょう。
今回の話、INFPさんにはすっごーく共感していただけるのではないかなぁ、と思っているのですが。
皆さん言われたり、聞いたりしたことありません?
「そのままの貴方で良いんだよ」
「貴方は貴方のままで素晴らしい人間だ」
なるほど!なるほど!
自分は自分のままで良いと、ありのままの自分が一番素敵だと、そういうことなのですね!
では、ゆったりと生きたり、自分の内面と向き合ったり、理想を追い求めたり、空想に耽ったり……。
そんな自分で良いと、受け入れてくださるんですね!
そう思いながら社会に出た途端
「もっと早く動こう」
「常識的に考えたらさ…」
「もっと周りを見て動こう」
「そんなじゃ社会でやっていけないよ?」
…………。
なんでや!?!?!?!?
そのままの貴方で良いなんて、とんだ嘘っぱちじゃありませんか。
みんながあんなに言っていた「多様性」という言葉は一体どこへ……?
いや、嘘ではないのかもしれません。
単純に
社会にとって都合の良い「多様性」しか認めてないのかもしれません。
社会では、常識的にありえない、輪を乱すような人間は、「そのままで良い」と認めてもらえないのです。
もちろん、その通りだとも思うのです。
仕事中にのんびり動いてたり、ボーッと考え事してるヤツなんて、給料泥棒もいいところです。
しかしそういう人間なのです。
自分の内面を深く掘り下げ、その内面を信頼できるほんの一部の人と共有する。
それが、INFPです。
だから上司に
「もっと自分から他のスタッフにコミュニケーション取りに行こ?チームなんだから、ちゃんと会話して協力していかないと」
と言われたとき白目むきそうになりました。
いや、無理すぎる。
これがI型とE型の違いか…?
もちろん言っていることは、その通りであり、正論なのです。
あぁ、でも、そんな親しくもない人に、ガンガン喋りかけられるタイプじゃないんです。
必要に迫られたら喋るくらいで、世間話とかも、丁度タイミングが良かったりきっかけが無いと、めっちゃ勇気いるんです………。
分かっている、必要なことだと。
変える必要が、少なくとも此処ではあるのだと。
今のこんな自分では、人間失格なのだと。
しかし残念ながら人間そう簡単には変われない。
特に、己が望んでいない方向には、殆どの確率で変われないものです。
………ちなみに根拠は私の実体験です。なので共感出来ないと思う方は「適当ほざいてやがるなコイツ」と思っていてください…。
まあ、そもそも「変わりたい」と思ってないので、変わるも何も無いんですけどね。
結局人間、自分らしく居られる場所に移動するしか無いのですが…
如何せんINFP、自分らしく居られる場所が少ない気がします。
なんてこったい!
どこに行っても、協調性やらチームワークやらを求められる!
いや、出来ないことはないです!無いんですけど!!
聞いてください!!!
INFP、人より自己内省する時間がめちゃくちゃ多いんです!!!
むしろその時間が少ないと、
「あれ……?自分とは一体……?なんで今ここで生きてるんだろうか。ただ目の前のことに集中して、動いて、他人や自分のこと以外のことばかり考えて、気づいたら時間が過ぎて………。」
一体、自分はなにをやっているんだろう。
本当に今此処にいる自分は自分なのだろうか。
自分って誰だ?
自分って、本当にこんな人間だったっけ…?
人間は、他者と関わることで自分がどんな人間か認識していく生き物です。
しかしINFPは、自らと対話しないと自分がどういう人間か分からなくなってしまうのです。
他者に意識を向けすぎるあまり、自分のことがおざなりになり、本来の自分がどういう姿をした人間だったのかを忘れてしまうのです。
いや〜、ぴえんです。
全くもってぴえんです。
イラストレーター目指して美術系の学校に通う私のキュート・オブ・キュートな従妹が、私と同じINFPだと知ったときも
「やっぱりINFPそういう系に行くよね〜!行くしかないよね〜!」
となりました。(五体投地)
インプットとアウトプット。
自己内省と自己表現。
INFPこれが出来ないとしんでしまう説ないですかね。
そういうことが出来る、することを許される場でしか、私たちはきっと息をすることが出来ない。
「自分」じゃない「自分のような」仮面をつけて、「自分」が何か分からなくならないと、それが気にならなくならないと、きっと他の人達が生きる社会では生きていけないのだと思います。
そして、そんな自分になるくらいなら、とっととしんだほうがマシだと、思う方も少なくないと思うのです。
INFPがINFPらしく生きる方法は限られているうえに、その中でも成功して生きていける人も極わずかです。
何故そんな世知辛い人間に生まれてきてしまったのかと、嘆きたくなりますが
生まれてきてしまったのだから仕方がないのです。
今更どうにも出来ませんし、何よりこんな自分が嫌いじゃなかったりするので
もう本当に救いようがありません。
自分の才能や魅力を見つけて、それを上手く育てて自己肯定感や自信を身に着けられれば少しは違うのでしょうが。
右向け右、前倣えが根底に染み付いた日本では、なかなか難しいところですね。
その点、従妹は美術系の学校に通えたりと、まだ順調に生きていそうなので、私としてはそのまま素敵に育ってアーティストとして開花してくれることを願っています。
私は、病気になったり仕事辞めることになったりと全然順調ではないので、
これから自分らしく居られる、自分の望む場所に行くためには、もう少し自信と勇気と覚悟が必要なようです。
少なくとも、このまま諦めたままでは、私は人間失格のままなのです。