炎上とは?虐め(いじめ)の原因は「批判」から始まります
いじめの原因は「些細な批判」とは
虐めの原因は、些細な「批判」がきっかけで始まることが多いです。最初は何気ない一言だったとしても、それが重なり集団心理が働くと、あっという間に「炎上」状態になってしまいます。批判が重なる事=炎上です
このとき、
批判が真実かどうかは関係ありません。
ただの勢いで、いじめがどんどんエスカレートしてしまうのです。
加害者たちは、いじめをしている自覚がないことが大きな問題ですが、原理があります。
例)学校で、太ってる子に対して
「どうして太っているの?」といった
「批判者A」から始まります
「どうしてだろう?」
ただの疑問も批判になりえることがあります
病気のせいかもしれませんし
家庭環境のストレス、色々理由があるかもしれません、そして批判をされた被害者は、
そもそも、太っていなかったとしても
「どうして太っているの?」といった批判は
嫌だと、不愉快だと感じるはずなんです。
そして、集団心理により「デブ」、ただの見た目だけで、「臭い」、「近寄るな」といった誹謗中傷に発展していきます。
そして、周りの人も「自分がいじめられたくない」という気持ちから、次第にいじめに加担するようになり、グループが形成されてしまうことがあります。(映画のライフのような)
こうして、いつの間にか批判がエスカレートし、いじめのグループまで、形成されてしまいます。
集団心理の恐ろしさとは
こうして、集団心理が働き、いじめがどんどんエスカレートしていくと、誹謗中傷を受ける被害者にとっては毎日が地獄のような状況になります。最初は軽い気持ちで始まった批判でも、気づけば相手に大きな傷を与えていることに誰も気づきません。
先生から「虐めグループ」が呼び出された時、
「太ってる方が悪い」、「批判される方が悪い」、「痩せたら良い」、「臭い」など、
批判のオンパレードになってしまいます。
(多くの批判=炎上=虐め)
グループ単位になると
虐めに加担してしまっていると
加害者達は気付いていません。
(批判だと思っているからです)
多くの批判=炎上
多くの批判=虐め
根本的な問題は「批判」から始まります
「嘘か真実は関係ありません」とは?
煙がないところに火は立たない
いいえ、現代では違います
「煙がなくても火を立てれてしまう」時代です
議員さん性被害が虚偽でしたね
https://www.news-postseven.com/archives/20240226_1943768.html?DETAIL
一部抜粋「電子書籍が出版されたことで、町は日本国内のみならず海外からも注目を集めることとなった。だがのちに、前橋地裁で開かれた刑事裁判・民事裁判で、「町議による町長からの性被害告発」が虚偽だったことが判明したのだ。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0086953c99faf30ecc65d9c6f19a8ee3d0713372
大阪地裁は2024年5月、虚偽告訴罪で起訴された20代の女性に対して懲役1年6月
など(最も重要なのは「雑誌」などに書きたてられる芸能人と同様)
集団心理の怖さとは
「真実か嘘か関係ありません」
例えば、学校のテストで良い点を取った人に対し「アイツはカンニングをした」という
嘘の批判が広まったと仮定します
この場合、もしその批判をした
批判者Aが周囲に信用されている立場であれば、首謀者として、嘘であっても周りに簡単にその嘘は信じられてしまいます。
被害者は「カンニングをした人」、あだ名を付けられたりして「カンニング野郎」として生活することになってしまいます。そして、エスカレートして、悪質な噂の的になってしまうことでしょう。
1.AとBは仲が良いからAの話は本当だ
2.BとCは仲が良いからAの話は本当だ
3.雑誌だから、テレビの話だから全部本当だ
4.信用のある人が言っていたから全部本当だ
そして、伝言ゲームには
3人目くらいから
空想や妄想が入る事があります
「Aさんはカンニングする所まで見たはずだ」
火の無い所に煙は立たぬ
といいますが、いいえ、違います
「冤罪」、「偽証罪」という言葉があり、
非常に罪が重たいです
このような、集団心理の働きがあります
そして、たとえ被害者が何度も
「カンニングはしていない」と主張しても、
炎上している状態であれば
周りから信じてもらえないことがほとんどです
(主張を信じてあげるとことも時には重要です。)
芸能人、活動者たちも名誉毀損で裁判をして
白黒付けるときがあります。
裁判官、先生、企業は中立の立場です
「カンニングしていない」事が
立証された時を考えてみましょう
Aさんの立場が非常に悪くなります
「嘘付き」のレッテルが貼られた時
大変な事をした、
大変なことになった
友達も離れてしまうことでしょう
SNSなどでは、誹謗中傷による名誉毀損で
開示請求されてしまうこともあるでしょう
ただの批判と思っていた言動は
名誉毀損になりえるので注意が必要です
いじめがエスカレートする要因には
1.「いじめられたくない人達」という心理
2.「嘘を信じてしまう人達」という状況
このような集団心理が関わっています。
先生が真実を徹底的に調べ
絶対に「カンニングはしていない」と分かったとしても、いじめに加担している人たちは
「疑われる方が悪い」と思ってしまいがちです
信用のあるAが言っていた
仲の良いAが言っていたから本当だ
仲の良いBから聞いたから間違いない
加害者に加担している人達、グループとは、
周りが見れなくなってしまいます
いじめを防ぐために
いじめを防ぐためには、
周りの人が「これはいじめに繋がりそうな批判だ」と気づき、「それはやめときなよ」と声を掛けてあげることが大切です。(虐められたくない、SNSでは、自分が晒されたくないからと、中々難しいのです)
「虐めに繋がりそうな批判をやめよう」という声がけがあるだけで、状況は大きく変わる可能性があります。
これは決して言論の自由、弾圧ではなく、
「誰もが些細な批判から加害者になることがある」多くの人達が自覚を持つことが必要です。
いじめは気づいたときにはすでに深刻化していることが多く、被害者にとって、加害者にとっても、取り返しのつかない状況になることがあります。
だからこそ、些細な批判からエスカレートするのか、集団の力によってどのように広がるか、そしてその影響がどれだけ大きいかを理解し、いじめを未然に防ぐ行動をとることが重要です。