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それもまた銀河の一ページ。~まあいわゆる一つのお蔵出し~

これもまた一つよくあることだが、それもまた銀河の一ページ。

まあこれは言ってみればあてどなく仕込んでいた
ネタの一つではあったのですが、そろそろ出せそうな
タイミングではあるのでお蔵出ししてみようかなと。
(銀英伝参りもスタートはしたので、まずは旧作の
名高いナレーションの方から一ネタと)

何日か前の「青空侍」の記事で少しだけ出しましたが、
結果的に屋良有作が青二に一人だけ出戻りしたビーボに
至るまでの前後を現した系列図はおよそ以下の通り。

俳協~TAP~青二~紅屋25時~アットウィル~ビーボ

俳協(東京俳優生活協同組合,1960.05-)〔生活法人〕
├←母体はTMC
│(タレント&マネージャークラブ,1960.02開設)
├←太平洋テレビPTCの流れと
│新演・東演の流れが合流して設立
├→ティー・エー・ピー(TAP)
│   └→青二プロダクション(1969-.[青二])
│     │〔久保進→(現在は)古市利雄〕
│     ├→紅屋25時(2000-2001)
│     │ └→改称 アットウィル
│     │   │(2001.11-2002解散)
│     │   └→川部奨(屋良有作)が
│     │     有限会社設立 ビーボ
│     │     (有限会社ビーボ,
│     │     2002-2022廃業)

で、思い立ったのが当時のボイスアニメージュに
載っていた紅屋25時へ移籍したメンバーを改めて
ピックアップ。そこから見えてきたものは、
といふことで一応リストを出します。
(参考文献,ボイスアニメージュvol.35,40,41
パーフェクトデータから抽出)

◆屋良有作[青二→紅屋25時(2000.7.1から)
→アットウィル(2001.11.1から)]
◆石井康嗣[賢プロ→フリー(2000.1.1から)→紅屋25時]
◆大塚瑞恵[青二→紅屋25時(2000.7.1から)]
◆河原木志穂[フリー→紅屋25時(2000.7.1から)]
◆水島裕[フリー→紅屋25時(2000.7.1から)]
◆小川真司[青二→紅屋25時(2000.1.1から)]
*小川真司さんはナレーションの名手としても
知られており、吹替のベテラン。アニメで記憶しているのは
アニメ版のだめのミルヒーことシュトレーゼマンか。
その後は大沢からヘリンボーンに移って、そこで亡くなると。
(2015年3月死去)

◆金丸淳一(同人舎)→[紅屋25時]
◆木内レイコ[東映A→紅屋25時(2000.7.1から)]
◆深見梨加[フリー→紅屋25時→アットウィル(2001.11.1から)]

◆新谷良子[紅屋25時→アットウィル(2001.11.1から)]
◆清水愛[紅屋25時→アットウィル(2001.11.1から)]

なので実質屋良有作と共にした紅屋25時→アットウィル
→ビーボの声優はリマックスに移ることとなった新谷良子だけになるわけか。

ビーボ所属者移籍先一覧

屋良有作→青二プロダクション
浜田治貴・永田亮子・川上まり→アトミックモンキー
近藤隆・高良竣太・岡本和浩・幸坂百花・大谷海人
→AMBER note
新谷良子→リマックス
古田優児→(株)KOTODAMA
藤井佑実子・山内美幸・額田康裕・秋元うらら・鈴夏あや・
田丸裕臣・真木ナオ・清水茉菜・夕月・山下のりこ・
渡辺一貴・古関翔子・高野憲太郎→フリー

紅屋25時は当時の記憶と広告の打ち方から類推するに、
企画CDドラマを濫発していたから、実質はその
プロジェクトに参加する為の時限的な集合体だった
可能性が高い。まあそれが結果的に組織体へ変質して
いき、最終的に屋良さんが社長になって声優事務所と
して維持してきた、といふあたりなのではないかと。

この中で会話したことのある声優さんは体験入学の
初アフレコでディレクションして貰った◆深見梨加
さんだけですが、ちょうどそんな節目の時期に逢えた、
あたりだったのかもしれませんね。
(あんまり摺り合わせていないけれど、確か『鉄
(くろがね)コミュニケイション』が始まる直前の
頃だったような気はする)

あとイベントで観たのは後にケンユウオフィスへ
流れた頃の◆河原木志穂くらいかな。イベント
レポートを一部どこかの掲示板に書いたような気が
するような。

といふことで、労作の割にはあっさり出し過ぎてる
きらいもありますが、出せることが見つかった喜びの
方がまだまだ勝っているのでしょう。

「それもまた銀河の一ページ。~まあいわゆる一つの
お蔵出し~」でした。