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スピラ旅行記 その40

今回は少し横道に逸れます。
メインストーリーではないんですが、みんな大好きルールー先生の過去に少し触れていきたいと思います。

ガガゼト山のふもと付近

これからどんどん登っていくのが本来の道順なのですが、ふとティーダが逆に下る道を見つけます。普通は召喚士達は通らない道です。

よく知ってるなぁとワッカも感心

実はこの道、先ほど見たシンの爪痕(谷)へ通じる道なのです。魔物が住み着いていたり、ナギ平原で亡くなった人を投げているような場所ですから、やはり本来は避けるべき場所なんです。

しかしティーダ君は好奇心から足が向いちゃうんですよね。

討伐隊が数名訓練しています

意外や意外。こんなところに人がいるんですよ。
討伐隊員に話を聞くと大召喚士様のヨンクンが訓練していた場所であることが聞けます。もともと討伐隊出身の女性で、ブラスカの前のナギ節を作った人ですね。

強い魔物が生息していたり、モンスター訓練所があったりと、ナギ平原は戦闘訓練にもってこいの場所だったのかもしれませんね。今は討伐隊も解体寸前なのでそういう賑わいは無くなっているようですが。訓練所の管理人もあれですし。笑

七曜の武器発見

えー、これは多分アーロンさんの究極武器になるやつです。
ヨンクンは女性だったので違うでしょうが、例えばミヘン様がかつて使っていた剣だった!とかだととわくわくしますね!

剣を振るい続ける隊員

ほとんど討伐隊はいなくなってしまったがな・・・、と肩を落とす様子も。ミヘンセッションのキズが癒えるのはまだまだ先になりそうです。

近くに洞窟を発見

異様な雰囲気の洞窟。幻光虫もかなり多く漂っています。リュックが少し中の様子を見てすぐに戻ってきました。「ナニ ここ~」と困惑気味。かなり不気味さを感じたようです。

ルールーの後悔

ルールーはここのことも全て知っていました。それは初めてガードを務めた時の旅で訪れたことがあるからです。この洞窟で召喚士を亡くしました。まだ若かった彼女にとってなす術がなかったのでしょう。ルールー自身は生き延びることができたのはその場から逃げ出したからなのか。多くは語らないのですが辛かったことでしょう。

魔物も不気味なものが多い

ゴーストやトンベリなど不気味なものがほとんど。
直接攻撃してこず死の宣告したり、包丁持ってじりじりにじり寄ってくるだけとか怖いんよ。

身を縮めながら歩くリュック

雷平原を思い出しますね、この姿勢。
「な〜んでこんなところに  祈り子があるんだろう
という発言からやはりリュックは文化の違いから祈り子さまを人とや神様のように認識してはいないようですね。スピラに住む人々は祈り子さまがいらっしゃると言います。リュックをはじめとするアルベド族の認識は石像に近い感じかな?

この洞窟の成り立ちもルールーは知っています

ずいぶん前というのがいつを指すのかわかりませんが、ここに祀られているのは盗まれた祈り子さまなんです。どこの寺院のものだったのでしょうね。

ではなぜ犯人は祈り子様を盗んだのか?理由は以下の通り。

アーロンも知っているようですね

さすが元僧兵。この盗まれた事実はエボンとしてはあってはならない失態でしょうから、警備の観点などから聞かされていたことでしょう。

「祈り子がなければ  召喚士は修行にならん。
修行ができなければ  究極召喚は手に入らん。
そういうことだ。」

と、アーロンさん。
ティーダとリュックは「本人の気持ち・・・わかるな」とため息をつくように深く呟くのでした。

大切な人を亡くしたくなくて犯行に及んだのでしょう。いったいどんな人だったのでしょうね。

最も葛藤している2人にとって他人事ではありません

ここにきてあらゆる召喚士を取り巻くあらゆる出来事が明らかになり、自分たちの旅に重ねてみたり想いを巡らしてみたりと、より物語に引き込まれる仕掛けがなされています。うまい。

