ottayarooooo

その日見た夢を書いていきます。 楽しんでいただければ幸いです。

ottayarooooo

その日見た夢を書いていきます。 楽しんでいただければ幸いです。

最近の記事

夢百夜 ~第五夜 ハリーポッターとゼルダの伝説~

こんな夢を見た ヴォルデモートがホグワーツ魔法魔術学校を襲っていた。 一分もかからない内に学校は崩壊した。 あれほど立派だった建物は、今や見る影もなく、ただの瓦礫と化していた。 その瓦礫の上を、ヴォルデモートが満足げに歩き、その後ろを、マルフォイの父親が、道化を演じるように大袈裟に喜んでいた。 私はテレビの前でその光景を見ているような感覚だった。ただただ、マルフォイが道を踏み外すのは仕方ないなと思った。 やがて、ヴォルデモートとマルフォイの父、そして見たこともないデスイータ

    • 夢百夜 ~第四夜 凄い嫌われてる~

      こんな夢を見た。 階段講義室で卒業式が行われ、それが終わると共に森田君が私の元にやってきた。 「俺お前のこと嫌いやねん。山村もお前のこと嫌いやって。」 良い機会だから言わしてもらう、そんなニュアンスで彼は言った。 思い当たる節はあった。 森田君はやんちゃだが愛嬌とユーモアのある子で、周りや親から愛されていた。 私は愛嬌もユーモアも無いから、優等生でありつつ中学生らしく振る舞う事で周りから愛されようとしていた。けれどそれは色々な嘘を吐きながら生きる事で、頭の良い森田君には見抜

      • 夢百夜 ~第三夜 恋~

        こんな夢を見た。 陽の沈みかけた夕暮れ時、彼女を助手席に乗せて見慣れた道を車で駆ける。 下校する時によく通った道だった。登校する時は最短の道を通るけれど、下校する時はこの、少し迂回する道を通った。友達と野球をする公園があったからだ。 けれど、今はこの懐かしい道が様変わりしている。 5年も前にはこんなに広い道じゃなかったし、こんなに街灯も無ければ、近くに豪奢な住宅街も無かった。 その変貌が私の胸の内を騒がせた。全く知らない道とはまた違う、知った気でいたものが、まるで分かっていな

        • 夢百夜 ~第二夜 海を越え、就活の果てに権力を望む~

          こんな夢を見た。 海を越え、ある島に行かねばならないという使命感だけを持っていた。 船で行けば20分野程度だが、既に出航していたので、私は喜んで泳いでいくことにした。 生来乗り物が大の苦手なため、本当なら船に間に合ったとしてもあえて泳いで行きたかった。しかし海を泳いで渡ろうとすると、周りの親切な方々が、バカなことを言うなと必ず船に乗せて運んでくれる。実際海を長距離泳ぐことの危険性も理解していた。だから、もう船が無いという状況は、私の希望である、世間的には最終手段である泳ぐと

          夢百夜 ~第一夜 古本屋にて~

          こんな夢を見た。 古い、本当に古い本屋を見つけて、なんとなく中に入ってみた。 天井の端の、小さな吊り天井に小型テレビが置かれ、そこに上岡龍太郎がインタビューに答える姿が映っていた。 『上岡さんの好きな本は?』 そう尋ねられると、彼は「雪嶋律子さんの『胎児』です。」ときっぱり答えて、インタビュアーを驚かせた。 そして、続けて答えた。 「雪嶋律子さんが好きなんですけど、そうですね、やっぱり『胎児』が特に好きだな。彼女といえばあの作品、なんて所がありますもんね。」と言って軽く笑っ

          夢百夜 ~第一夜 古本屋にて~

          どすこいドストエフスキーどすこい

          どすこいドストエフスキーどすこい