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「大分・阿蘇 だいぶあそべるスタンプラリー」に挑戦!④丸グル驚異のメカニズム!阿蘇くいだおれ編

前回のあらすじ
大分・阿蘇エリアの4店舗にて開催中のスタンプラリーに挑戦を開始し、南阿蘇と大分をツーリングしてスタンプを集めるもまさかのアクシデントで報酬のシールを貰う事叶わず。
形勢逆転を狙った筆者と愛車・サンマル子は1泊2日の大分〜阿蘇ツーリングを発動!一心寺さんで念願の初シールをゲット、温泉閣で楽しい一夜を過ごし、いよいよ南阿蘇へ…

お泊まりツーリング2日目の旅程。
黒柴コーヒーさんがお休みなので道のりはシンプル

だいぶあそべるスタンプラリー」リヴェンジツーリング2日目。
前回触れた通り、黒柴コーヒーさんが店内設備修理のため緊急でお休みとなってしまい、本日のラリー完走はできなくなってしまいました。
 
しかし、旅にはアクシデントが付き物なので気にせず続ける事に。
黒柴さんにはまた行けばいいのです!
そうすれば楽しみも思い出も増えるので、むしろお得ですらあります。

温泉閣で迎えた朝。
まるでじいちゃんの家で寝たかのような安らぎがたまらなく心地よい!
夜中までマスターとオタク話で盛り上がって寝不足気味だが(笑)、それでも快眠
温泉閣のモーニング。
いきなり豪華な上にボリュームも凄いし、とても美味!

夜中までカフェ店主…もといマスターと盛り上がってたお陰で寝不足(完全に自業自得)ながらも、心地よい宿とモーニングで心身共にコンディション良好!
 
昨晩の「とり天ナゲット事件」(前回参照)ゆえ、温泉閣…というか別府に泊まる際は晩ご飯セットのコースにしよう…と心に強く誓いつつ、いつも心あたたまるもてなしをして下さる女将さんとマスターにお礼して出発。
 
一旦由布岳を登った上で山間部を縫って一気に南下、阿蘇へ直行!

通った事のない道が隘路だと不安になる

サンマル子は今日も元気よく山間部を走り、GoogleMapsが指し示す非常にあやしげな「最短ルート」をブンブン突破してくれます。
 
これがクルマでの旅だったら「んな狭い道行けるかよ!」とクレーム物になりかねない程の隘路にも平然と誘導しやがるGoogleさんですが、1960年代の低い道路舗装率を踏まえて作られたラビットS301の前には、多少の隘路や荒れた路面など問題ですらありません。

春なのに夏の気配すら感じる空気

古き良き田舎の景色を残す街並を駆け抜ける時、懐かしくも美しい景色とサンマル子が奇跡的なまでの調和を見せてくれました。
 
こういう調和の美が見たかったのです。
令和を生きる昭和のラビットが、同じく令和に生きる昭和の景色とひとつになった瞬間。
過去の幻想ではなく、今を生きる存在として。

県道30号線より芹川ダムを望む

起伏に富んだ絶景に次ぐ絶景を味わい楽しみながら南下していると…

産山村突入!
遂に「ラビットで阿蘇ツーリング」という願いが叶った瞬間

ヒゴタイロードに入るや一気に景観が阿蘇テイストに満ち溢れ、スカーッとした青空と牧草地、そして阿蘇の山並がサンマル子の前に広がりました。
 
阿蘇の東側を回って高森町に入り南阿蘇を満喫しよう!とも考えたのですが、まずは給油する必要があったのでそのまま阿蘇山北縁を大観峰まで西進、いつもの阿蘇南下ルートを通って…
 
で、阿蘇で給油といえばやはり

丸野石油店さん着!
この時がラビットでの記念すべき「ファースト丸野」でもあった

今回も丸野石油店さんのお世話になる事に。
前回の阿蘇ツーの際約束した通り、ラビットで来れてよかった…

前回お伺いした際は「話が盛り上がり過ぎて画像撮るの忘れた」という
モトブロガーとしてありえない大失態をやらかしたので…今回はちゃんと撮影!
 
新阿蘇大橋のすぐ傍、という交通の要衝にあるガソリンスタンドなので
遠方からの阿蘇ツーではお世話になる人も多いだろう
店内にはサブカル関連の展示・グッズ販売コーナーがあり
オリジナルキャラ「丸野りん」ちゃんや
阿蘇好きにはお馴染み「満ターン!」ステッカー等、いろいろ売ってて楽しい
なんかもう色々あるので目移りしてしまいがちだが、
ある日気が付いたら、我が家には丸野石油店グッズが溢れかえっていた。
ラビットなので当然、混合給油で満ターン!!!
ラビットの少ない燃料タンク容量(6ℓ)を補うための燃料缶も丸野りん仕様に。
 この燃料缶は後に「丸野石油店福岡支店」として公認?を受け、現在も大活躍中!

単なるガソリンスタンドの枠を越え、笑いの絶えない愉快な交流の場でもある丸野さんですが、特筆すべきはその活動内容です。
丸野さんはSNS上でハッシュタグ「 #丸グル 」を用い、丸野さんオススメの阿蘇〜熊本グルメ情報をこれでもかとばかりの勢いで猛烈に発信しているのですが、これがまた凄まじい飯テロの嵐!!!しかも現時点でハズレなし!
 
