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手放せないヘアブラシ

幼少期から10代〜20代にかけて、櫛を使うことはほとんどなかった。 
直毛で、髪の長さが大体ボブ〜ミディアムの間だったこともあり、髪を櫛で梳かすという概念がなかった。使ったところで意味が見いだせずに持て余すのだ。今思うと若いってすばらしい。

しかし30歳を過ぎた頃、元々あった白髪が一気に増えた。白髪と言うだけで憎いのに、新しく生えてくる白髪はうねうねくねくねしている。カラーリングで何とかなると思っていたけど甘かった。
それだけではない。全体的に髪がごわごわするようになったし、鏡で見るとどうにもぼわんとしている。それなのに前髪のボリュームは減った気がする。毎月白髪染めをし、シャンプーとトリートメントを変えて若干マシになったが落ち着く気配はなかった。
髪の毛の取り扱いがこんな難しくなるなんて。加齢嫌だ、加齢怖い、助けて!と困っているところに、ある日急に櫛が視界に入った。
あれ、もしかして、こういうときに櫛を使うのでは?

こうして私は櫛を使う人間になった。櫛を手にして、髪の悩みがこれで綺麗さっぱり消え去ったかといえばそんなことはない。絹のような髪にもなっていない。ヘアオイルは手放せないし、少し良いのに変えたシャンプー・トリートメントも継続して使っているので櫛だけのおかげとは言えない。しかし、櫛のおかげで髪が落ち着き、まとまるようになり、前より鏡を見るのが苦じゃなくなったのは本当だ。あとこれは心持ちではあるが、抜け毛の量が減った気がする。
前書きが長くなったが、櫛を使うようになって色々と試した結果、今継続的に使用している櫛について書きたい。

AVEDAのパドル ブラシ
・タングルティーザーのザ・アルティメットディタングラー
・KOBAKOのヘアスムースブラシ

櫛を持っていなかった人間(うそ、本当は自室を探せばどこかに1本くらいあったと思う)が、今は3本を使い分けている。どれも手放せない大事な櫛だ。

AVEDAのパドル ブラシ

ヘアマッサージとして入浴前に使用。頭皮をパカパカすることで髪を健康に、抜け毛予防に。普通に気持ちいい。



タングルティーザーのザ・アルティメットディタングラー

ミニサイズを浴室に置いている。濡れ髪に使える。ヘアトリートメントを浸透、乳化させるのに使用。丁寧にトリートメントをすることで髪のうねりがマシになる。ツヤも出る。ブラシは湯水をぶっかけて洗えるので清潔なところも良い。 



KOBAKOのヘアスムースブラシ

一番のお気に入り。頭皮マッサージできる硬めのピンで、これでドライヤー後やヘアケアとしてセラプレヤの育毛ローションを塗ってからマッサージする。シャンプーブラシとしても使えるらしいけど、濡れ髪に優しくなさそうなのでその用途では使用していない。
普通にブラシとしても使う。静電気やぼわんと浮いた毛が落ち着く。若干艶感が出るような気もする。ブラシサイズの収まりもいいので、旅行にはこれ1本を持って行く。


人気なものはやっぱり良いというのが結論。しかし人気でも、動物毛のブラシは管理できないと思って使っていない。
長い間櫛を使ってこなかったが、ヘアケアにおいて櫛は大事だと今は思う。あと頭皮。頭皮へのある程度の刺激は大事。


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