ノヒイ ジョウタ

だいたいフィニッシャー。仕事でも趣味でも模型やおもちゃを触っています。 たまにライター。まんだらけ大オークション目録ZENBU97号より、連載記事「RESTART」を二人三脚で執筆中。 時々アーティスト。佐藤雅美主催クリエイターチーム「MERAKI」特殊塗装担当で所属。

ノヒイ ジョウタ

だいたいフィニッシャー。仕事でも趣味でも模型やおもちゃを触っています。 たまにライター。まんだらけ大オークション目録ZENBU97号より、連載記事「RESTART」を二人三脚で執筆中。 時々アーティスト。佐藤雅美主催クリエイターチーム「MERAKI」特殊塗装担当で所属。

最近の記事

スマホであそぶひと

まんだらけZENBU105号にて、連載「RESTART」第6回が掲載されました。 諸事情で掲載順番がずれていたこともあり、今が第何回なのか当人すらあやふやになる時がありますが、順調に回を重ねられているのは関係者の方々のご協力及び、読者の皆様の応援あってのお陰……本当に感謝です。 連載企画時、星をみるひとの回は一回のみ想定だったのですが、去年のNintendo Switch版発売(一周年おめでとうございます)からの怒涛の公式供給があった関係で、「とことんやろう」と路線変更をして

    • 半年ぶりにかくひと

      連載の告知するぜ~と思ったら信じられないくらい更新に間が空いてました……本当に申し訳ない。 なんと二月の連載の告知すらこちらでなかったので併せてお届けします。 まずは六月一日より全国書店及びまんだらけ各店舗に並ぶ、ZENBU104号に掲載されている「RESTART」第五回です。 星をみるひとは発売後に賛否ありましたが、影響されたファンによりゲーム内部の解析や考察に加え、二次創作も行われ、今日まで語り継がれた側面があります。 そんな星をみるひとの「その後」を追った回となります

      • エンディングまでなかないひと

        12/25に全国書店で発売となる「MOTHERのことば。」、本書にプレイ&チェックチームの一員として微力ながら参加させて頂きました。 公式ページでも触れられていますが、MOTHERシリーズは一般的な書籍の感覚で校正をすると「文法や表現的に変だが、ゲームとして正しい」言葉にまで赤が入ってしまいかねないテキストを多く含んでいます。 その為に本企画の様な異例の対応がされ、縁あってお仕事をさせて頂く運びとなりました。 僕が担当を受け持った範囲は全体のごく一部ですが、その範囲で出来

        • iOSであそべるひと

          もう半月で年も終わるというのに、なんというビッグニュース……。 「PicoPico」はパソコン向けのゲーム配信サービス「ProjectEGG」を運営しているD4エンタープライズがiOS向けに配信しているサービスです。 シティコネクションは星をみるひとの兄弟的作品「サイキックシティ」の版権も持っているため、D4エンタープライズとも繋がりがあると存じていましたが、まさかこういう形で星をみるひとがまた日の目を浴びるとは思いませんでした。 もう「ゲーム機がないから遊べない」なんて言

          デマをおうひと

          星をみるひとには真偽が定かでない噂が現在も飛び交っており、それが本当なのか知りたい気持ちがきっかけで始まった、ホット・ビィ研究活動。 それらの噂の中でも、特にインパクトがあるのが 「星をみるひとのシナリオは劇作家の鴻上尚史氏が手掛けた」 というものです。 もちろんこれはデマです。 このことについては鴻上氏自らがこのように否定をされています。 一体、どうしてこんな噂が立ってしまったのでしょうか。 今回はこの噂について考えていきます。 まず名前を挙げられてしまった鴻上

          デマをおうひと

          すたびらいざをかうひと

          最後の掲載から半年の月日を経て、連載コラム「RESTART」の第三回が掲載となりました。 前回のサイキックシティを踏まえ、遂に星をみるひとのお話となります。 かのゲームがどのような状況下で作られ、結果どのような形に昇華されたのか、辿れる限りの関係者の皆様から情報を頂き今回の記事が誕生しました。 ネット上で検索をしても驚くほど語られることがなく、あるいは真偽が定かでない情報が広まっていた星をみるひとの断片を、このような形で記録に残すことが出来たことに有難く思います。 ……こう書

          すたびらいざをかうひと

          星をみるひとをみるひとをみるひとをみるひと

          天才的なタイトルだと思う。 youtube及びニコニコ動画にて、レアハンターマラリアさんに作成して頂いた星をみるひと発売日問題動画が投稿されました。 「星をみるひとがどんなゲームか」を扱った動画や評論はそれこそ星の数ほどあったと思いますが、「星をみるひとがどんな影響を及ぼしたか」を扱ったものは非常に珍しいと思います。 星をみるひとに興味がない方でも、当時のゲーム情勢に興味のある方が関心を寄せてくださっているのは本当に有難いと思い、このような形式に落とし込んで下さったレアハン

          星をみるひとをみるひとをみるひとをみるひと

          星をみるひと発売日問題経過報告

          はじめに 本記事の動画版を作って頂きました。こちらもあわせてどうぞ! あの発売日問題を提唱してからずいぶん月日が流れました。 内部資料とアスキー刊「ゲーム年鑑」のみに存在した幻の発売日「11/18」。 事実か否かについて、3月から7か月以上を費やして研究を続けた結果これを書いている現状では「11/18発売は事実である」可能性が高いと判断します。 下記より、研究の経緯と構築した仮説についてまとめていきます。 なお本研究の長期化により時系列の把握が難しい点があるため、改めて