この「丸グル」こそ…後に筆者の阿蘇ツーリングを事実上の「食い倒れツアー」に変えてしまった張本人であり、まさしく諸悪の根源だといえます(ほめてる
 
この日は丸野さんご紹介の「苺がものすごい期間限定パフェ」とやらを食べるため、早速「木之内農園」さんへ。

丸野さんからバイクで3分!

という訳で、阿蘇名産の苺をわんさか作ってそのまま食べられる!という素晴らしき苺ワールドこと木之内農園さんにお伺いしたのですが、パッと見ではどこで苺パフェを食べられるのかわかりませんでした。
 
それもその筈、一見普通なビニールハウスの中を開放感あるカフェ&ショップスペースに改装していたのです。
流石は農園直営だな…と驚きつつもパフェを注文すると

なんかものすごいの来た!!!!!!!

SNSの画像で存在こそ知ってはいましたが、現物は尋常ならざるド迫力の苺パフェ(ソフトクリームとの表記もありますがどう見てもパフェなのでパフェ表記としています)が攻めてきました。
 
木之内農園さんで収穫したブリッブリの苺がゴロンゴロン貼り付いているのみならず、中にも刻まれた苺ブロックが大量に詰め込まれており、まさに苺の暴力という表現こそ相応しい逸品です。

ものっそい美味しいけど暴力的な物量!

この悪魔的な苺パフェ、残念ながら苺の収穫シーズンのみの期間限定ではあるのですが…毎年食べたくなる魅惑のスイーツなのは間違いありません。
 
そして、この日こそ「丸グル」が本格的に猛威を振るい始めた日でもありました。
スタンプラリーどこいった。(スタンプは忘れずもらってます)

南阿蘇の幹線道路沿いにあるカフェ、TIME REVERSEさん。
後に南阿蘇No.1のお気に入りとなった和やかで素敵なお店

そして、本来の予定は黒柴コーヒーさんでスタンプゲットしてラリー完走!といきたかったのですが…お休みなので急遽予定を変更し、丸グルで存在を知って気になっていた南阿蘇のカフェ「TIME REVERSE(タイムリバース)」さんでランチ。

店内にハコスカ!!!コンディションも素晴らしい!
古いクルマも大好きな筆者にとっては天国のようなお店だ

TIME REVERSEさんの目玉といえば、何と言っても店内にドドーンと鎮座したハコスカ。
 
ハコスカを横目に見ながら美味しい食事やコーヒーが楽しめるというのはなかなか贅沢な趣向といえ、お店を営むオーナーご夫妻の気さくで優しい人柄も相まって、とても癒されます。

ハンバーグセット。王道の鉄板焼き。
いいからとにかく食べて!としか言えない

で、早速気になってたハンバーグセットを注文してみたのですが、これがなんというか感涙モノのうまさでして…
自称食通とかがよくのたまう「ハンバーグは外側も中もジューシーでうんたら…」とかいう屁理屈を物ともしない「良い意味で洗練された家庭的ハンバーグ」を存分に味わえます。
家庭的でしっかりおいしい、って意外と難しいんですよね。
 
このTIME REVERSEテイストは他のメニューでもブレずに生きており、芸コマっぷりに定評のある期間限定パフェや大定番メニュー・ナポリタンetc.とにかく飽きない味は後の筆者の南阿蘇における大きな楽しみとなり、今に至ります。

珍しいサニトラのラジコンがあったのでゲット!

という訳で、スタンプラリー完走こそできませんでしたが素敵なお店との出会いがあり…今回のお泊まりツーリングはいよいよエンディングへ。
 
つまり、また次回来るのが確定したという事でもありますので、寂しさはありません。

おみやげ買い忘れてて帰り際ギリで思い出したなんて言えない

帰途に就く前に、いつもお世話になってる旧車屋さんへのおみやげを買うため木之内農園さんへ再び立ち寄り…
そのまま熊本市街地へと下り、国道3号線を北上し福岡へ帰還。

ギリセーフ!

そして、いつもの旧車屋さん閉店直前になんとか間に合い滑り込み!
 
旅のおみやげを渡したのですが、店長も店員ズも最初は微妙な顔。
なんで???????

私が普通のおみやげを買ってくるとでも思ったのか!!!

…というのも、おみやげはこの「熊本トマトコーラ」なるユニークなドリンクだったからです。いやこれ普通に美味しいんだぞ???
(皆さん後でちゃんとおいしく飲んでくれました)
 
何はともあれ、初の1泊2日お泊まりツーリングは成功裡に終わりました。

今回の戦利品。
ようやくビックリマンシールを2枚ゲットできたのは大きい!
スタンプ台紙も2枚目に突入し、早くもリーチ。
次回、黒柴コーヒーさんでスタンプゲットして残り2枚のカードをゲットできれば
スタンプラリーの旅は終わりである

今回の旅は、リターンライダーしてツーリングライダーを目指す身としては幾つかの挑戦要素がありました。
それは
 
長距離移動を伴うお泊まりツーリング
ラビットによる連日の長距離ツーリング
出先でのイレギュラー発生時の予定組み替え対応
燃料缶を活用した航続距離延伸
 
というもので、今回はどれも成功しました。
次回の阿蘇ツーリングに向けて大いに自信を得た筆者は更なる冒険を試みるのですが、それがまさか、あんな結果を招く事になるとは……
 
色々な意味でドラマ溢れる次回(完結編)に続く!

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