プロの福祉用具専門相談員が教える売り上げへ繋がる思考について
全国の福祉用具貸与事業所で働く福祉用具専門相談員には、切っても切れないモノがあります。
それは、「ノルマ(売り上げ)」。
これが無いってところは皆無だと思います。(あまり口煩く言われない所もあるとは思いますが)
今回は、貸与の売り上げについて。
これが貸与事業所としては要の売り上げだと思います。
一度レンタルに出せば、基本的には利用者が亡くなるまで「何もしなくても」入ってくるお金ですから、事業所としてはここを如何に伸ばしていくかが問われていると思います。
伸ばすためには、二つのやり方があります。
❶顧客単価を上げる方法。
❷施設などを狙って、一人当たりが少額だけどその分まとめて件数を取る方法。
この2点になります。
このどちらを取るのかは、個々の福祉用具専門相談員の考えと力量によるかとは思いますが、私個人は、❶のやり方に力を入れていましたし、そこを目指してほしいと思っています。
何故かというと、やはりこの仕事の醍醐味は、在宅生活を支えるための住環境整備ですから、実際の在宅に導入をする福祉用具で快適に、安全に過ごしてほしい。
だからこそ、在宅生活の中で提案をし、単価を上げる方が楽しいと思っています。
「しかしinochiさん、ケアマネジャーが付いてるのに、そんな勝手に提案をして怒られないの?」と良く聞かれますが、それは大きな間違いです。
確かに、利用者と福祉用具専門相談員が“勝手に”決めて導入をするのはタブーですが、あなたが、チキンとアセスメントをし、「これが必要だ!」と思うならば、これまたキチンと提案、お勧めをし、ケアマネジャーへ自信を持って報告をすれば良いだけです。
ここで、一番に考えておかないといけないのは、
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