2023年ヤクルト指名予想
2023年ヤクルト指名予想
セ・リーグ2連覇を成し遂げた高津ヤクルトは今季5位に沈んだ。その理由と今後の課題を考えながら、2023年ドラフト予想をしていく。
☆チーム順位5位
【野手編】
三冠王の村上が昨季程の成績は残せなかったが、本塁打31本、打点84と及第点なシーズンだった。昨季に比べ、山田の不調と塩見の怪我による離脱が大きな影響となり、チーム浮上のきっかけを掴めなかった。
サンタナは3割、オスナは20本塁打をクリア。長岡も130試合出場を2年連続でクリアしたが、ショートを外されることもあり、今後打撃で活躍することが求められる。
長岡と同期入団の武岡が出場機会を得て、今後の足掛かりになるシーズンとなった。
塩見の代役として期待される並木、山崎、丸山、濵田がチャンスを生かしきれなかった。
ドラフト2位西村・3位澤井・5位北村が1軍を経験できたことは来年に繋がる。
特に澤井はファームで18本塁打を達成しているので、ネクスト村上として期待したい。
捕手陣は中村・古賀・内山の3人体制で負担を分散させ、着実に内山に経験を積ませている。
攻撃陣全体として村上を中心に選球よくボールを見て四球を取っていき、足の速い選手で盗塁を積極的に仕掛け、得点をリーグ2位に押し上げている。山田と塩見が順調であれば、Aクラス入りが見えていたはず。
【投手編】
2連覇中も投手陣の層の薄さを高津監督のマネジメントで乗り切っていたが、リーグ最低の防御率となってしまった。
エース小川が10勝を挙げたが、それに続く選手がピーターズ・サイスニードの両外国人と大ベテランの石川、リリーフから配置転換された小澤、高梨と6名で盤石な人数ではなった。WBC日本代表にも選ばれた高橋奎が不調なのも大誤算。また、奥川が怪我で2年続けてチームに貢献できていない。即戦力と期待されて入団したドラフト1位ルーキーの吉村はプロの壁に阻まれた。来年はこの3人が活躍するか否かで、順位を左右する。
リリーフは田口、清水、木澤、石山、大西を中心にチームを支えたが、田口以外は防御率が高く、失点を積み重ねた。田口もFA権取得で流出の可能性がある。
投手陣は質・量ともに不足している。
【課題点】
層の薄い投手陣を充実すべく、即戦力投手を数多く獲得する必要がある
左腕の絶対数が少ない
打撃型の二遊間
内山がコンバートした際の若手捕手
【指名予想】
ドラフト1位にはエースになれる大学即戦力投手を。
右腕なら、常廣(青学大)、西舘(中央大)、左腕なら細野(東洋大)、武内(國學院大)が候補。ただ、今年No.1投手の呼び声高い常廣か。大学投手は奥川と同年代になるので、良い競争相手になるだろう。外れでは下村(青学大)、上田(大商大)、古謝(桐蔭横浜大)が候補になる。使い勝手から下村か。2位には右腕では村田(明治大)、草加(亜細亜大)か左腕では高(大商大)、滝田(星槎道都大)が残っていいたら、指名したい。
3位にも投手。左腕が足りないので、社会人なら森田(Honda鈴鹿)、大卒なら尾崎(法政大)、石原(明治大)、高卒なら杉山(横浜高)、東松(享栄高)を狙いたい。
4位に打撃型の二遊間で百﨑(東海大熊本星翔高)、中澤(八戸学院光星高)をチョイス。
5位に若手捕手を。藤田(福大大濠高)、寺地(明徳義塾高)を指名。
6位以降も投手を指名したいが、残っていたら、関根(ENEOS)を指名し、投手陣に厚みを持たせたい。
【結論】
1位常廣
外れ下村
2位高
3位森田
4位百﨑
5位寺地
6位関根
以上
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