見出し画像

2023年はうさぎの年。ラビットの年。そして、ツーリングの年。

新年、あけましておめでとうございます。
西暦2023年(令和5年)はうさぎ年です。先月蘇ったラビットの年でもあり、実に縁起の良い年だといえます。
 
しかし…昨年末は良くない出来事もありました。

クリスマスにプリウスミサイル

12/25、クリスマスの夕方。
福岡市西区の某交差点にて信号待ちのためYB-1を停車させていた所、いきなり後ろから黒いプリウスに追突され、筆者もYBも軽傷ながらダメージを負ってしまいました。
近年よく問題視されている「プリウスミサイル」を被弾したのです。
 
とはいえ、前の車から車間距離を取って止まっていた(YBのドラムブレーキは制動能力が低いので、余裕をもって止まれるよう車間距離には注意している)のと、7ボーンフレームから若干浮かせて固定されているYBのリアフェンダーがその構造ゆえか高い衝撃吸収能力を発揮したお陰で、奇跡的に転倒事故にも玉突き衝突にもならず、プリウスに積まれていたドラレコの映像を警察の人が見て驚いた程に…
 
YBが、筆者を守ってくれていたのです。
まさに奇跡。YB伝説誕生の瞬間でした。
 
プリウスで一方的に追突してきた老人は今回の一件が人身事故扱いになるや翌日悪態を突いたりもしてきましたが、今回は警察も保険屋さんも認める問答無用の「100-0案件」なので、痛んでしまったYBと筆者の体については、きっちりと治してもらうべく既に対応中です。
但し、大晦日出発を予定していた年越し初日の出ツーリングも、前日の12/30に予定していた長崎ツーリングも涙を飲んで中止。
首も背骨も腰も痛い状態での長距離走行はさすがに無理です…

バイク屋さんの大掃除、それ即ち目の保養でもある

とはいえ、悪い事ばかりではありません。
長崎ツーリングの予定が潰れて暇になった12/30は、いつもお世話になっておりYBの修理もお願いしている旧車屋さんの年末大掃除を手伝う事になりました。
 
大掃除なので、当然あちこちガサゴソやります。
つまり、普段目にしないレアバイクやレアパーツと\コンニチワ/しまくるという事でもあるので、実にすんばらしい目の保養になりました。探しているパーツの在庫確認や購入相談も捗りました。
キャブのフロート室の中で腐ったガソリンならではの匂いをいつも以上に嗅いで、事故で凹み気味のメンタルも一気に回復!皆でわいわい賑やかな時間を過ごしたり、ネタ動画収録の手伝いをさせてもらったり、普段絶対食わない量のほっともっとガーリックライス+ステーキを食べまくったりと、ツーリングにこそ行けなかったものの…笑顔の絶えない楽しい一日を過ごせました。ありがとうございます!
 
それだけではありません。
バイクの女神(推定Aカップ)は、更に微笑んでくれました。

TL125イーハトーブのエンジン。
イーハトーブには昔乗っていたが、非常に良いバイクだった。
手放した事を後から地団駄踏んで後悔した程に…
だから、次はもう手放さない!

ラビットの次にお迎え・修理する事が確定したばかりのオフロードバイク・ホンダTL125イーハトーブのジャンクエンジンパーツを入手できたのです。
ミッションギア等が破損していますが、別個体と合わせて組む際に役立つかもしれません。
これは修理の際、戦力になります。
ならなくとも、机に飾っとくだけでもワクワクするのでOKです。

ホンダ TL125イーハトーブ(1981)
トライアル車であるバイアルスTL125をトレッキングバイクとして再定義したもの。
元がトライアル車なので林道踏破能力は今なお高く、ただ公道を乗っても楽しい。
そしてスリムで美しいボディ。全身魅力の塊のようなバイクだ

これも何かの縁、運命なのかもしれません。
筆者は今回のジャンクエンジン入手を受け、イーハトーブ修理着手開始のタイミングを「ラビット補修・改良完了後」に設定。事実上の修理スケジュール前倒しを行いました。実際にベース車両を我が家に搬入するのは初夏頃になりそうですが(それまでは例によって準備)、秋にはラビット&YBと仲良く走っている事でしょう。
とてもワクワクします!!!!!

…と、今年はラビットにイーハトーブとワクワクが目白押しですが、目下の課題にして問題である「バイク修理・メンテ作業可能なガレージ」の確保ができれば、昨年より修理待ちの状態であるMVX250Fも復活させられるのです。

MVX「早く白煙モクモクしたいんスけどまだスか」

残念ながら我が家の自宅ガレージでは対応サイズ・重量的に125ccクラスが修理作業可能なギリギリの限界で、ラビットでいっぱいいっぱいでした。厳密に言えばイーハトーブもハンドル幅がアウトなのですが「修理時のみYB1純正ハンドルを付ける」という奇手でどうにかなる目処が立ちました。
 
ラビットの時のように床に養生シート+補強板を設けても、250cc多気筒エンジン搭載ロードスポーツの車重には床の骨格そのものが耐えられないので、MVXはまだお休みです。すまねえMVX…

そういった感じで、2023年は昨年に増してバイク関連でやる事が多く、賑やかさも増していきそうです。 

遂にラビットが旅に出る!

そして、ラビットが満を持してツーリングの主力を担う事となります。
身も蓋もない事を書けば「混合給油の古い2スト125ccスクーター」に過ぎませんし、動力性能は普通レベルで燃費もよろしくありませんが…心の時空を超えて様々な風景や歴史や食を訪ねる旅をするにあたり、筆者にとってラビット以上の適任者はいない!と考えています。
 
更に、その旅の楽しさや美しい風景や情報を配信する手法・手段についても、2023年度中に大きく変えていく予定です。
詳細は、準備でき次第こことTwitterで随時お知らせしていきます。

今夏の目標は「江ノ島をラビットで走る!」

ツーリングのスケールも拡大し、ラビットは日本各地へと旅立ちます。
流石に下道走行オンリーでは限界がありますのでフェリー等も必要に応じて活用します。ラビットではキツい山岳地帯やラフロードであればイーハトーブの出番です。近場のぶら旅だとYBが続投する事も少なからずあるでしょう。
 
この日本というやたら海岸線の長い国には沢山の
行きたい場所
撮りたい景色
食べたいラーメン

 
が、あります。
ラビットとイーハトーブとYBと筆者は、今年から本格的にそれらを求め旅に出ようと思います。
期待せずお楽しみに!

この禍々しい意匠は、
実は昔やっていたバイクサークルのマークのテイストを継いだもの

そういう訳で、
予告通り「ラビット野郎」としての活動を今年より開始します。
ラビットで旅してラーメン食うだけですけど( ˘ω˘ )
 
人気もバズりも映えもトレンドもガン無視、白煙にまみれた旅にはなりますが…
2023年も、「落人村」をどうぞよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?