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モトBlog】ラビットがやってくる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

富士(現・スバル)ラビットS301Bスーパーフロー(1964)
かつて昭和の世を駆け抜けた、偉大にして愛すべきニッポンのバイク

このNoteの過去記事でも何度かその登場を予告してきました、富士(スバル)製の2ストロークエンジン搭載125ccスクーター「ラビットS301」が遂に11月中旬…我が家にやってくる運びとなりました。

とはいってもバイク修理大好きな筆者ですから、実動車を買ってむざむざ修理チャンスを失うような真似はしません。
何と「ラビット1台分まるっと欠品無しでバラバラになった」という、一般人にとっては厄介この上ない、しかし筆者にとっては至高のごちそう以外の何物でもないデリッシャスにしてベリーベリーマーベラスな個体との出会いがありましたので、折角の修理チャンスを失う前に速攻でお迎えする事にしたのです。

ラビットのエンブレムが刻まれた革製キーホルダー。
昔、九州自動車歴史館で買った(2022年現在、残念ながら絶版)
長年に渡る筆者のラビットへの思いを象徴する一品

筆者とラビットとのファーストコンタクトは昭和50年代にまで遡る事ができ、本項で書いていたらまた長文記事になりかねないので…その辺の話は別の機会にうんざりする程の熱量を込めて存分に触れたいと思いますが、何はともあれ、じいさんになる前にラビットをお迎えできる運びとなったのは幸いです。

実はラビット、来月お迎えするトルコン式AT搭載型・S301Bスーパーフロー(スパフロ号)のみならず、3速MT仕様の普通のS301Bか、思い切って4速MT仕様の上位機種・S301ツーリングもお迎えする準備を進めています。
そこに別記事でも触れた「超鈍足200cc」S601を加え、
 
ラビット艦隊」を編成する予定でいます。
艦隊が勢揃いするのはかなり先の話になるでしょうけど、乞うご期待!
そして筆者及び本Noteは「ラビット野郎」としての活動を開始します。

もちろんYB-1も相変わらず元気一杯!(元気過ぎ

ラビットが来ても筆者の普段の足は引き続きYB-1改なのですが、「ラビット旅」に備えた下準備のために九州各地をツーリングも兼ねて飛び回っており、先日は福岡市→阿蘇山大観峰(熊本県)→椎葉村奥地(宮崎県)までの日帰り下道ロングツーリングをも達成し、下道のんびり旅のためのツーリングルート開拓&検証に励んでいます。

この見どころが多く魅力的なツーリングルートについては、近々記事にてご紹介します。

宮崎県椎葉村にて。
なんかものすごく秘境にやってきたぞ感が半端なかった。
いずれ、筆者の良き居場所のひとつになってくれそうな予感がある

しかし!
ポート加工etc.で体感できるレベルのパワーアップを果たした我がYB、元気なのをいいことに通勤にツーリングに走り回っていると、いろんな箇所の古いパーツが悲鳴を上げ始め、交換ラッシュになっているのもまた事実。

クラッチワイヤーが切れた!すわアッセンブリー交換か?
と思ったら、何とワイヤー末端のタイコだけが切れるという
ものすごくエコノミーで親切な壊れ方をした。
お陰で、購入パーツはワイヤーエンドと補修用ハンダのみ

先日リアホイールのゴムダンパやベアリングがイカレたかと思ったら、お次はクラッチワイヤー断線。普通ならクラッチワイヤーなんて切れたら走行不能となる所ですが、最終減速比変更でワイドレシオ化されているのと前述のトルクアップにより、上り坂でもノンクラ発進停止がどうにか可能なので、明後日受け取る予定の補修パーツ(ワイヤーエンド)が届くまでは現状「ノンクラ運用」です。
流石にツーリングは無理ですが、まぁ通勤や買物位なら問題ありません。

…といった具合に相変わらず壊れたり治したり旅したりまた壊れたりと、良い意味で退屈しないバイクライフを送れてはいます。
(壊れないのが一番なのですが、古いバイクなので仕方ない)

あと、ラビットがいよいよ来るので、YB-1のみならずラビット関連情報も充実させていきたいと考えています。

ようやく本格的にリターンライダーとしての活動が始まります。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。

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