ほぼ一本道の洞窟

ところどころ紫色の煙が噴き出していたり、幻光虫が漂っていたりとやはり他の地域やダンジョンとは様子が異なります。人が足を踏み入れて良い場所ではなくなっているのでしょう。

最深部に現れた人影

ベルゲミーネとよく似た衣装の女性。同じ寺院出身だったりするのでしょうか。

悲痛な声をあげるルールー

珍しく声色が変わるシーン。悲しみと驚きが隠せない様子。
やはりと言っているあたりこの広場で魔物に敗れたのでしょう。当時の悔しさがこみ上げてくるようで涙をこらえているようにも聞こえます。

ユウナはそっと杖を取り出し異界送りを行おうとするのですが、死人の元召喚士ギンネムが鋭い目つきで威嚇し、金縛りのような不思議な力でユウナ達の動きを止めます。

落胆するルールー

わかっていたことではありますが、魔物と化したかつての仲間を前に落ち込むルールー。何年このことを後悔して抱えて生きてきたのでしょうか。ティーダの母のように異界送りされなくても成仏できる人もいる中、召喚士という崇高な人間であったはずのギンネムが生者に憎しみを抱いて留まってしまうのは何か大きな理由があったのではないでしょうか。

よほどここで力尽きたことが悔しかったのか、谷底へ投げ捨てられる死体を見て慰めるために留まってしまったのか、はたまた逃げ出したルールーが憎かったのか。

人の姿をしていますが言葉はもう通じません

何度も金縛りをかけるような攻撃を繰り返し近づけないように威嚇し続けます。積極的に攻撃を仕掛けてくるわけではないので、ただここに留まりたいのでしょうか。

ルールーは気持ちを切り替え
「ガードとしての最後の務め 果たさせていただきます」
と戦闘へ入ります。

かっこいいよ、ルールー・・・。

ヨウジンボウを召喚

月と夜桜がきれいな登場シーン。

バハムートっぽい和装がかっこいい!

ダイゴロウというお供の狛犬を連れているのも◎
キャラデザ良いッ!!!

アジア系の世界感をベースに作られていますが、ここまで日本を押し出しているのはこのヨウジンボウだけでしょう。お金にがめついエピソードさえ除けばとてもいい召喚獣です。笑

涙を拭うルールー

改めてギンネムと別れる悲しさとある意味での安堵が入り混じった涙を少し流します。「変ね。もっと悲しいかと思ってた。」というのも印象的なセリフですが、それは彼女がギンネムやチャップ達、過去ではなく今を生きている証のように感じます。

ワッカもルールーの涙に戸惑っているのかな

ワッカはこの洞窟に入るまでルールーの苦い思い出の場所だったことに気づきませんでした。鈍感なんですよね、彼。笑

少し気持ちを整理したルールーは、ユウナにこの先に祈り子様がいらっしゃるわ、とお祈りを促します。転送装置に乗り少し離れたところにある小部屋へ入るのでした。

異様な祈り子の間

小部屋とは言いましたが、実際は洞窟の地面に大きな穴を掘っただけの本当に粗末な場所に祈り子様の像が置かれています。寺院のようにガラスで覆われておらず像はそのまま地面に。魂を閉じ込めておくためなのか、呪文のようなものが書かれた布や松明はしっかりと供えられており、この洞窟という無骨な隠れ家感と、とりあえず手順は守って祀った感じのバランスの奇妙さがこの空間の異様さを作り出しています。

剣術に長けた人物だったのでしょうね

帯刀している像は珍しいですよね。いつものようにガラスがない分肌の色などよくわかります。ミイラでもないし、石像でもないし、不思議な色艶です。

討伐隊の恰好をした祈り子様

犬連れてます。かわいい。
ここで「何故力を求めるのか?」的なことを聞かれ、答えるのですが、契約金を払えと言ってくるんですよ。びっくり。笑

答える選択肢によって契約金額が変わったり、それに見合うよう必殺技の発動頻度が変わるそうです。そんなん交渉するのに攻略サイト見るのつまらんので私は毎回直感でやりますけど。

ちなみに今回は15万円ほど値切ってやりました。
どうだ!営業マンなめんなよ!!笑

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