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会社で起きたムカつく出来事シリーズ1

私はとおじ。39歳女性。既婚で子なし。昔っからいつもイライラしていた。いつも何かに怒っている。
機能不全家族で育つとこうなるんだよと、さらに昔の家族関係の出来事を思い出してもイライラ。とにかくイライラする。短気だけどとっても臆病者でメンタル豆腐もいいところ。強く見せたくて強がるけど弱いのバレバレなのか、少し前に入社した就労支援施設の事務の職場で私はとってもムカつくし恥をかかされたことがある。
 その職場は入社初日はHAPPYだった。なぜなら1つ年上の気さくそうな女性が同じ日に入社で、会社の待合室で2人は顔合わせをすませ
「今日から入社ですか?よろしくお願いします」とお互いが人見知りせず話せる相手と認識し、お互いに「歳の近い、キャラも似てそうな同期だ!よかった!」と心強い存在として認識できたからだ。
 これでもうこの職場では初日から居場所ができた!と、勝った!と思った。早速その場で「よかったらランチ一緒に食べない?」とお互い1番の不安点を解消し合い、もう安心感とテンションは爆上がりだった。
 一通りお喋りしたタイミングで面接をしてくれた方が待合室に現れ、
「では行きましょうか」
と、私たちを事務所へ案内してくれた。
事務の仕事なので(私は生まれて初めての事務の仕事)ある程度頭ではわかっていたものの、女性が多い。そして・・・みんな若めだ・・・20代が多そう。歳の近い同期がいて本当によかった・・・。心からそう思った。
 私は女性の人間関係が大の苦手。集団に合わせるのが苦手なのもあるけれど、女子特有の美容やコスメの話やブランドの話にあまりにも興味がなく、女子っぽい話が苦手で会話に入れないほどなので、女子の集団に溶け込まないといけないと考えるとすごく憂鬱になる。で、だいたいが誰かの悪口大会になるのが身をもってわかっているので(過去学生時代色々あった経験上)悪口言われないようにいい人を演じてしまうってものすっごく気を遣ってしまう。それがものすごくエネルギーを使う。
 で、何が正解の回答かわからないので、だいたいズレた回答をして「この人変」「からみずらい」というレッテル貼られて陰で楽しい楽しい悪口大会の格好の餌になるんだろうなと勝手に想像してまた憂鬱になるというのが私の集団女子の人間関係でのだいたいの一連の流れだ。
 なんとなく、雰囲気も悪いような気がした・・・気のせいなのか?気のせいと思いたい・・・・
 その予感は見事に的中してしまった・・・・。

その職場は2代派閥にわかれていて、後から聞いた話によると、そこは「大奥」とあだ名が陰でつけられていたそうだ。
まだ設立から10年もたっていない若い会社で、創立メンバーが事務の部署に2名いた。
1人は27歳の女性。これがまためちゃくちゃ美人。スタイルもいいときたもんだ。ただ性格キツそうだなと見た目でわかるタイプ。これが癖持ちガール。
もう1人は40歳の女性。化粧濃いめで背が高めの見た目「めっちゃ性格きついです」としっかり出てしまっている方。スタイルもいいしスタイル良く見せる系の服をきてくるのだけれど、ケバだっていたり毛玉ができていたり洗濯何度も長く着てるんだろうなというのがよくわかる服をきていたので、ビシッと「キャリアウーマン!!素敵!!」という雰囲気ではなかったがこれがまた癖のある女性。
 どちらもとんでもない性格のわるーい女性で。その2人はどちらも違う仕事を任されており、どちらもリーダーの役割でどちらにも部下が3名ほどいるという状態。部下と言っても良く聞くと1年未満の新入社員が面接の印象でどちらかに振り分けられているので、おそらく「どっちのボスと相性が良いか」で配属が決まるんだろうなと思う。
なぜ1年未満の部下しかいないのは察している人もいると思うが、単純にそのボスだから人が続かないのだ。
 私と同期の女性のみきちゃん(仮名)はそれぞれ配属が分かれてしまった。私は40歳ボスのところへ。みきちゃんは27歳ボスのところへの配属となった。

私の配属先には3ヶ月前に入社した年下の先輩がいた。この子も27歳。おとなしそうな見た目だけれど、隣の席になりよく話かけてくれる気さくな子で色々と教えてくれたので私はひとまず安心した。
みきちゃんと私は同じ部屋で仕事をしているけれど、別の島で別々のグループで別の仕事内容をしている状態なので、休憩時間に一緒にランチを食べながらお互いの仕事の状況などを話していた。
 
入社して数日、あっという間に事件が起きた。

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