モトBlog】雨の中YB-1で帰省して思案橋ラーメン食って精霊流しを観る。
8月15日。
終戦記念日であると同時にお盆でもあり、筆者が生まれ育った長崎では伝統行事「精霊流し」の日でもあります。
前日までの天気予報では雨ザザ降りとの予報内容だったので、8/15はインドアでのんびり過ごすか…と考えていたのですが、当日の朝になると晴れたり雨が降ったりとやたら不安定な天候になりました。
更に長崎在住の友人から「雨降ってるけど精霊流しはやるみたいよ!」との情報も頂いたので、筆者はYB-1に火を入れ出撃…もとい帰省!
三瀬峠を越え、頭上をかなりの速度で通り抜ける雨雲とザーザー降り注ぐ雨を何度も掻い潜りつつ、国道207号線を一路長崎へ。
頭上の雨雲を追いかけ追い抜き、雨に濡れては陽射しで乾き。
雨上がりは、夏ならではの生命感溢れる自然の匂いが特に強く嗅覚を刺激してくれます。
「原付(二種)で福岡から長崎まで行くのってキツくない?」とよく聞かれますが、下道を通っての福岡〜長崎行はそんなにキツくありませんし、のんびり走っていても補給・飯休憩時間込み片道3〜4時間前後で行けてしまいます。
ガソリン代が高騰している現状であっても、小排気量マシンの強みでガス代は笑ってしまう程に安く上がります。
予定より早く長崎市内に入ったので、市街地中央部にある老舗のラーメン屋「思案橋ラーメン」さんで、同店の名物にして筆者の高校生時代における好物だった「爆弾ラーメン」を満喫。
長崎ラーメンは一見すると福岡や久留米・熊本等における一般的な豚骨ラーメンと似ていますが、それらよりも鶏ガラが強く効いており、中国食文化の影響が強い長崎らしく中華寄りのスープになっています。
麺は一般的に柔らかめ、チュルルッと無抵抗に吸い込まれる感じです。
うまいから全然いいですけどね!!!
美味しいラーメンをすすっていると、まだ早い時間なのにもう背後の通りから爆竹の音が。
精霊流しの主役である精霊船が大通りを練り歩くための交通規制は当日17時からだというのに、その何時間も前から一部の船が通りに姿を現し、爆竹をパンパン鳴らし始めていたのです。
天候は相変わらず通り雨がザザーッと降ったと思いきゃカラッと晴れたり、実に忙しい天気でした。
こんな天気じゃ爆竹に火を点けるのも大変だろうに…と思いつつもラーメンを食べ終えた筆者は精霊流しの模様を撮影すべく、大多数のギャラリーが陣取る街中の大通りではなく、急坂のアップダウンからなる精霊船にとってのヒルクライムアタックエリア難所「県庁坂」へ。
県庁坂は一般ギャラリーよりもマスコミやカメラマンに人気の、撮影するには適した場所です。
精霊船ヒルクライムの模様については、その時撮った以下の動画をご覧下さいませ。
かくして筆者は精霊流しを満喫し、再びYBに乗って福岡へ帰還。
夜はもう雨も止んでおり、快適な真夏のナイトランを楽しめました。顔面にカナブンhitして痛かったけど
お盆が終わって、もうすぐ秋です。
若い男女が一年で最も発情する季節も終わり!だというのに、我が家のニホンイシガメはどういう訳か今もまだ発情期です。季節感なさすぎですし、そもそも必死に関係を結ぼうとしているお相手のカメ(マレーハコガメ)はオスなので、相手を選んだ方が良いのでは?とも思います。
そろそろツーリングマップルの紙冊子バージョンとタンクバッグを新調して、秋のツーリングに備えたいものです。
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