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死別の悲嘆から今、穏やかに彼を思う ~この世を去ったらどこへ行くんやろう?~

今日はちょっと理解しがたいかもしれへんけれど、私が思う「この世を去ったらどこへ行くんやろう?」っていう話。

10年以上前に大切な人と死別した。

その後の死別の悲嘆がひどかった。

喪失感とともに絶望しかなく、毎日が暗闇。

亡くなる前の10カ月二人三脚での闘病生活やったから、いつの間にか彼は私の体の一部みたいになっていたんよな。

そやから体の半分がなくなってしまったような感覚を覚えながら、どこへ行ってしまったん?って、一人暗闇の中号泣する日々やった。

一年経ち二年経ち、、、まだ気持ちは回復しやんかった。多分複雑性悲嘆っていうやつやったんやと思う。
三年が過ぎたころ、少しずつ気持ちの中で折り合いをつけれるようになってきた。でもやっぱりまだいつも探してしまってたなぁ。

で、四年半くらいたったころに、今のパートナーと知り合ってペルーへ移住。
やっと気持ちが前向きになったと思ったらこっちで問題発生で、今まで書いてきたような感じになった。

とまぁ、こんな感じで死別の後の日々を送ったわけなんやけど、、、。

その日々の中で、いろんな不思議なことが起こったんよな。

例えば、おかんと北陸道を走っていた時、周りに全然車おらんしすっごい眠くなってきた。
何とも言えへん異様な眠気に襲われたけど、車止めれる場所がなくて仕方なく走り続けた。

トンネルに差し掛かって眠気がピークに。やばい!寝そう、、、って思ったとき

「かっちゃん」

って名前を呼ばれたん。

おかんに?

違う。

彼に。

「KUちゃん!」

ハッとして目がぱっちり覚めた。

で、トンネルを出てすぐのところで、二車線の道路を車一台すり抜けれるくらいの状態で車二台が事故して立ち往生していた。

おかんは助手席で爆睡してたけど、起こして言うた。

「KUちゃんが起こしえてくれへんだら私もあの車にツッコんでた。KUちゃんにおかんもありがとう言うて」

って。笑

あの時、マジでうとうとしてたしぼーっとしてた。そやからKUちゃんが私を呼んでくれへんかったらぼーっとして事故車に気付くの遅れてたやろうし、とっさのハンドル操作やブレーキ操作などもできへんだと思う。

KUちゃんに救われた。

それ以外にもある。

あれ?鍵どこ置いたっけ?

あれ?iPhoneどこ置いたっけ?

そんな時は「KUちゃん、どこ行ったか教えて」って聞くとすぐに置いた場所に体が向く。
そして発見する。

これ、休みの日に実家へ行ったときにもあった。

庭のなすびをもらうことになってて、でも実家には誰もおらんくて。

はさみを探したけど見当たらんくて、すっごい探したけどなんでか知らん見つからん。
よし、聞こう。

「KUちゃん、はさみどこにある?」

そしたら、何度も探したところがすごい気になる。そこへ行くと一つの箱がすごい気になる。
開けると

有った!

これ、今も継続中。
物をどこへやったか忘れた時にはKUちゃんナビで発見する。

で、一番不思議な事。

それは、いつもここにおると感じること。
思い出せばいつも大きく包み込んでくれている感じがすること。

大きくっていうのは愛とかそういう大きさじゃなくて、なんていうんやろう?

空気になって包み込んでくれてるって感じかなぁ?

見えんけど、ものすごく大きな規模で、でも私をしっかり包み込んでくれてるって感じ。

ものすごい大きな存在になってる。

でもこれ、彼だけではなく、亡くなった実兄やじいちゃんやばあちゃん、その他親族皆も、お世話になって先だった方たちも。

み~んな大きな存在に一つになって包んでくれてる感じがする。

でも、やっぱ彼以外では実兄とか親族が一番意識されるのは私の血の問題なんかなぁ?わからんけど。

そんな大きな存在に包まれてる感覚をペルーに来てからすごい感じるようになったんやけどさ。

最近、原始釈迦仏教の話をYouTubeで見てて、「そっか!そういうことやったんや!」って思ったことがある。

それは、

大きく包み込んでる感覚は宇宙やったんや!

ってこと。
宇宙になって大きく大きく包み込んでくれてる。

そう思うとずっと私が感じてた感覚に説明がついて納得できた。

人は死んだら宇宙になる

これが真実なのかどうかはわからん。
でも、私が体験してきたことや感じてきたことを説明するにはそうじゃなきゃ説明がつかへん。

もちろん私は霊能力者でもないし霊感もないし、智慧もないし悟りも開いてないしなんも分からんただのおばちゃん。

だからそれが絶対正しいなんて言わへんし、押し付ける気もない。
でも、私は思う。

人は宇宙になるって。

そんで、大きく包み込まれているって感じるようになってから、どこかずっとひどい悲しみや絶望や喪失感を引きづっていたのがスゥッと消えて行った。

いつもここにおる。包み込んでくれてる。

その安心感に守られている。


ちなみに、私は原始釈迦仏教の教えがすごく腑に落ちて納得できて、お釈迦様の言うたことを今生かして生きるようになってすごく心が軽くなって、相変わらず嫌なことはあるけど流せるようになってきた。

日々すごく穏やかな気持ちで過ごせるようになってきた。

あんなにもがき苦しんで、私を虫けら扱いするパートナーにものすごい怒りを覚えて止められへんかったのが、今ははっきりものを申すだけで怒りに支配されることがなくなった。

人は宇宙になるっていうと、怪しい宗教っぽくてキモいと思う人もおると思う。人はみんなそれぞれに考え方があるのでその人それぞれに思うように思えばいいと思う。

が、私は上記のように実体験で感じた、ただそれだけなので、何かの宗教に入るつもりもないので勧誘しないでね。笑

ちなみに、死神とかっておると思います?
私、闘病生活中に見ましたの。
オカルトとか霊とか子供のころから怖くて怖くてホラーな話なんて一切聞けへんだ私が、怖いから信じへんかった私が、、、出会いましたの。

あの闘病生活の中で四回出会ったけど、宇宙になった実兄やご先祖様に命助けられたなって思ったのもありますの。

この話、また何れ。。。

聞きたい人おるんかなぁ?

長くなっちゃったけど読んでくれてありがとうございます!

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