ロシア語は難しすぎる
もう10年以上前だが、高校生の頃に自分のルーツに思うところがあって、ロシア語を勉強していた。
僕の曽祖母はウクライナ人で、生まれはおそらく極東ロシアか北海道だと思う。
曽祖母は僕が中学生の頃に亡くなったが、べらんめえ口調の喋りでロシア語などを話しているのは見たことがなかった。
なのでウクライナについて考えることはなかったのだが、ちょうどその頃に宗教に興味を持っていたことから、ロシア語を勉強するに至った。
英語なんかと違ってロシア語の教材は本当に少ない。
おそらくウクライナ語の教材なんてもっと少ないんじゃないだろうか。
数少ない教材の中から、文法なども本格的に学べる教材を見つけて勉強を始めた。
まずロシア語のキリル文字を覚えるのは比較的簡単だった。
アルファベットに近い文字が多いし、発音についても一部例外があるにせよ、ほぼ文字通りだ。
最大の難関は文法の格変化である。
今はあまり覚えていないのだが、名詞の性や人称、状況などによって語尾が変化し、それらを全て覚えなければならない。
さらに例外もあり、それらも個々に覚えていく必要がある。
これが非常に難しく、何度が投げ出した後、ついに挫折してしまった。
最近ウクライナの話題が多いので、ウクライナ語のウィキぺディアを少し見てみた。
例えば犬や猫といった単語もオスメスで区別があるらしい。
なんだ、ロシア語よりもっと難しそうじゃないか。