トロ@日記の人

主に音楽、本、写真、アートのこと書きます。(ギター/アナログシンセ/電子工作/レコード/フィルムカメラ/モノクロ写真/現代アート/夏目漱石/散歩/etc...)

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最近の記事

今週やったこと

今週はこんなことをやってました。 Obsidian(Markdown形式を使えるメモアプリ)を導入 Bachの平均律クラヴィーアの楽譜(4声のやつ)をMuseScoreStudioで打ち込み開始 三島由紀夫の「春の雪(「豊穣の海」第1巻)」を原稿用紙に筆写しはじめる(1日に400字詰め原稿用紙の半分だけ) 文学フリマに行く 1. Obsidian導入Obsidianは少し使えそうです。以前、BearというMarkdown形式のメモアプリを使ってましたが、メモが発散し

    • ジュンク堂で本を探す

      本の情報はネットでも手に入るけれど、実際に手にとって中身を見ながら本を探したいときもあって、そういう時は大型書店に行きます。今回は週末の土曜日を利用してジュンク堂に足を運びました。 ▪️ お目当てのカテゴリーは生成AIとクラウドコンピューティング。どちらも本の種類が多く、なかなか悩ましい。 生成AIの方はChatGPTを使ったプロンプト・エンジニアリングの本を探していましたが、どの本も似たり寄ったり。手元に置いておいてパッと参照できるような網羅的な本が欲しかったのですが、

      • バッハ「フーガの技法」の活用方法を考えてみた

        先日、バッハ「フーガの技法」の楽譜(ピアノソロ完全運指版)を買いました。私がこの曲をピアノで弾ける、というわけではないのですが、ただ漫然と音楽を聴いているよりも、楽譜を見ながら聴いた方が何か発見があるかと思い、音楽のお勉強と思って購入した次第です。今のところ、「フーガの技法」の解説書や対位法の本などは用いずに、各曲を順番に聴きながら日々、ピアノ譜を眺めています。 ▪️ 楽譜を見ていて気づいたのは、全ての曲がニ短調で書かれているということ。ニ短調というと♭(フラット)が1つ。

        • 平凡な日曜日

          特に用事もなかったので、お昼は先日教えもらった町中華に出かける。昼の12時、一番暑い時間帯に地下鉄の駅から10分ほど歩いた。麻婆麺のランチセット(麻婆麺に小さいチャーハンが付く)というのを注文。結構量もある上、唐辛子も効いていて、食べているうちに外を歩いていたときよりも汗をかいてしまった。 昼食後、本屋に寄る。楽譜コーナーを覗いてみたが、探していたものは無かった。Amazonで見つけた本を大きな本屋に探しに行くと無いというパターンはこれまで何度も経験していたので、実は昨日の

          「サブスク断ち」を試してみた

          少し前の話になりますが、ずっと契約してきたAmazon Music Unlimitedの年間契約更新時期になったのをきっかけに、いったん契約更新するのをやめて手元にある音源だけで過ごしてみました(サブスク断ち) やったのはこんな感じ ①手持ちのCDをリッピングしてNASにデータを置いて聴く ②手持ちのレコードを聴く ③ラジオを聴く ④YouTubeを見る ⑤Amazon Musicでプレイリストだけを使って聴く そして、それぞれを試してみた感想は次のとおり、 <それぞれ

          「サブスク断ち」を試してみた

          「フォト・ムジーク」を探して

          前回のお話の続きです。この曲(「フォト・ムジーク」)の音源の話。 サブスクで聞こうとしたらサブスクには入ってない(検索してもひっかからない)。音源が入ってるCDはあるみたいだけれどプレミアがついてる。どこかちょうどいい形で手に入らないものか…? そんなこをと思って、もうちょっと探してみたらこの曲の音源の情報が出てきました。なんと、あのNHKみんなの歌の歴史に残る名曲「コンピューターおばあちゃん」のEP(7インチレコード)のB面でした!(今までどんな曲がB面に入っているか気

          「フォト・ムジーク」を探して

          遅ればせながら「フォト・ムジーク」を知る

          先日、YouTubeで見かけた動画の中に、KORGのMicroKorg(←シンセサイザー)を使ってprophet5の音を再現しているものがありました。そして、この動画を作成された方の別の動画で、再現した音を使い坂本龍一さんの「フォト・ムジーク」という曲を再現している動画を見ました。 お恥ずかしながら「フォト・ムジーク」という曲を知らなくて、軽くサブスクで調べても出てこない。教授(←坂本龍一さん)の曲なら結構聴いたことあるのに…と思って調べてみると、教授名義のアルバムには入っ

