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完全無料!G1マイルCS 最終見解!自信の◎本命馬はこの馬だ!

G1マイルCS 最終見解

昨年同様、阪神1600mで行われるマイルCS。今年のマイルCSは『古馬vs3歳馬』というのがテーマに相応しい豪華なメンバーが集まった。

歴代のマイラーでも1、2を争えるレベルの馬になったグランアレグリア。

21戦の生涯戦歴で4着以下の成績が0(国内戦に限る)のベテラン、インディチャンプ。

同世代に怪物コントレイルがいなければ無敗の2冠馬だったサリオス。

3歳マイル王、毎日王冠ではダノンキングリーに安田記念の借りはしっかり返したシュネルマイスター。

NHKマイルでは1番人気ながら3着と負けたものの朝日杯では驚異のレコードで優勝し、京成杯AHでもトラックバイアス的に不利な大外をしっかり伸びてきたグレナディアガーズ。

皐月賞ではあのエフフォーリアを抑え1番人気と支持され、骨折明けとなった富士Sではまだまだ底を見せない走りを見せてくれたダノンザキッド。

本当に豪華なメンバー構成となりエリザベス女王杯の結果を見て、今週も一波乱を狙いたい人間が多いと思うが今年のマイルCSの中心になるのは間違いなくこの6頭だと思っているし、勝ち馬もこの6頭の中から出ると俺は思っている。

この6頭の評価を話していこうかと思うがその前に俺が今年のマイルCSにおいて最重要視している事を言っておきたいと思う。

それは

『近年のマイルG1とは異なるマイルG1に適正がある馬』

これにつきる。

今開催の阪神で開催されたG1での記事にも書かせてもらったが今年ロングラン開催になる阪神競馬場は現在の時点でかなり荒れた馬場になっている。

昨年もエリザベス女王杯→マイルCSは阪神競馬場で開催されたが

開幕2週目(20年)

20年デイリー杯 
勝ちタイム 1.32.4
エリザベス女王杯
勝ちタイム 2.10.3

開幕6週目(21年)

デイリー杯
勝ちタイム 1.35.1
エリザベス女王杯
勝ちタイム 2.12.1

先週の結果を比べると一目瞭然だが今年は早い時期からの阪神競馬が開幕した事で馬場悪化が進み、昨年の高速馬場と違い時計のかかる馬場となっている。

これが『例年と違うマイルG1』という最大の要因であり

21年
安田記念 1.31.7
ヴィクトリアマイル 1.31.0
マイルCS ?

20年
安田記念 1.31.6
ヴィクトリアマイル 1.30.6
マイルCS 1.32.0

古馬G1ではないが今年の桜花賞でソダシが記録した1.31.1という驚異的なレコードも同じように近年では1.32.0を切るような勝ちタイムが当たり前のように出ており、高速決着を得意としている馬が当然好走している。

しかし、今年は荒れに荒れた阪神競馬場…

いくら好メンバーとはいえ、今の阪神マイルで1.32.0を切るような勝ちタイムはどう考えても想像は出来ず求められる要素が異なるレース質になると考えている。

『スピード<タフさ』

物凄く簡単な言い回しで申し訳ないが、これが今年のマイルCSにおいて俺が最重要視する要素だ。

前置きで話が長くなってしまったのでここからは今回のマイルCSの中心となるであろう6頭を『本命◎から脱落した順番』で書いていきたいと思う。

1番初めに脱落したのはダノンザキッド。

ホープフルS、弥生賞でタイトルホルダー、シュネルマイスター、オーソクレースと差のない競馬をしているのだから実力は間違いないだろう。

血統的にも晩成型の傾向が強そうなダノンザキッドはこれからの活躍に期待が持てるのだが、現状の実績からマイルCSにおいて本命◎とまで推せる要素が俺には見つけられなかった。

調教からもメイチ勝負とは思えず、あくまで『今後に向けて』という気配が強かった。

だが、仮にダノンザキッドが優勝してしまうような事があるならそれはそれで来年以降が楽しみで仕方がないだろう。

2番目に脱落したのはインディチャンプ。

安田記念での競馬では流石に衰えを感じたのは正直な感想だった。

渋った馬場の高松宮記念での好走に比べ安田記念、阪急杯のような高速決着での敗戦を見ると年齢を重ねる事にスピードの衰えは間違いないだろう。

その点、今回の時計のかかる馬場は歓迎だろうがこの馬が『叩き量化型』というのは有名な話。

今回の出走メンバーは調教が素晴らしい馬が多い中でインディチャンプの調教は特に目立つものではなく、この条件だと本命◎に推奨するのは難しい。

3番目に脱落したのはグレナディアガーズ。

今回多数出走する3歳勢の中でも秋初戦の内容、調教内容、輸送無しと様々な条件で優れている馬。

昨年の朝日杯では今回の同コースでも優勝しており文句がないように思えるが、それはあくまでも例年のマイルG1の条件の場合である。

1.32.3というレコードで優勝した朝日杯だけでなくこの馬が好走した京成杯AH、NHKマイル、ファルコンSは全て早い時計が出る馬場状態で行われたレースであり、今回のような時計がかかる舞台での重賞は初めての経験になる。