          星をみるひと発売日問題経過報告

          RTAinJAPAN2020星をみるひとを解説するひと

          この度は私の方での配信トラブルで、解説がまともに遂行できず本当に申し訳ございませんでした。こちらの配信環境に不具合が生じ、半分近く何も解説が出来ず、その後も満足いく体制での解説が行えませんでした。 心よりお詫び申し上げます……。 今回の解説用で事前に準備した台本に乗せて、スクリーンショットを貼りながらこちらにて進行を説明させて頂きます。 少しでも本RTAへの理解及び魅力の発信に繋がればと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このあ

          RTAinJAPAN2020星をみるひとを解説するひと

          てれぽーとをするひと(RTAinJAPAN副読資料)

          本記事はRTA走者であるhorrinさんから掲載許可を頂いた、RTAinJAPAN2020にて行われる【星をみるひと】RTAレース用の副読資料になります。 RTAを行うに重要な知識で、かつ実況解説時にフォローが難しい内容をこちらにてフォロー致します。 RTAを視聴される方、自らRTAに挑戦される方、普通に遊ぶ上で知識を活用したい方等、気になる方はご覧いただければと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 戦闘時の「にげる」コマンドがな

          てれぽーとをするひと(RTAinJAPAN副読資料)

          (switch版の)星をみるひと

          あのエンディングが、遂にゲーム中で見られるようになったぞ! まだ買ってない人はニンテンドーオンラインストアで購入だ! 直前までニンテンドーオンラインストアに名前すら表示されずファンをやきもきさせてきましたが、7/30の0時に無事配信されました。 ゲームとしてはほとんどそのまんまの移植(RTA御用達の座標バグもそのまま実装らしいです)ですが、新機能である移動速度二倍のさいこうぉーくと巻き戻せるさいこりばーす、そして強くてニューゲームができるにゅうがめぷらすが使えることで、プ

          (switch版の)星をみるひと

          そろそろ星をみられるひと

          「夏発売ってアナウンスしてたけどもう八月になるよ……?」と有識者たちを不安がらせていた? switch版【星をみるひと】ですが、23日に突如カウントダウンが始まりました。 それにしても一週間前って。まぁ昨今のダウンロードタイトルはサプライズ的に突然配信開始というパターンも出てきたので、こういうのもアリなのかもしれませんね。 個人的にはこのアナウンスが最も衝撃でした。 いい大人達は十年以上前からニコニコ動画を拠点に活動しているゲーム実況者集団で、現在では四名(一名育児中とのこ

          そろそろ星をみられるひと

          星をつくったひと

          ゲームソフトはでかでかと名前を掲げたゲーム会社が作ったものとは限らない……とはゲーム好きの方にとっては当たり前のことかもしれません。 例えば【星のカービィ】は任天堂が発売元ですが、開発は後に同社社長を務める岩田聡氏が在籍していたHAL研究所というソフトハウスが手掛けています。当時HAL研究所に所属し本作の開発を進めた桜井政博氏は、後に【任天堂オールスター大乱闘スマッシュブラザーズ】を発表し、HAL研退社後も同作の総指揮を行っていることは有名ですね。 また同じタイトルでも開発

          星をつくったひと

          星をみるひと発売日問題と仮説にいきつくひと の進捗

          あれからそろそろ三か月。 はじめに申し上げると前回以上の決定的なエビデンスは出てきておりません。有志からの協力もあり、相当数な情報が揃いつつありますが、現在でも11/18表記の資料はゲーム年鑑ただ一冊のみです。 では何が目的で今回の記事を書くのかというと、推論に一点誤りと言いますか、訂正すべき点が見つかったからです。 以前の記事でゲーム年鑑のみが公式資料とデータが共通しているのは「発売本数の調査で10/27説ではつじつまが合わなくなり調べ直したのでは」と推論を立てました。

          星をみるひと発売日問題と仮説にいきつくひと の進捗

          告知がたまっていたひと

          ちょっと更新をさぼっていた間に色んなことがあったぞ……! それぞれ箇条書きでご紹介します。 (1)連載「RESTART」第二回が掲載されました 全ホット・ビィファンが待っていたと信じているあの連載が帰ってきた! 今回は【サイキックシティ】について切り込みます。 購入は全国の書店及びまんだらけ各店、通販での取り扱いもございます。 現在のところ、97号、99号に掲載しておりますので、バックナンバーを追う際はご注意ください。 なお本誌の意向で次回連載は冬発売の号になります。気

          告知がたまっていたひと

          サイキックシティをみるひと その3

          本作は言ってしまえば「批評家好み」の一言に尽きます。 1984年11月にリリースされた本作は、制作者の野心に満ち溢れた内容でした。超能力をゲームシステムのみならず設定に巧みに組み込み、限られた情報からプレイヤーが大きく想像を膨らませられる余地を残したストーリーは現在でも高く評価する声がネット上で見受けられます。 当時ようやく日本国内で日の目を見始めたRPGというジャンルにおいて、国内では初と言われる本格的なSFを題材にした作品としてパソコン誌ログインから評価を受け、ログイン

          サイキックシティをみるひと その3