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モトBlog】YB-1修理改修完了。次に復活させるバイクは!

6月中旬頃からスキマ時間でコツコツと治したり軽く手を入れたりしてきたYB-1ですが、最後の作業である「ハンドルバー換装・ポジション調整」が済んだので、これにて一旦作業完了と相成りました。
・エンジン乗せ替え
・エンジン腰上全OH、各部シール交換
・シリンダーホーニング(この際の計測値ゆえ二種登録)
・排気/掃気ポート、排気経路形状変更
・フロントサスOH
・キャブOH
・エアフィルター変更(デイトナ製ベース改造品)
・マフラー消音部に高回転時機能するベンチュリポート開口
・リアキャリア装着
・ハンドルバー換装
・他、小改良多数
以上、作業内容はそれなりの量となりましたが、
筆者としては

日々の足にして癒し要員。芝犬のようなバイク

一見ノーマルっぽい古いYB50一族と思える姿を残したい」
「長く付き合いたいのでトレンドに乗らず飽きないマシンにしたい」

という基本コンセプトがYBお迎えの時からあるので、今後何らかの改修を行なっても姿が大きく変わる事はないでしょう。
かわいいYBならではの「わびさび感」を大切にしていきたいのです…

ハンドル回り。
純正メーターはイルミ用の電球をクリアグリーンで塗り、夜になると昭和テイスト溢れる緑色の光でメーターを光らせるようになっている。
速度警告灯はウインカーインジケーターになった

最後のアイテムとなったハンドルバーについては、YB-1カスタムといえば多くの人がイメージする「セパハンorスワローハンドル装着+カフェレーサー化」ではなく、ご先祖様であるF5CFS50系の要素をゆるく取り入れ「プチ・スクランブラー」程度のイメージでブリッジ付メッキハンドルを選択。

元が中型以上のトラッカー〜オフ車を想定したハンドル幅なので
まともな感じでYBに使うためには激しくカットする必要がある

要は上の画像みたいなやつですが、ヤレ具合を1997年式の車体に合わせるため敢えてパーツ屋さんで錆びた中古品を探し、バーエンドを左右各60mm切断する事でYBの車体及びライポジとのバランスを取り装着しています。
スクランブラー化といえば、ブロックタイヤ化も遊びの幅が増えて良い仕様変更だといえますが、日々の足として使うマシンに常時ブロックタイヤを履かせているとリアタイヤ中央の摩耗が激しいので「ブロックタイヤが活躍しそうなツーリングの時に履かせよう!」という事にしています。

ジャストフィット過ぎてたぶん誰からも何も指摘されないであろうリアキャリア

別記事にて詳細を紹介させてもらったAF09タクト用リアキャリアも、ヤレ具合やわびさびを考慮してのチョイスでした。

エンジンちゃん弐号機、相変わらず元気

YBお迎え時に付いていたエンジンちゃん初号機(通称シンジ君)は既にピストンが砕けてシリンダーも深く傷つき腰下までダメージが及んでおり、OHには時間を要する上にボアアップが妥当と判断したので、急遽ヤフオクでエンジンちゃん弐号機(通称アスカさん)を入手、腰上OH+ホーニング+シール交換で再起動を果たして現在に至ります。
なお、オイルポンプ及びキャブは初号機付属の個体が比較的程度良好のため軽くOHした上で用いています。右側クランクケースカバーの色がチグハグなのはそのためです。
更にスペアエンジンとしてエンジンちゃん零号機(通称アヤナミ)も控えています。このエンジンは弐号機が突発的に壊れた時の保険として機能します。YB-1のエンジン換装なぞ2時間も掛かりませんので、出勤前でも対応可能です。
初号機はいずれ久々の筆者謹製チューニングエンジンとして完成させるつもりですが、いつになるやらw

という訳でYB-1弄りはここで一段落…なのですが、
もう次のバイクレストア、しかも今回は久々に「修理戦記」と呼べるレベルの戦いになりそうな代物が待ち構えています。

このマシンの個性はむしろ令和にこそ生きると感じる(まじめ

ホンダMVX250F
筆者にとって思い出深い一台であり、リターンライダーとなった今こそ再び愛機として迎えるべきだ!と強く決意したマシンでもあります。

MVX250Fについては下記記事をご参照下さいませ。

但し、今の筆者には昔ライダーやってた頃のようなバイク専用整備部屋も広いバイク置場もなく、現状のままではMVXを直そうにもパーツの置き場所にすら難儀しそうです。
よって、作業は適切なガレージ探しと並行しつつ、コツコツと時間を掛けながら自らのプレゼンスを拡大し、それに伴い作業効率も上げていく…という流れになります。
今年度中にはレストア完了・公道走行まで持っていく予定です。

あと、既に準備及び先行テストは始めていますが、MVXが復活したらnote開始当初の挨拶から手のひらクルーしてYouTubeでの動画配信を開始する予定でもいます。
YB-1でもなんか面白い動画撮れそうなら先に始めてもいいかな?と思ったのですが、先日の車載機材運用試験+テスト撮影にて「法定速度でもだいたい回転数高めの3〜4速でブゥ〜〜〜ンと唸ってるだけのYBで撮ってもBGM合わせるの難しいし雑談メインにする程のトーク力もないしな…」という事で、それは断念しました。

動画配信を始めてもテキストコンテンツにはテキストコンテンツならではの威力と役割と持続性があると考えているので、ここはこのまま継続します。

気が付いたらアブラゼミは消え、ツクツクボウシの大合唱

と、色々と報告する事の多い夏でしたがもうすぐ終わりです。

これからはいよいよツーリングの季節本番、秋です!
今年の主役はYBですが、逆を言えばYBならではの小回りの効く下道ツーリングを満喫できそうで実に楽しみです。

残暑に気をつけつつ、皆さんも今秋のツーリングを満喫しましょう!

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