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Xデザイン学校大阪分校マスターコース #09 プレゼンテーションの制作
あけましておめでとうございます! 残り少なくなってきましたが、第9回目のXデザイン学校に参加してきました。次回の最終発表に向けて、今回はサービスのブラッシュアップをし、プレゼンの制作を行いました。
1.ビジョンに向かって体験をデザインする
まずは、講師の佐藤さんからお話があったCES 2020の振り返りについて。今年のCESは大きく変化し、「製品」のCESから「ビジョン」のCESになったというお話がありました。自分も参加した2017年のCESは「家電」から「車」が話題になっていましたが、あっという間にそれが過去のできごとになったことを感じました。
「ビジョンを描き、人々の暮らしをどうしていきたいかをデザインする。」
それができなければ「Disrupt」される。だからテック企業のSONY、トヨタ、NTT、そして今までCESとは関係がなかったデルタ航空までがCESに参加してビジョンを発信する。
そんな時代に必要なのはビジョンを描き、そのビジョンを実現するためにどういった体験が必要なのか、バックキャストで考えデザインする力。サービスデザイナーの役割が変化していくことを感じました。
2.あるべき体験からデザインを考える
私達のチームは実現したいビジョン(WHY)、何を提供したのか(WHAT)は決まりましたが、どうやって提供するか(HOW)の部分が決まっておらず、優位性があるビジネスモデルを描けていませんでした。
そこで、ユーザーインタビューに基づいて書いたカスタマージャーニーマップを見て考えることにしました。しかし、それを見ていると「ユーザーが違和感を感じないように、今の動線の中に新しいサービスを埋め込もう」と考えてしまい、既存のUXの改善しかできていませんでした。
なので一旦現状のカスタマージャーニーを捨て「ビジョンを実現する上であるべき体験は何か?」という視点でサービスを考えたところ優位性があるビジネスモデルが少し見えてきました。
ユーザー調査に基づいて作ったカスタマージャーニーマップはAs-Isの課題分析には有効な手段であるものの、To-Beのあるべき姿を描くサービスデザインをする段階では、ビジョンからあるべきカスタマージャーニーマップを描き直す必要があることを学びました。
3.迷ったらビジョンで判断する
もう一つ進めていく上で感じたビジョンの効果があります。一つのビジョンに向かって進んでいると思っていても、サービスを具体化していくとメンバー間で意見が違ってくるポイントが出てきます。私達のチームでも「どこまでサービスを自動化すべきか?」で意見が別れましたが、「この意思決定はビジョンと合っているのか?」で判断を行いました。ビジョンに基づいて判断をしたことで判断ポイントが明確になり、メンバーの意識を合わせることができました。
4.次回に向けて
改めてビジョンの大切さを感じた回になりました。次回の最終発表に向けて、最後の追い込み頑張ります!!
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