          遅ればせながら「フォト・ムジーク」を知る

          なんとなく速弾きの練習をはじめてみる

          ここ数日は、思い立ってエレキギターで速弾きの練習をしています。 ギターは自分が楽しむ程度には弾けてるつもりなんで、これまで特にテクニカルなことにこだわって練習はしてこなかったのですが、最近、「速弾きには速弾きの使う筋肉があって、テンポを下げて弾いてるだけではいつまで経っても速弾きができるようにならない」という話を耳にしまして、少し速弾きの練習でもしてみようかと思った次第です。 確かに、速弾きって漫然とギター弾いてるだけではできるようにならないんですよね。というわけで、急に

          なんとなく速弾きの練習をはじめてみる

          MuseScoreをインストールした

           以前、MusicXMLのことを調べていたときにみつけたMuseScoreというアプリ(とサービス)。アカウントだけ作ってほったらかしてましたが、年始の空いた時間を使ってインストールしてみました。macOS版アプリとiPadアプリとで課金体制が違う感じだったのでインストールを躊躇していたんですが、失敗したらしたでなんとかなるかと思ってやって、一応うまくいきました。 簡単に言うと、下記のとおりです。 ■ 1.MuseScoreのサイトにアクセスしてアカウントを作成する 2.

          MuseScoreをインストールした

          サブスクで迷子になった

          1ケ月ほど前からAmazon music HDを利用しています。Spotify→Apple musicと渡り歩いて、ようやくCD、ハイレゾ音質に到達しました。   圧縮音源で聴いた後、同じ音源をCDで聴くと「あーやっぱり音質違うんだんなー」と、何か時間を無駄に使ってしまったような虚無感を感じていたのですが、この問題は一応解消されました。   Amazon music HDの恐ろしいところは自分がCDで持ってる音源の9割5分以上がコンテンツに入っているところで、『これまでC

          サブスクで迷子になった

          桜に想う

          以前、12月の寒い時期に奈良の吉野山に行く機会があった。   個人的には、冬の奈良はオフシーズンで静かなイメージ。実際、その時の奈良も観光客は少なかった。そして、冬の日の平日昼間の吉野山では誰にも会わなかった。   そもそも、吉野山に行ったのは偶然で、その時はたまたま山の上の方まで車で行くことになり、途中で「ここはもしかして、吉野山では?」と気づいた感じ。   急な坂道を登る間、「吉野の千本桜」との呼び名にあるとおり、周りの木々のほとんどが桜の木だったのだろう。頭の中で

          友人と会うのは年1回くらいが丁度いい

          もうすぐ3月も終わりですね。 私の場合、仕事の切れ目は季節とほぼ関係ないので、“3月が終わる”といってもこれといって何も思わないんですが、進学や就職で環境が変わる人にとっては、3月と4月の境界線は歴史で言うところの「年表の色が変わる」くらいの感覚なのかなと思います。   ■ さて、環境が変わるとそれがきっかけで疎遠になる人もいるかと思うのですが、私の場合、何となく昔からの慣習(?)で友人とは年に1回は会う(もしくは連絡をとる)ようにしてまして、それがいまのところずっと続い

          友人と会うのは年1回くらいが丁度いい

          『記憶のボトル』

          『記憶のボトル』

          “夏旅” 「車窓」

          “夏旅” 「車窓」

          『jellyfish』

          光差す 晴れた朝 横顔に映る影が 白い肌を切り取る 「雨が降ればよかった」と呟いた 寂しそうに 遠のく電車を見送る ありふれた駅で 変わらない自分に気付いた. — — — 知らない人の たくさんの声 どこに行けば 聴こえるだろう 街には音が溢れ すれ違っている 私はいつか 私を 誰かに見つけて欲しいと思う. ◾️ レンズ越しに 自分探して 今日もまた 光の中で遊ぶ ふんわりとヴェールまとい 音も無く漂う 水面に揺れるjellyfish のよう

          漱石の初期三部作

          四月に夏目漱石の初期三部作(「三四郎」「それから」「門」)を読んでみようと思いたち、順番に読み進めています。 「三四郎」は熊本の高校を卒業した主人公の三四郎が東京へ出てきて大学生として生活を始める話。ボーイ・ミーツ・ガール要素もあり、明治末期のどこかのほほんとした要素が感じられる作品。 「それから」は大学時代の友人とその妻の援助をするうちに友人の妻の方に惹かれていき…。という話で、人間関係が「こころ」にちょっとだけ似ていると言えなくもないです。 「門」は不倫の末、夫婦と

          漱石の初期三部作