コマ撮りアニメを作ったワケ
コマ撮りアニメ(ストップモーションアニメ)
フィギュアや人形、粘土細工やサンドアート等々…触れなければ変化のないものをほんの少しずつ動かしながら静止画撮影し、それを並べて動画にし、あたかも動いているかのように見せる手法です。
パラパラ漫画も、セル画を使ったアニメもフィルム映画も広義で同じなんじゃないかと勝手に思ってます。
ところで私が作った動画は果たしてコマ撮りアニメなのか実写アニメなのかよく分かってません。
有識者のご意見求めたいところです。
はじめはやりたくなかった
そりゃそうでしょう。個人制作となると脚本、演出、セリフ、BGM、キャラクター製作、背景、小道具、撮影、編集…
全部やらなきゃいけないし(BGMは素晴らしい共同制作者のお陰でなんとかなった)、撮影に至ってはカメラ固定してキャラを置き換えて100枚200枚と撮影しないといけないので、仕事でもないのにこんな苦行しなきゃいけないんだって話ですよ。
ええ、出来ることならやりたくなかったです。
結果として自身の成長を感じることができましたのでやってよかったわけですが。
悔しさをバネに
じゃあなんでわざわざ苦行をしたのかということなのですが、1周年ファンアート企画は某ゲーム誌連動企画でして、投稿作品の一部は本誌掲載されることになっていました。
実際イラスト作品は掲載されていました、いいなと思っていたイラストは軒並み掲載されていてとても良い企画だなと思いました。
私のが載っていなかったことを除けば
そう、載らなかったんです。プロデューサーイチオシで取り上げていただいたのに、です。
今なら自分の至らなさ故だと思うこともできますが、当時はそうではなかった。ただただ悔しかった。
悔しかったんですよ、本当に。「お前のは載せる価値なし」と言われたような気がして。
で、悔しさのあまり「じゃあ次は載せたくても載せられないものにしてやろう、動画は紙面じゃ無理だもんね?いつか後悔させてやるからな」ってスタートさせました。
もはや復讐ですね。
最終的に2周年は連動企画ではなかったので思いは果たされませんでしたが、最高の栄誉を戴くという形になりましたので若干溜飲は下がりました。
ちなみにオンライン版には掲載されていますので完全に蔑ろにされたわけではないことは付記しておきます。
結果としてたくさんの学びと経験を得ましたし、それが3周年ファンアートにも繋がりましたので、良い経験だったと思います。
ネガティブな感情でも自分を奮い立たせて前に進めるなら悪いものじゃないなと感じました。