とはいったものの、過去4回の重賞では全て3着以内に好走している点を見るとやはりフランケル産駒×米国系という感が強く、持ち前のスピードを活かせる競馬とは違う競馬になるであろう今回は強気に推すことは出来ない。

4番目に脱落したのはグランアレグリア。

先に言っておくが『例年と違うマイルG1』と言い切ったからには『近年のマイルG1』で活躍してきたグランアレグリアを本命にする訳にはいかない。

中2週ローテ、蹄の状態、調教とここ最近のグランアレグリアには珍しく不安要素が日々ネットに上がっているのを見たが俺はローテ、馬体の状態ともに特に問題ないと考えている。

ただ、天皇賞(秋)の時にも話したが典型的なディープインパクト×米国系のグランアレグリアには大阪杯のような荒れた馬場、天皇賞(秋)のようなタフなレース質のレースは合わないのは間違いない。

グランアレグリアに関しては今までに何度も予想記事で話してきたつもりだし、条件が合わないとはいってもこのクラスの馬になると馬券内の好走は普通にあるだろうが『本命◎=勝ち馬』のスタイルである俺の予想からすると今回のマイルCSでは本命にする事はない。

残りの2頭は本当に悩んだのだが…

5番目に脱落したのはシュネルマイスター。

過去の6戦全てのレース内容はどれも素晴らしく、持続力戦、瞬発力戦と様々なレース質に対応してきているところを見ると間違いなく来年は『マイル界の中心』になる馬であろう。

ここまで荒れた馬場での競馬は初めてになるだろうが母方がドイツ牝系という点からもあっさりこなしてしまう可能性が高いと考えている。

しかし、マイナス要素がない訳ではない。

まずは『関西圏への初輸送』だ。
こればかりは経験してみないと分からない事だし、どの馬も通ってくる洗礼みたいなものなので仕方がないがそれ以上に心配なのが『内枠』という事だ。

シュネルマイスターは前走、毎日王冠まで内枠に入った事がなく、最内枠でどのような競馬になるか注目して見ていたが、この時は少頭数+ペースが流れたという事もあり縦長の隊列となったので『揉まれる競馬』を経験する事が出来なかった。

またゲートがあまり得意な馬ではないのでスタートして後ろに下げるのかもしれないが、直線大外ブン回しで簡単に差し切れるメンバーではない。

馬券圏内には高い確率で入ってくるとは思っているが、『初輸送+内枠』の不安が最後まで本命◎にする事が出来なかった。

 

そして今回、俺が選ぶ自信の本命馬は、、、、、
◎サリオスだ!!

今年のマイルCS本命◎は昨年の毎日王冠以来、苦戦が続いていたがようやく『適正が高い』レースになりそうなサリオス。

サリオスは今回の記事の冒頭に書いた『近年のマイルG1とは異なるマイルG1に適正がある馬』に最も相応しい1頭だと思っている。

ハーツクライ×ドイツ牝系という血統背景からも今年の安田記念、昨年のマイルCSのような高速決着では分が悪く、時計のかかる馬場のマイル戦は歓迎だと考えている。

またマイラーとしてどうなの?みたいな声も多数見たが、正直ベストは1800mだと思う。

しかし、今回のメンバー構成を見ると絶好枠に入り逃げるであろうホウオウアマゾン、その後ろに付きたいはずのロータスランド、陣営は控えるとは言っているが1200m戦を何度も逃げてきたサウンドカナロアの謎の参戦もあり、ある程度ペースは流れるのでは?と俺は考えている。

それに加えて後方勢からはグランアレグリア、シュネルマイスターが差してくる流れをイメージするとレース全体が締まり『非常にレベルの高いレース』が想定されるが馬場は荒れた馬場という事を考えると今年のマイルCSは

『マイル戦以上にタフなマイル戦』

というのが俺の答えだ。

1800m~2000mのレースをベストとしているサリオスの良さが活きるマイル戦になると俺は考えている。

競走成績から『早熟?』と見られる事が多いが晩成型のハーツクライ産駒、姉サラキアの5歳時の覚醒、母はドイツ牝系の欧州系と血統からは早熟気配は全くといって良いほど見つからず、むしろこれからの馬と言いたくなるぐらいだ。

久しぶりに適正が合うレースになりそうなので世間が驚くような走りを期待したい。  

勝ちたきゃ俺を信じろ! 

俺は今日も勝つからよ!

 


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