「サブスク断ち」を試してみた

少し前の話になりますが、ずっと契約してきたAmazon Music Unlimitedの年間契約更新時期になったのをきっかけに、いったん契約更新するのをやめて手元にある音源だけで過ごしてみました(サブスク断ち)

やったのはこんな感じ
①手持ちのCDをリッピングしてNASにデータを置いて聴く
②手持ちのレコードを聴く
③ラジオを聴く
④YouTubeを見る
⑤Amazon Musicでプレイリストだけを使って聴く

そして、それぞれを試してみた感想は次のとおり、



<それぞれやってみた感想>
①手持ちのCDをリッピングしてNASにデータを置いて聴く
1日に2,3枚づつCDをリッピングしてNASに置いていきましたが、40枚くらいやったあたりで疲れてしまいました(サブスクだったら何もしなくても聴けるし…)。あと、サブスクのハイレゾ音源に耳が慣れてしまったせいで、CD音源で聴くとどうしても音が薄く感じますね(アップコンバートもできなくはないんだけれど、ちょっと嘘っぽくなるというか…。イマイチ)。もちろんサブスク音源は全てがハイレゾというわけではないので、一概に比較できないのですが、同じ16bit 44.1kHzサンプリングだったら、ボタン一つですぐ聴ける方が当然利便性がいいというわけです。

②手持ちのレコードを聴く
レコードで持っているものも、だいたいはサブスクでも聴けるんですが、音的にはレコードの方が味わいがありますね。漫然と選ぶと同じ盤の同じ曲ばかり聴いてしまうので、棚から適当に抜き出してB面から聴くとか、少し変わった聴き方をしてみました。これはこれで新鮮な気分になってよかったです。

③ラジオを聴く
サブスクが無いということは、音楽の供給源が絶たれるということなので、ここは原点にもどってラジオを聴いてました。NHK-FMでクラシックの番組とか、過去の名盤をピックアップしていくような番組とか。聴いていて気づいたのですが、ラジオではCDになっていないような音源がけっこう流れますね。あまりに良かったので、後からNHKのラジオアプリ(らじるらじる)を使ってPCでデジタル録音して個人的にアーカイブにしたりしました。

④YouTubeを見る
検索して音楽を聴くなら、やはりYouTubeがお手軽ですね。定期的に広告が出てくるのと、どうしても映像込みで聴くことになるので、集中力が削がれる感じがありました。やっぱりYouTubeは聴くものではなく見るものか…。

⑤Amazon Musicでプレイリストだけを使って聴く
Amazon Music Unlimitedに加入してなくても、アーティストごとに分かれたおすすめプレイリストは聴けるようになっていたので(知らなかった)、それを使って適当に聴いてました。漠然と音楽が聴きたい場合に、アーティストだけ選べば曲はプレイリストに沿って再生されるのはなかなか良かったです。硬貨を入れて「がちゃがちゃ」を回している感じですかね。こういう聴き方は今後もやってみたいなと思いました。


こんな感じで1ヶ月ほどサブスク断ちをやってみましたが、その結果、やっぱりサブスクって便利なんだなと再評価するに至り、Amazon Music Unlimitedを再契約しました。元々、無理に契約を切ろうとしていたわけではなく、他に出来ることを試しておきたいと思って始めたことなので、一応、思いつくことはひととおり試せたという点で自分的には収穫になり、良かったかなと思いっています。

また1年たって年間契約終了時期になったら、また「サブスク断ち」していろいろ試してみようかなと思います。