日記とリライトの間でつらつらと。~「ちはやふる」のメディアミックスにまつわる様々な好悪の感情、とか~
ひとまず真っ先に考えていたのは最初の
「#虫干しと天地返し」に繋がる整頓作業を
しようとは思ったのですが、最初の1匣目の
ダンボールでめぼしいモノはなし。幕内さんの
「変な給食」とか遠藤淑子の旧作が多かったけど、
改めてピックアップして曝すものでもなし、
としてそっ閉じしたと。
一寝入りはしたし、外も雨降りなので、
長雨の時こそ整頓作業ははかどるかな、
といふことでこの後の作業を控えさせた上で、
一本何かこさえようかと。
で、当初の紹介でも述べましたが、いよいよ
今日の13時で、元の母艦ともいえるレンタル掲示板
teacupが終了し、終わったコメントが貼りだされて
おります。
なので、ログはあるんで(それらに応対した
メモ書きは150オーバーほどか)、今日も今日とて
そこからのリライトを一本出来れば。
今回はではざっと10年前のアニメ版が制作された
頃の「ちはやふる」とその後3部作で作られた
実写版「ちはやふる」を合わせた~「ちはやふる」の
メディアミックスにまつわる様々な好悪の感情、
とか~、といふ感じでリライトしてみようかと。
総じて言うと、実写版「ちはやふる」に関しては
役者の勢いと「リスペクトベース」が前面に出ていた
こともあって、Perfumeの主題歌ともども瑕疵に
あたるところはほとんどありませんでした。
余り語られていないところでは、ここの予告制作
作成時のドキュメントが素晴らしく、いきなり
ジャンプショットで憧れの地として近江神宮の
ショットを抑えていた女性スタッフの慧眼には
感心しました。
ただ、書店員経験のある見地と以前紙の札でも
木の札でも百人一首を楽しんでいた人間からして
みれば、この作者の必ず何かを貶めておらずには
いられない「腐女子スラムダンク思想」に満ちた
部分が鼻についてたので、まんが喫茶で読んでいた
コミックスを途中退場するしかなくなり、また
半端なネットで尻つぼみ的に終わったアニメ版を
「当然の因果応報」と観ていたのもさもありなん、
って話を少しして行きます。
(ま、今でも個人的な感想としては壁サークルの
一大勢力だったよしながふみと羽海野チカに比べ
れば、数段落ちる思想と発想でしか書けない人、
って評価にはなっているのかと)
そもそも古参の書店員でコミック担当であれば
基礎知識だったことの一つとして、末次由紀の
「ちはやふる」の前作は稚拙な窃盗に基づく剽窃
表現があり、コミックス回収されている、といふ
事実があります。
それでアニメ版の特徴としては確かに目玉の一つ
として声や読み札を詠む技術は本物を連れてくるべき、
といったところから専門の読手と言われる方は七人
しかいない、と云われているのですが、そのうち一人で
定評のあった芹野恵子さんが『ちはやふる』では
キャストとして加えられていた、といふ本気では
あったものの独立気風の強い日テレ系でネットに
すぐ手を挙げたのが東京と(当時のクイーンが君臨
していた)福岡しかなかった、といふあたりがいかにも
中谷敏夫PDの関わる作品らしい敗残の徒ではあったと。
なので毀誉褒貶あった中では死屍累々のアニメ版が
繋いでくれたお陰でなんとか映画版のヒットまで
繋げることが出来た、といふのが「ちはやふる」の
総評にはなると思うのですが、そういう感情を
持たざるを得なかった人に対してのケアを常に怠るので、
「因果応報」も相応に受けるのがもう一つの『ちはやふる』
が持つ「水くくるとは」な部分でもあるんだろうなと。
ではぼちぼち上がったので、アップし終えたらぼっちら
ぼっちら「#虫干しと天地返し」に入ろうかと。
といふことでtorovでした。